古代王の左腕(3)
読んでくれてありがとうございます
本日は九州場所四日目でした
琴ノ若に負けてしまうとは・・・
調子よさそうだったのですが残念です
でもまだ優勝を狙える位置です
年間最多勝はこのまま絶対にとってほしい!
とにかく今のままではどうしようもない。
新しいことを試し続ける。
鋼鉄化(Ⅱ)でいろいろやってみるか。
「氷の生出(Lve.MAX)」
俺は氷で双剣を作る。
ある工夫を施して。
「鋼鉄化!」
イメージは前と同じ。
まずは両手を鋼鉄化する。
そしてそのエネルギーを剣へと伝えていく。
よし、これで。
「火炎斬り(Lve.MAX)、氷結剣撃(Lve.2)」
俺はそれぞれの剣に属性をまとわせる。
せっかくだし何か名前でも…
「そうだな…プロミネンスブレイドとグレイシャーブレイドにしよう」
「お前、ふざけているのか?」
「ふざけてねぇよ悪かったな!」
「あぁ…まじめだったのか」
その理解に苦しむみたいな間をやめろって言ってんだ!
あとその冷たいような引いてるような目もな!!
「いくぜ!」
俺は右手のプロミネンスブレイドで切りかかる。
左上から右下に斜めに。
「そんな単調な攻撃では全然だな」
ゴンゾウさんは“予想通り”左に避ける。
「何のための双剣だと思ってるんだ」
俺はそのまま左手のグレイシャーブレイドを水平に構える。
ここで予想が当たれば…
「だから何だっていうんだ」
ゴンゾウさんは自身の前に地面から鉄を出し壁を作る。
やられた…なんて言わないさ。
これでゴンゾウさんは俺が何をしてるか見えないわけだ。
水平に切ろうとしたのはフェイントだ。
俺はグレイ…もういいや、それをまっすぐフェンシングのように突き出す。
鋼鉄の一転攻撃なら鉄の壁を貫通できる。
「おらぁぁぁ!」
壁は貫通した…どうだ?
「お前、もしかして誘ってたのか?」
後ろから声が聞こえる。
失敗したか…
「気づいてたのか?」
「いいや、気づきはしなかったが視界を遮ったままでは都合が悪くてな」
なるほど、あそこからすぐに移動していることは計算に入れていなかった。
「だがこれで終わりじゃない」
俺は双剣を再び構える。
だが今度は二つの刃をそれぞれ外に出す形、つまりポンメルを向かい合わせるような形だ。
「なんだその形は?」
「これは俺が作ったからな、少し工夫してるんだ」
双剣のポンメルの部分は凹凸になっている。
つまり…
「つなげることが可能なんだ」
俺はポンメル同士をつなげる。
つなげ…あれ?
なんかきつい。
ちょっとサイズ感ミスったかも。
やばいやばいやばい。
「どうした?」
「いやなんでもない! ちょっと待ってろ!」
俺は思い切り押し込む。
ガチン!
お、何とかなったみたいだな。
「サイズでも間違えたか?」
こいつ…なかなか鋭いな。
「きつくしないととれるかももしれないだろ?」
「…確かにそうだな」
あれ、なんか納得してる。
いや、あきれただけか。
そんなことはどうでもいいんだ!
「炎と氷の双剣、ナギナタモードだ」
「さっきのプロミネンスなんとかはいいのか?」
「…そんなのは忘れてくれてかまわない」
そこは気遣えよ!!!
こいつは嫌がらせしかできないのか!
「いくぞ!」
俺はそれっぽく薙刀を回す。
これならなんでも跳ね返せるんじゃないか?
「その遊びに少しだけ付き合ってやるよ」
ゴンゾウさんが地面に手をつく。
すると後ろの鉄が盛り上がり形を成していく。
縦に細長い…?
いや、これって!
「ビーム砲ってところかな」
「…」
これは言葉失うわ、うん。
跳ね返せそうとは言ったけどさ!?
これはちょっと!!
読んでくれてありがとうございました
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