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第9話 幼いケイオス

幼い子供が1人で外にいるわけもいかないので、

家に入れることにした。


第一印象は可愛い。

顔も身長も小さく、目は大きい、まつげも長く見える。

奥二重のような感じふぁが二重だとわかるくらい線は見え、眉毛にそって若干垂れ目。

丸みのある顔をしていて、鼻が小さくポツンと赤ちゃんを思わせるような幼さ。

唇は厚く、ミリアのような肌を思わせる光のような肌。

とにかくやりすぎなくらい可愛さだった。


「私の名前はケイオス、龍族です!

 好きな食べ物はりんごです!

 年齢を聞かれるのは嫌いです^^

 こう見えても上級魔法すべて習得しています^^^

 かの有名な『アルタル王国』が故郷です^^^^

 ・・・・」


絶賛、さきほどの年齢確認を根に持っているようだ。

立て続けに自画自賛トークが始まる。

よくもまぁ舌がこんなに回るものだというほどに。

しゃべるのが好きなんだろう、コミュ力も高そうだ。


シロムは嘘だと思ってないのに、

実力を見せ付けるようにケイオスは魔法を見せる。

「魔人に告ぐ、我の魔力を食え、そして我に力を貸せ 『フレアボール』」


手の平にドス黒い炎がうずをまき、玉を構成した。

炎の上級魔法で、対象を燃やし尽くし、廃になるまで消えないらしい。


物騒な魔法だ。

たしかに心が不安を感じるような色をしている。

落ち着かないので、ケイオスに疑っていないからその魔法をけすように願いする。

すると外に出て、上に向かって炎の玉を投げた。

シロムは唖然とながら落ちてこないか確認する。


「落ちてきますね!」


出せるからといって、消せるというわけでもないらしい。


「大丈夫です!被害はでませんから!」


きっと神様はこの美貌を与え、

脳みそにハンデを与えたのだろう。

せめてもう少し美貌をマイナスにして、

脳みそにプラスしてあげればよかったのに、

神様は残酷だ。

とりあえず安全な場所に落ちるのを祈る。



――――『家庭教師、ケイオス』


最高峰の魔法国、アルタル王国。

魔法の開発、古代魔法、魔法陣を研究し、

応用した魔法道具を開発したりしている国。

その国で生まれたケイオスは、6歳で上級魔法すべてを使いこなし、頭角を現した。

まず魔法には火、水、風、土、雷、聖、時空、闇の8種類がある。

一般的に優秀な龍族でも上級魔法は2種類しか使えない。

超人的な、いや、超龍的なケイオスを魔法国家はケイオスを抱きかかえようと考え、

王宮主催のダンスパーティーに招待する。

そのときにたまたま大臣の目に留まり、自身の妾になるように言われるが、

これを全力で拒否。大臣のひんしゅくを買い、謀反を企んでいるなどの、

根も葉もないことをでっちあげられ、無実を訴えるも国王は大臣の言いなりで、逃げるように王国を逃げた。

生活をするため仕事しようとするのだが、

アルタル王国から圧力をかけられており、周辺の街や村で雇ってくれる場所がなく、

アルタル領土からも出ることを決意。

馬車で師匠のいるエポス大陸へ向かうことにした。

半年でエポス大陸に着いたが、資金が尽きかけたので

稼ぐために馬車を降りる。

自信もあったのでダンジョンに篭り、鍛錬も兼ね、

レアアイテムを売ることでお金を稼ぐことにし、

その手続きをするためにギルドへ行ったが、12歳未満はダンジョンに入れないと門前払い。

ショックを受け、足を重くして歩いていた時に女性にぶつかる。

命の次に大事な小銭だらけの財布がなくなっていることにすぐ気付く。

お得意の魔法ですぐに女性を拘束するが、

すでに財布が無く、証拠がなかった。

逆に騎士団に傷害の現行犯として拘束され、監獄生活が始まる。

無料でご飯もあり、ベットもある、監獄にいる人達はみんな優しいし、天国かと思った。

そこに満喫しているときに師匠が面会にきた。

師匠から家庭教師の仕事を引き受けた。


王宮の大臣をボコボコにしたとか、監獄のボスをボコボコにしたとか、師匠は悪魔だとか、

喜怒哀楽を激しくさせながら経緯を流暢にしゃべっていると勢いよくドアが開いた。、


空気が一遍する。


知らない大人達と一緒にクロムが真っ青な顔をし、頬には涙のあと、シュシュをおぶって帰ってきた。

シュシュが壊れかかったカラクリ人形のようにクロムの背中から腕を垂れさせている。


シロムはまた唖然としていると、大きな声が聞こえた。


8歳の少女は顔に似つかわしくない雰囲気を出し、激怒していた。

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