トラップの森(3)
書き溜め1です
途中でデータ消えて泣きました
誤字報告は来週の水曜日以降にお願いします
「発動、氷の生出(Lve.MAX)」
“スキルを発動します”
さぁどうする。
“ムダダ”
奴は手に持っていた短剣で氷を斬る。
氷って斬れるものか!?
流石に強いな…
地獄閉門でスキルは封じている。
フレイム・スネークで圧力もかけられる。
奴は短剣、間合いさえ詰めさせなければいずれチャンスが生まれるはずだ。
攻撃の手を緩めるな。
「火の生起(Lve.MAX+)発動。ノズルモード圧縮」
“スキルを発動します”
この狭い通路の中なら避けられないぞ。
「行け!」
俺は圧縮して威力の増した火の弾を撃つ。
“ハヤクカエレトイッテイル”
奴は短剣で火をはじき返してくる。
いやいやいやおかしいだろ!
なんで帰ってくるんだよ!
全身鋼鉄化!
流石に熱いか。
でもダメージは防げたな。
それに…
「どうするんだblack!」
そうだな、急いで次の攻撃をしなければ。
「合わせろ祐真! 火炎斬り・波(Lve.MAX)」
「わかった、フレイム・スネーク(Lve.5)」
“スキルを発動します”
祐真は炎の蛇を出す。
そして俺はその蛇に向かって炎の斬撃を放つ。
これで大きくなり威力を増した蛇が奴に向かう。
これを短剣で防ぐのは厳しいはずだ。
“イイカゲンニキヅケ!”
奴は飛び上がり、短剣を蛇に突き刺す。
その正確な一撃は蛇を一撃で消し去った。
アブソリュート・ピアス。
俺はそんな名前がふと頭をよぎった。
勿論スキルは使っていないのだろうが、それはまさに究極の突き刺しだった。
これを短剣でやるのか、それだけで奴の力量は簡単にわかる。
でもまだ終わるな!
「発動、火の生起(Lve.MAX+)、ノズルモード拡散」
“スキルを発動します“
これはいくらなんでも短剣では防ぎきれないはずだ。
“タシカニタンケンデハキビシソウダ”
何をしてくるんだ?
「避けろblack!」
奴が持っていた短剣を投げつけてくる。
俺は何とか身をよじってギリギリでかわす。
祐真の声がなかったら危なかった。
“ヨケレタノカ”
改めて奴の方を見る。
奴にも攻撃をくらったような跡はない。
変わったところといえば奴の右腕。
短剣の代わりに新しく日本刀が握られている。
あれで防ぎ切ったということか。
次はどうしようか…
“今度はこちらから行くぞ!”
奴が動いた。
まずい、奴を近づかせるわけには―
「スキル発動、炎の十字架(Lve.4)」
奴の道をふさぎ、足が止まる。
「black、お前は攻撃を続けろ!」
祐真、頼りになる奴だ。
「わかった。俺は攻撃を続ける。祐真は俺の後ろから援護を続けてくれ!」
「了解だ!」
そうだ、俺が戸惑えば終わり。
俺は自分の左手を見る。
いい感じに温まってきたじゃないか。
「火炎斬り・波(Lve.MAX)」
“スキルを発動します”
“ジカンカセギノツモリカ?”
時間稼ぎ?
ああ、その通りだ!
「祐介、五秒後に鍛造で俺と祐真の間と敵の後ろに壁を作れ!」
「お前! 何するつもりだ!?」
「いいから! これは作戦だ!」
「…わかった」
ありがとう祐介。
「何やってんだお前!?」
俺は左手で祐真の炎の鎖を握る。
「これでいい!」
わかってたけどあっついな!
俺の後ろに壁ができる。
「スキル発動、氷の生出(Lve.MAX)、火の生起(Lve.MAX)」
“スキルを発動します”
俺はまず火の弾を空中に浮かせ、その周りに氷を生み出す。
これで外側が薄い氷の水槽ができたわけだ。
いくぞ!
試したことはないが…
俺は左手をぐっと握る。
熱鉄拳!!
読んでくれてありがとうございました
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