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古代王の左腕(2)

読んでくれてありがとうございます

相撲の話なんですが、今回は若隆景が優勝を狙えるかもしれません

いつも序盤戦に弱かったのですが、一日目は負けこそしましたが高安といい内容の相撲を取っていました。

いつもの実力が発揮できていない相撲ではありませんでした。

そして本日はみごとに勝ってくれました。

しかも相手は霧馬山です。

これはなかなか期待できるのではないでしょうか。


とりあえず様子見からだな。

「火の生起(Lve.MAX+)」

“スキルを発動します”

まぁ流石にくらわないだろうが。

「ぐはっ!?」

…え?

く、くらってる?

火の弾は何事もなく顔面に直撃。

ゴンゾウさんはそのまま倒れた。

その時、背後にとてつもない殺気を感じた。

一体なんだ1?

「氷の生出(Lve.MAX)!」

俺はすぐ後ろに壁を作る。

だがほとんど同時に氷が斬られた。

そこにいたのは紛れもなくゴンゾウサンだった。

俺は距離をとるために離れようとするが、後ろに気配を感じる。

まさか分身だとでも言うのか!?

このままじゃまずい!

こうなったら。

「氷の生出(Lve.MAX)」

“スキルを発動します”

俺は足元に氷を作り上に逃れる。

そして・・・

「火の生起(Lve.MAX)」

“スキルを発動します”

最大まで溜めて・・・今だ!

俺は圧縮した火の弾をそのまま地面に投げる。

俺の初速と重力による加速が加わり地面まで到達。

勢いそのままに圧縮が解けて爆発が起こる。

やれたか!?

「温度も威力も全く足りないな」

そ、そんな馬鹿な!

無傷でいられるはずがないだろ!

どっちも何事もなかったかのように立ってるじゃねぇか!

「待てよ…」

俺はここに来た最初の時のことを思い出した。

もしかすると…

「氷の生出(Lve.MAX)、鋼鉄化(Ⅱ)発動!」

“スキルを発動します”

俺は両手に氷の槍を持つ。

これを鋼鉄化して投げれば!

「おらぁぁぁ!」

「ぐっ!?」

最初に火の生起を当てた方のゴンゾウさんの頭を貫いた。

そのゴンゾウさんはそのまま鉄になり地面に戻った。

そしてもう一人のゴンゾウさんは槍をはじき返していた。

地面から鉄の壁を出すことによって。

「やっぱりな」

ゴンゾウさんは鍛造のようなスキルを持っているんだ。

鉄を自在に操り分身のように見せてかけていた。

だが色までそっくりにできるあたり、鍛造の上位互換であることは間違いなさそうだな。

「もう見破られるとはな・・・」

「舐めてもらっちゃ困るな」

「だがその油断はやめた方がいい」

突然何かが頬をかすめた。

「な、なんだ!?」

よくみるとさっき弾かれて地面に落ちていた槍が消えている。

まさか俺が作った槍を操ったのか?

そういえばさっきも短剣を奪われたな。

俺はもう一本の槍を探すが見つからない。

さっき同時に投げていた?

かすり傷は一つだけ、一本かと思ったが…

その時、俺の視界が傾いた。

「よそ見厳禁だな」

「くっ!」

氷を壊されたか!

考えるのに集中しすぎた!

俺は後ろ向きに倒れながら落ちる。

俺の視界がちょうど180度回転したとき、地面が動いているのを確認した。

そしてそこから槍が飛び出してくることを。

やっぱり地面を使っての攻撃みたいだ。

なんでも操れるわけではなさそうだな。

それが分かっただけで十分だ!

俺は剣を取り出し、あてることで槍の軌道を変える。

そして槍をつかみゴンゾウさんに投げつけて着地する。

「着地の隙のカバーまで、なかなかの判断力だな」

「流石にそのくらいの気はくばれるんでね」

「少し甘く見すぎていたかもしれないな。鋼鉄化もすでに応用している」

「応用?」

「あぁ、最初の説明だと身体しかできないって書いてあっただろ?」

「そうだったな」

「でも実はⅡからは持っている物にも転用できるんだ」

「え…」

待って身体空間とか関係ない?

俺が持ってる浅い知識をひけらかしただけ?

ただの恥ずかしい奴じゃねぇか!

「ん? まさか知らずにやってたのか?」

背中に嫌な汗をかいた。

「ままさかそんなわけがないだろう! 当然気づいていたよ」

「…そうか、流石だな」

その間はなんだよ!

気遣いみたいなのやめてくれるかな!!

逆につらいわ!

「まぁそんなことはいいとして、続けるか?」

「勿論だ!」

さぁ行くぜ!


読んでくれてありがとうございました

リアルで相撲の話ができる人がいないので書かせてください

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