トラップの森(2)
読んでくれてありがとうございます
新規評価ありがとうございます
力不足で申し訳ないですがこれからも頑張ります
「攻撃を防ぐんだ!」
俺は最悪鋼鉄化を使えるが三人にはない。
でもお前たちはちょうどいいスキルを持っている。
プロビデンスの目で見た時から気になっていたんだ。
「祐介、あのスキルを使うんだ!」
「そうか、スキル発動。鍛造(Lve.5)」
鍛造
近くにある鉄に圧力を加えて形を変える
ただし、鉄の量を変化させることはできない
ここなら鉄の量も十分だ。
「とりあえず壁を!」
祐介は鉄の形を変えて分厚い壁を作る。
壁は弾をはじき返した。
「よくやったぜ祐介」
「ああ、ありがとう祐真」
やっぱりこのスキルは使えるな。
ただそんなに長くは持たない。
次は…
「次は目的地までのトンネルを作るか?」
「いい考えだな」
「方向だけ教えてくれればできるはず」
俺が言おうとしたことと同じだな。
この三人、今までも知恵を合わせてクリアしてきたんだろう。
なかなかいい考えだ。
「ここからただまっすぐに進めば行けるはずだ」
「なら可能だ」
祐介はそのまま鉄を変化させ始める。
「待て、トンネルは悪くないが地上に作る必要はない」
「時間がないぞ、なぜ止める?」
「俺たちは今、敵の戦力を把握できていない。地上にいては何が襲ってくるかわからない」
「…そうか、地面に道を作るんだな」
「そういうことだ、頼むぞ祐介」
「わかった、スキル発動。鍛造(Lve.5)」
地面に穴が開き、人が通れる大きさになっていく。
「行くぞ!」
「「「あぁ」」」
俺たちは穴に飛び込む。
“侵入者を追跡します。ルナティックチェイサー起動”
その時、一体の兵器が目を覚ました。
「なかなか遠いな」
「あぁ、なんせ森がでかいからな」
俺はプロトデバイスを確認する。
三分の二くらいまでは来れたな。
「でもやっぱり地面の下は製作者も予想できなかったらしいな」
「そりゃそうだろうな。地面の下も深くまで鉄になってる。土ならまだしも通ろうとするやつはいないだろう」
「つまり俺のスキルのおかげってわけだ、仲間になったことに感謝してもらわねぇとな」
「十分してるよ」
最初は壁を作らせながら攻撃を防いでもらう盾にしようと思ってたんだが。
まぁこの展開も悪くないか。
「あぁ! まだ着かないのかよ!」
「まぁ落ち着けよ祐太」
「どうした?」
「祐太はこういう時間がかかるのを耐えるのが苦手なんだよ」
「もう待てない! 俺は走っていくぞ!」
おいおいおい、そういうのはちょっと困るぞ。
「待つんだ祐太!」
「いいやもう我慢ならない、俺は先に行く!」
祐太が走り出す。
「待て!」
こういうやつはゲームで最初に!
「俺は―なんだ!? 放せ!」
やられるんだよ!!
祐太は陰に引きずり込まれる。
“イマスグココヲサレ”
「いったい誰だ!」
“ワタシハシンニュウシャヲシマツスルモノ、ルナティックチェイサー”
ルナティックチェイサー。
狂気の追跡者?
“シマツスル”
「冗談じゃないね、二人とも援護を」
「「任せろ!」」
相手の姿が見えない。
「祐介は地獄閉門、祐真はフレイム・スネークを!」
「了解。スキル発動、地獄閉門!」
「スキル発動、フレイム・スネーク(Lve.5)」
よし、とりあえず奴の動きを封じる。
「祐真、奴の姿が見えない。フレイム・スネークの炎で照らしてくれ!」
「わかった!」
これで見えるはずだ。
奴はどんな姿をしているのか。
「こ、こいつは…」
そこに見えたのは赤く光る目。
いや、暗視ゴーグルをつけているみたいだな。
まさか人間…なわけないよな?
“シマツスル”
今そんなことはどうだっていい!
読んでくれてありがとうございました
書き溜めはまだ追いついてませんが日曜から予約掲載になります
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