Round 1
読んでくれてありがとうございます
言ってなかったと思うのですがPV2000突破ありがとうございます
言ってたらすいません
皆さん、これからもお願いします
二人…いや三人か。
さっきから後をつけられてる。
どこかで撒こうか。
もうすぐ森だ。
適当に歩いて見失ってもらおう。
そう思って森に向かって歩いていると、足音が急に早くなる。
…走ってくる?
まずいな。
「おいお前、俺たちを覚えているか?」
多分話しかけられてるよなこれ。
確かこの声は…
いや、振り返るな。
めんどくさそうだ。
逃げよう。
俺は声を無視して走り出す。
「待て! クソッ!」
「任せろ、スキル発動、フレイム・スネーク(Lve.3)」
スキルか?
後ろを振り返る。
やっぱりあの三人組だ。
前に見たときはこんなスキルは持ってなかったぞ?
炎が地を這う蛇のように追いかけてくる。
曲がり方が読めない。
「仕方ない、氷の生出(Lve.MAX)」
“スキルの発動に失敗しました“
「なんでだ!?」
「スキル発動、地獄閉門!」
三人目のスキルを封じるスキルか。
勇者の魔封冥波と同じ感じだな。
敵の炎がすぐ当たる距離に来た。
これは新しい課題だな。
スキル封じの対抗策。
今はとりあえず…
「使うの初めてかもな。ありがとう勇者」
俺はこのゲームで初めて盾を構える。
炎が盾に当たり消える。
「あ…」
と同時に盾も燃え尽きてしまう。
一回で壊れる盾ってどうなんだよ!?
もっと序盤で使わなかった俺が悪いかもしれんけど!
…まぁ助かったからいいか。
「防いだだと!?」
三人の動きが止まる。
今だ!
「複数同時発動、火の生起(Lve.MAX+)」
“スキルを発動します”
「勇者の盾の分、しっかり返させてもらう」
俺は火の弾を一人につき二発ずつ撃つ。
六回使えるから公平でいいな。
「「「うわぁぁぁ!」」」
三人に致命傷を負わせるには十分だ。
「いいか、もう二度と来るな」
「…けんな」
「なんだ?」
「ふざけんな!」
まだやるのか?
そんな傷でどうやって戦うってんだよ。
「俺たちは負けられないんだ!」
三人は赤い粒を取り出す。
なんだ、あの赤いやつは?
発動、プロビデンスの目。
吸血樹の木の実
・入手難易度E
・吸血樹になる木の実で、食べた者の生命力を使い強烈な力を発揮させる
生命力?
使ったら寿命が縮むか最悪…
これを使わせてはだめだ!
「今すぐそれを捨てろ!」
「これを知っているのか。そんなに負けるのが怖いか?」
「違う! それを使えばお前たちは―」
「死ぬっていうんだろ、いいさ。お前を道連れにするだけだ」
三人は木の実を飲み込む。
覚悟はできてるってことか。
まぁいいさ、よく考えればこれはゲーム。
クソゲーだから写経一枚で復活する。
俺は勝てばいいんだ。
「「「うぉぉぉぉぉぉ!!」」」
これが吸血樹の木の実の力か。
やっぱり命を削る系は強いわな。
でも俺だっておとなしく負けてやる気はない。
「「「第二ラウンド、開始だ」」」
「お前達、写経の準備はできてるか?」
“経験値を振り分けます”
読んでくれてありがとうございました
この三人組はもうちょっと掘り下げたいと思ってます
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