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古代王の左腕(5)

読んでくれてありがとうございます

若隆景が翔猿に敗れ5勝3敗になってしまいました

にしても高安が強い、彼はこのまま優勝するのでは?

若隆景、これ以上負けないでくれ! 

年会最多勝は他の誰にも譲るんじゃねぇぞ! 

はい、小説関係なさすぎるので、スルーしちゃってください

早速だが使ってみるか。

「伸縮自在(Ⅰ)発動!」

どんな感じで使うのかいまいちわからないからな。

俺はゴンゾウさんに向けて右手を突き出す。

伸びろ右手!

「の、伸びた」

スピードはまぁまぁってところか。

これどういう原理で伸びてるんだろう。

まぁゲームだしそんなこと考えても無駄か。

さて、どういう攻撃をしようか。

このままよくある感じで巻き付けてみたり…

あっ―

「使いこなせそうか?」

ゴンゾウさんに右手をつかまれる。

「それを聞くなら邪魔をしないでもらえるか?」

「あぁつい掴みたくなってな。すまない」

悪気があったわけじゃないのか?

まぁなら利用させてもらうだけだ。

「ならそのまま掴んどけよ!」

この状態で縮めれば!

奴の懐に一気に飛び込める!

俺は思い切り地面を―

「やだこった」

ゴンゾウさんは何の躊躇もなく手を放す。

地面を蹴った俺には何の踏ん張りもない。

このままでは…

腕よ、戻ってくるんじゃない。

そんな願いもむなしく、俺は反動で後ろに飛ばされる。

「いってぇ」

マジで頭痛いんだけど!?

なんでそこで放すかな!

「もうちょっと考えてから行動することだな。さて、そろそろ行かせてもらう」

ゴンゾウさんは両手を思い切り広げる。

「発動、酷屍夢想!」

言葉とともに後方の鉄の森が動き始める。

酷屍夢想…

これがさっきまでのスキルの正体か?

ゴンゾウさんの頭上に鉄の塊ができていく。

ここからどうなるのか、想像つかないな…

「いつまで俺の技に見とれてるんだ?」

「見とれてるわけねぇだろ!」

あんまり真剣な顔で言わないでほしい。

「気を抜く暇なんてないぜ」

ゴンゾウさんがにやりと笑う。

すると頭上の鉄の塊がうごめき、そこから切り離された三つの鉄球が飛んでくる。

一個で50kgくらいはありそうだな…

ここは鉄の森、150kgの鉄を用意するくらい造作もないか。

俺が不利すぎるだろ!

だが、ただの鉄球でやられる俺ではないぞ。

こっちには鋼鉄の薙刀があるんだからな。

さぁ軌道を見極めて…あれ?

鉄球は俺には当たらず地面に落下する。

ゴンゾウさんは笑ったまま。

何が狙いだ?

その時、落ちていた鉄球が突然俺の方に飛んでくる。

間に合わない!

鉄球はそのまま薙刀に直撃、力を込めていなかった俺は薙刀を飛ばされる。

「あぁ、俺の! 俺の……あれが!!」

名前は…思い出せないな。

まぁ俺のことだ、かっこいい名前をもらったに違いない。

ご冥福を。

よし、切り替えよう。

やられた!

苦労して作った武器が!

弾き飛ばされるなんて!!

これで俺の手元にあるのはもともと持ってた剣だけか。

このままじゃ鉄とは戦えない。

急いで鋼鉄化をしないと!

「そんな暇はないんだってば」

ゴンゾウさんの声。

だが、今度はもっと近くから聞こえる。

「鉄球か!」

「ご名答」

振り返るとそこには三人のゴンゾウさんが立っている。

これが本当の狙いか。

「こっちから行かせてもらう」

三人は一直線にとびかかってくる。

特に武器を持っているわけではなさそうだ。

まぁそれでも十分強いんだろうが…

ちょうどいいかな、スキルを試す場には。

まずは右手の拳を鋼鉄化、そして腕に伸縮化を使う。

俺は左手を前に出し、右手を後ろにして構える。

間合いをはかる…今だ!

俺は右手で前方を思い切り薙ぎ払う。

一番右のゴンゾウさんの脇腹をとらえた右手は、そのまま左に進み続ける。

そして最終的には三人全員を吹っ飛ばす。

「素手は、さっき強化アプデが入ったもんでな」

ま、あんたがしたんだけどな。

読んでくれてありがとうございました

相変わらず相撲の話が長いのですが、28日までは続くことでしょう

前書きは基本スルーで大丈夫です

現実で相撲の話をする人がいないので独り言を書いているだけです

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