表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒッキーズ  作者: シグルド
3/3

ニートへ転職!?

(パチパチパチパチ!)


拍手して登場する2人。


山田・中村「皆さん初めまして、2人で漫才している『ヒッキーズ』です!」


山田「僕が『山田』で、こっちのアホ毛が『中村』です。」


中村「どこがアホ毛やねん、ヘアースタイルや。」


ーーーーーーーーー


山田「俺、最近、ニートに転職しました。」


中村「ニートは、職じゃねえよ。」


山田「そうなのか?」


中村「て言うか、職に就いてないだろ。」


山田「えっ、マクドの、バイトは?」


中村「それ、アルバイトであって、正社員じゃないだろ?」


山田「まあ。」


中村「てか、何で辞めたんだよ、珍しく4ヶ月も続いたのに。」


山田「実は、店長に摘み食いを、見られたゃって。」


中村「お客に出す物、食べちゃダメだろ。」


山田「ピクルスが美味しくて、止まらなくてさ。」


中村「そりゃ、自業自得だな。」


山田「それでさ、帰りに、『また面接に行きます。』って言ったらさ。」


中村「二度と来るなって言われたんだろ。」


山田「何で解ったんだ、超能力か!?」


中村「それくらい解るわ!」


中村が山田の頭を小突く。


山田「せっかく、また雇われに来てやると言ってるのに、酷くないか?」


中村「酷くねえよ、雇われると思ってる、お前が変なんだよ。」


山田「次、ドコのマクドにしようかな。」


山田が考え込む。


中村「懲りてないのかよ。」


中村が山田の頭を小突く。


山田「ピクルスの、美味しさ知らないからさ」


中村「そんなん、知りたくもねえよ。」


また、山田の頭を小突く。


中村・山田「ありがとうございました。」


一礼するとステージから消える。


(パチパチパチパチ)


◇おしまい◇

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ