王との謁見(2)
どうもスカルです
読んでくれてありがとうございます
一話の時点で気づいている人もいるかもしれませんがゆきすとです
今日は中島由貴さんの誕生日ということで誕生日パーカーを着て書いております
“以下の三つの選択肢から行動を決めてください”
もちろん3番で!
“ぐはっ…き、貴様!?”
“black君! いったい何を!?”
「俺はあくまで人間だからな」
そうそうそういうことだ!
“だました、のか…”
いやこれは計画的犯行ではないよ?
“あなたの選択により王は斬られました”
3番の選択肢は王を剣で斬る。
…最高か?
まさかこんな選択肢が選べるとは!
これは人間側に大きな利益を生んだんじゃないだろうか。
このタイミングで裏切るルートが存在するというのは意外だったな。
俺の予想ではこの後、俺との絆から勇者が仲間になって一緒に逃げる。
そして勇者とともにfantasy世界と戦っていくストーリーだ。
なかなか悪くないのでは?
てか普通に面白くなりそうだ!
そういう面でゲームの常識がないのはいいんだよ!
“王は仮死状態になりました”
ん?
仮死状態?
まだ完全に死んでないのか?
「…やったか?」
まて!
それだけは言うな!
それは悪魔の言葉だ!!
“王のスキル散翔巡翼により王は復活します、クールタイムは一年です”
おいおいおいおい!
いやまぁその可能性も考えたけど!
違うじゃないかそれは!
“やったか?”だけは言うなよ!
それはやってないときにしか言わないんだよ!
まて、それどころじゃない!
今すぐ逃げないと!
殺される!!
“よくもやってくれたな”
終わった終わりました。
これは死にます。
いや、でもワンチャン勇者が助けてくれるとか!
“black君は僕を利用してただけだったのか? やっぱり君も人間なのか!”
まって違う!
不良と同一視しないでくれ!
利用とかじゃないんだよ!
「違う! 君は俺の友達だ!」
いいぞ!
よく言った!
和解しよう!
“だまれ”
……
あ、おわった。
あの勇者がキレております。
この顔を見たのはあの時ぶりだな…
“お前は許さない”
やばいやばい!
これはあの時以上だ!
ってなんでだよ!?
妹分いじめられたときの方が怒るだろ普通!
“スキル発動! 絶魔破覇攻剣!”
勇者の持っていた剣が光り輝く。
これは…明らかにやばい!
まず名前からしてやばい!
なに絶魔破覇攻剣って!?
焼覇陣殺はどこいったんだよ!!
君は何をそこまで怒ってるんだよ!!
“死ねえええ!!”
勇者が勢いよく剣をふるう。
世界が暗転した。
それは尋常じゃないレベルでコンセントが抜けたかと思ったほどだった。
“HPがなくなりました”
…死んだか。
だがこのゲームがクソなことは俺もよくわかっている。
まぁいきなり王なんて殺せないわな!
うんうん!
仕方ない仕方な…くねぇよ!!!!
時間を返せ時間を!
死ぬならそんな選択肢作るなよ!
立派にストーリー構成予測してた俺は何だったんだよ!
まったくクソじゃないかこのゲームってのはなんかな…
このゲームクソじゃないか?
このゲームはクソゲーだ!!
“うるさい!”
本当だからだ!!!
ん?
誰が言ったんだ?
“やぁ久しぶりだね”
あっこいつは!
嘘くさい仏だ!
“さぁ死んでしまったわけですけども”
まぁ次はおとなしく“参加する”にしようかな。
いやでも“参加しない”が意外と生存ルート説もあるぞ?
どうしたものか…
“写経ターイム!!!”
…はっ!?
忘れてたぁぁぁ!
読んでくださってありがとうございました
よければ評価などお願いします
ちなみにうるさい!!と言わせたのはミスではないです




