ケルベロス
読んでくれてありがとうございます
展開がなかなか決まらなくて間に合いませんでした
書くことが無くなっていくのが毎日投稿の弱点かもしれません
俺の名前は五条祐介。
25歳のバンドマンだ。
俺は今、ケルベロスというロックバンドでベーシストとして活動中だ。
バンドにはギターボーカルの一条祐真、ドラマーの三条祐太がいる。
名前が似ているが兄弟でも親戚でもない。
俺たちは大学で知り合ってそのままバンドを結成した。
今の人気はそこそこだが、いつか絶対に武道館でライブをする。
ところで最近、俺たち三人がバンド活動と並行して行っているのがゲームだ。
俺が最初にやり始めて、いつのまにか三人でドはまりしてしまっていた。
そのゲームは”real vs fantasy”
簡単に説明すれば超リアルなVRMMOだ。
これがなかなかにクソゲーで高い難易度に苦しめられた。
だが俺たちはそれぞれ、高校生のころにゲームをやりこんでる時期があってそこそこのプレイングスキルを持っていた。
それでなんとかオープンワールドに来たのはいいがそこにいたのは本物の猛者ばかり。
俺たちはいつのまにか神山ギルドというギルドに所属する羽目になっていた。
神山ギルドは王宮を出た周辺の比較的難易度が低めのエリアを牛耳るギルドだ。
たしか霧の迷宮とかいう高難易度の迷宮が一か所だけあったかな。
ギルドのリーダーである神山さんは何かのゲームのランカーらしい。
そのゲームの名前はいまいち覚えていないが。
まぁそれはいいとして、俺たちは今blackというプレイヤーに悩まされている。
彼はなんでもミリアの最速撃破を達成したらしい。
ミリア…思い出したくもないな。
彼を引き入れろって神山さんに命令され、俺たちは彼を連れて行こうとしたんだ。
でも彼、めっちゃ抵抗するわけよ。
わかってたけどめっちゃ強いし。
で一回失敗した後本部に戻ったのよ。
そしたら笑いながら吸血樹の木の実を渡してきて『次やったらギルドから除名』だよ?
そんなら自分で行けよって思ったわけだけど。
結局失敗したわけだけどさ。
いや木の実で差が埋まるわけがないのよ。
さてこれからどうしたものか。
とりあえず生き返るとするか。
「…んっ」
俺は目を開ける。
「ばっ!」
「うおっ!?」
お前は…blackか!?
なんでお前がまだここにいるんだ。
てっきりもうどこかに去ってると思ってたのに。
「お前が最後だぞ」
「最後…?」
そう思いblackの後ろを見る。
「祐真、裕太」
二人の姿がある。
最後ってことは結局二人も死んじまったのか。
「お前は今から俺の仲間だ」
「あ…え?」
何言ってるんだ?
にしても神山ギルドってのはひどいところなんだな。
この一条祐真ってやつから話を聞いたんが。
俺を連れてこなかったらギルドから除名というのはなかなかひどい話だ。
だがそれを知ったところで俺は今無限の洞窟に向かっている。
逆方向のギルド本部に行くのは嫌だ。
だからどうせならこいつらを仲間にしようと思ったわけだ。
こいつらの連携能力は悪くない。
それにいつかこいつらが神山とかいうやつを倒したらそれはそれで面白いし。
「どうだ?」
「俺はいいと思う」
祐真が言った。
「俺たちはこのまま帰っても仕方ないしな。どうだ祐太」
「俺はもう少し考えたい」
こっちはあんまり乗り気じゃないのか?
「どっちにしろこいつも神山さんに負けるんやないんか?」
「それは…」
はぁ…まったく。
「俺がその神山ってやつに負けることはない。俺はこのゲームの頂点を目指している」
まぁどんくらい強いかは知らないが。
俺が王を目指すのは事実。
たかがこの一帯のギルドリーダーには負けていられない。
「お前たちが武道館を目指すのと同じだ」
その時、俺は祐太の気持ちが揺らいだのを見逃さなかった。
「神山は今の地位で満足するレベルの男だろ? そんな奴について行っていいのか?」
これは効果の高い問い詰め方だな。
神山が本当に現在の地位に満足していればだが。
「…確かに」
お、割と正しかったっぽいな。
ただの予想だったが。
となるとやっぱり神山は悪い奴だな。
「俺と来れば、もっと楽しいことがたくさんあるぞ」
写経とか写経とか写経とか。
「わかった。俺も行こう」
「よし」
たくさん写経しようなとは言わない方がいいだろう。
あとはまだそこでのびている祐介だが…
「「俺たち二人が行くなら来るに決まってる」」
二人が聞くまでもないと伝えてくる。
相当仲がいいんだな。
なら祐介、お前はもう仲間だ。
仲間という臨時収入もあったし、これでどうにか攻略できるな。
無限の洞窟に入るための大きな森。
その名をトラップの森。
名の通り初見では避けれない罠が張り巡らされている森だ。
ほら、まだ森の前だというのにもうトラバサミが見えている。
どうやってクリアしようか迷っていたが、作戦はこれで決まりだな。
読んでくれてありがとうございました
これからも頑張っていきます
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