元勇者との特訓(2)
読んでくれてありがとうございます
貴景勝にも勝ち、明日の北勝富士戦が楽しみです
明日も多分上げます
“やぁまた会ったね”
クリアまでにこいつと何回会えばいいんだか。
“さぁ写経だ! と言いたいところなんだけど…”
なんだ?
ついにクソ過ぎて修正でも入ったか?
いや、そんなわけねぇか。
“今回は無しでいいよ”
え!?
まじで免除きたんだが!?
いやぁやっぱクソゲーすぎだよな死ぬたびに写経って!
“君がまさか佐藤とつながりを持つとはね”
佐藤?
どういうことだ?
てかなんでそんなことがわかるんだ?
“佐藤から手紙が来たよ、今回は俺のミスだから許せってね”
いやいやいや!
何であいつそんなことできるんだよ!
勇者になるってそんなすごいの!?
ってかミスって殺すんじゃねぇよ!!
あんな距離で撃ったらそらこうなるだろ!!
「なんでそんなことが?」
うんうん、確かに聞きたいわ。
“いやぁ佐藤はね、勲章こそないけど装備やスキルは当時のままなんだ。そして気性だけ荒くなっちゃって。手が付けられないわけ”
佐藤、お前がナンバー1だ。
あいつは神も戦いたくない厄介者ってわけだな。
なんてすごい奴なんだ。
“まぁそんな感じだから、生き返っちゃっていいよ”
佐藤…使えるやつだ。
これからもあいつについていこう。
“あ、あと佐藤に言っておいてほしいことがあるんだけど”
そのくらい自分で言ったらどうなんだよ。
「なんて言えば?」
“この前のことは別に怒ってないからもうしないでくれと”
この前のこと?
佐藤に何かされたのか?
案外かわいそうなやつだな。
“じゃよろしくね”
写経無しは最高だな!
こうすぐ生き返れるっていうのが!
いや!!
だまされるな!!
これが当たり前だ!!
はぁ…危ない危ない。
このゲームは本当にやばい。
“お、無事生き返ったみたいだな”
「ありがとうございました」
“いやぁ写経はつらいだろ? まぁ今回は俺も悪かったし”
なんだ “も” って!!!
お前しか悪くねぇよ!!!
やっぱ腹立つな!!
“でだ、このスキルの使い方や有利な敵を教えようと思う”
「そんなことが分かるんですか?」
いや、流石にゲーム内のキャラとして大丈夫か?
そういうのって攻略本とかサイトに載ってるんじゃないの?
“あぁ、このスキルを使ってみた俺が言うから間違いない”
「使ってみた?」
“さっきコピーしただろ? それでそこら辺の敵と戦ってみたんだ”
それで使い方を理解して俺に教えてくれるのか!?
こいつ有能すぎだろ!!
なんでそんな人のために行動できるのに悪党になるんだよ!!
ますます分からんわ!!
“よし、とりあえず一度俺に撃ってみてくれ”
「わかりました」
あんたに撃つ必要はあるのか?
まぁやってみるか。
「スキル発動! 火の生起(Lve.MAX)!」
“スキルを発動します”
火の弾はまっすぐ佐藤に向かう。
“スキル発動…はしなくていいや。回避”
佐藤は右に体をそらし、火の弾は外れてしまった。
今明らかに舐めプされたんだけど!?
なんかスキル使おうとしてやめてたんですけど!?
“まぁこんな感じでお前のスキルはスピードの高い相手にはまず当たらない”
いやぁ現実突きつけてくるなぁ。
なら逆にどうすればいいんだ?
「別のスキルで戦うしかないのでしょうか?」
“いや、俺が使った時のことを覚えているか?”
そういえばレベルがMAX+って表示になってたんだよな。
それに俺とは弾の大きさも威力も違いすぎたし。
“いいか、まずこの火の弾はお前が知らないだけで自由自在に操れるものだ!”
曲げたり早くしたりできるってことか!?
確かに俺はスキルを発動してその後は何も考えていなかった!
これは操ることができたのか!
“そして、お前の能力や装備によって威力も上げることができる!”
そういうことだったのか!
そりゃ佐藤のが別格なはずだ!
“ということで! 今からはこの火の弾を自由に動かす特訓に入る!!”
「はい! お願いします!」
読んでくれてありがとうございます
これからも頑張っていくのでよければブックマーク評価お願いします!




