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トラップの森(8)

読んでくれてありがとうございます

これからも意見・アドバイスどんどん送ってくれると嬉しいです

面白いと思った時にはよければ応援なども…


その後は大したことなく歩みを進めていた。

俺はプロトデバイスを確認する。

「もうそろそろ無限の洞窟につきそうだな」

「あぁ、猿はあれで全部倒せたようだし。こっからは楽ちんだな」

「もう先走らないでくれよ祐太」

「悪かったって、もうしねぇよ」

皆で笑いあう。

信頼できる仲間、こういうのも悪くはないな。

…いや、そんなことはない。

こいつらだっていつか―

「何考えこんでんだよblack、早くいこうぜ」

「あ、あぁすまない」

「どうかしたか?」

「いや、大丈夫だ。ほら行こうぜ」

「そうか、ならいいんだ」

なんか嫌なことを思い出してしまったな。

そんなことよりも前に集中だ。

ここまで罠をわざと少なくしておいて最後に初見殺しがくる可能性もある。

ましてやここまでくれば目的地はすぐ。

人間はこういう時に一番油断してしまうものだ。

「皆、一応注意を―」

その時、急に地面が揺れ始める。

「なんだ!?」

そして俺たちの前に突然、高い壁が出来上がった。

「祐介?」

「いや、俺は何もしていない」

やっぱり来たか!

「皆、気をつけろ!」

「くそっ敵襲かよ!」

「ここまで来たってのに!」

「頼むからこれが最後であってくれよ!」

背中合わせで陣を組む。

全員が黙り込んで目の前だけに集中する。

聞こえてくるのは四人の息遣いのみ。

そしてそのまま一分、二分、静かな時が流れていく。

「何も来ない…だと?」

いや、そんなはずはないが…

「なぁ、もうあの壁ぶっ壊していった方がいいんじゃねぇか?」

「俺の鍛造で穴をあけよう」

「待て、集中力を切らすな」

「でもよblack、もう三分くらいたってるぜ?」

「いいか、三分“しか”たっていないんだ。まだ敵がいないと決めるのは早い」

「ならいつまでこうしてる気だ?」

「それは―」

「いいか祐介、焦ってもいいことなんてないんだ。今は待て」

祐太が俺の言葉を遮って言う。

やっぱり一度経験した奴は違うな。

「そうか…」

祐介も再び集中する。

それでいいんだ。

俺はこのゲームの初見殺しの怖さをよく知っている。

よってここで進むという選択肢をとれないでいる。

確かにこのまま進める可能性も考えた。

でもそれ以上に背後から攻撃されたり壁の先に強い敵がいるという可能性を恐れたのだ。

だから―

「あの、いつまでそこにいるんですか?」

ん?

聞きなれない女性の声だ。

聞こえた方を見ると壁に穴が開いていて、そこから女性が顔をのぞかせている。

どういうことだ?

「あなたは?」

祐真が聞いた。

「私は無限の洞窟の案内人であるサージュといいます。皆さんがいつまで待っても来ないので様子を見に来たんですが…」

「あ、案内人?」

「ええ、無限の洞窟は歴史ある観光スポットなんです」

は…?

「待ってたってどういうことですか?」

「え、だってここに…あ!」

彼女は壁の方を振り返って驚く。

「長い間人が来ていなかったから、なにか間違えちゃったみたい」

「文字? なにか書いてあるんですか?」

「ええ、ちょっと待ってね」

そういって彼女は壁に触れる。

すると彼女の手が光り壁に文字が浮かび上がる。

「W…E…L…WELCOMEか」

「はい、久しぶりで地面から出すときに何か不備があったみたいです。申し訳ありません」

「いやいやいいんですよ」

「まぁこんな感じじゃ人も来ないでしょうね」

「やめとけ祐太」

祐真が祐太の頭をたたく。

だが本当のことだ。

この森を抜けてここ来る奴なんて。

「ふふふ、じゃあ行きましょうか皆さん」

一旦、冷静になろうか。

何が起こっている?

なんか勝手に話進んでるけど観光の名所って。

そんなことあるはずなくね?

だってここには古代王の左腕がいるはずだろ?

まさか来るところを間違えたか?

いやいやいや。

「お二人も遅れないでくださいよ~」

祐太と祐介はもう行っちまったのかよ。

もうちょっと疑えっての。

「だってよ、行こうぜblack」

祐真まで…

まぁここで拒否するのもおかしいか。

だが念のため、プロビデンスの目。

案内n―

「止まれ!」

間に合うか!?

「火の生起(Lve.MAX+)!」


読んでくれてありがとうございました

これからも頑張ります!

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