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苦手なもの(2)

読んでくれてありがとうございます

今日ついに若隆景が単独年間最多勝を決めました

とても嬉しいです!

明日は貴景勝!


“久しぶりだね”

「あぁ、俺もお前に合わないように頑張ってきたんだが…」

長い間死なずに済んでたのに。

またこのインチキ仏と会う日が来るとは…

俺はあの後、普通に間違えて死んだ。

黒い弾はしっかりと爆発した。

これだから古典は!

“まぁ暗黒竜と戦ったんだ。仕方ないよ”

「暗黒竜って強いのか?」

“うん。そもそも暗黒竜が出てくること自体珍しいことなんだ”

「確かゴンゾウさんも久しぶりだって言ってたな」

“そ、普通のプレイヤーならその前にやられるからね”

ってことは俺はそこそこ善戦で来た方なのか?

だが、相手が古典である以上俺にはどうにも。

「いったいどうすれば…」

“さぁ、どうやって勝つのか考えるのは後回しさ!”

それもそうだな。

なんせここに来たからには。

“レッツ写経!!”

「クソゲーが!!!」

これが嫌だから今まで生き残り続けてたのに。

まぁ死んでしまったのは俺の弱さが原因だ。

書くしかない。

“はい、これ紙と筆ね☆”

相変わらずこいつはノリノリなんだよなぁ。

俺は書き始める。

やっぱり腕に来る。

あ~頼むから早く終わってくれ。

“で、話を戻そうか”

「戻す?」

“君が言い始めたんだろ、どうやって倒すのか”

「まさか、何か知ってるのか!?」

“まぁ一応ね”

おぉこいつ、もしや本物の仏なのでは!?

もはや神々しい気すらしてきた!!

「それはいったい!?」

“それはね…”

古典を、あの憎き古典を…

俺はつばを飲み込む。

“克服することだ”

「こ、克服?」

“うん、それしかない”

「そ…」

そんなのできるならとっくにしてる!

できないから今悩んでるんじゃないか!!

「そんなのできたら苦労しないよ!」

“そう、その通り”

「その通り?」

“うん、だからこそゴンゾウさんに勝てる人は少ないんだ”

そんな理由だったのか。

そりゃ難しいはずだ。

「力づくでは無理なのか?」

“あの特殊フィールドを壊すのかい?”

「あぁ、そっちの方が現実的だ」

俺が古典を得意になる未来など見えない。

“無理だね、今の君ではどうしようもない”

「力不足か」

“間違いないね”

俺が弱いせいで古典を勉強しないといけない。

こんなに悔しいことはない。

くそ、俺に力があれば!

そもそも…

古典をしたくないから己の無力を責めることになるなんて!

こういうのは自分の大切な人が目の前で死んだ時とか!

すごい戦いで殺されそうになった時だろ普通!

こんな展開望んでないんだわ!!

そうこうしているうちに写経が出来上がる。

“これだけは覚えておいて、君はこのゲームのトッププレイヤーになる素質を秘めている”

「え?」

“僕は全プレイヤーに会っているんだ間違いない”

「確かにそういわれると…」

インチキ仏被害者の会でも立ち上げようかな。

“とにかく、これを克服できなければ未来はない“

まさかこいつに励まされる日が来るとはな。

古代王の左腕…

「そうか、なら克服してやる」

俺は自身を持って言う。

「俺は未来のトッププレイヤーだからな」

“ま、せいぜい頑張りな。紙はいっぱい用意しておくから”

「余計なお世話だ!!」

こいつ、せっかくいい雰囲気だったのに!

まぁそういうとこもこのゲームらしいか。

俺はもう、奴を倒す最短ルートを見つけた。

プライドは、今捨ててやる!


読んでくれてありがとうございました

blackはこれから何をするのか?

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