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第8話 全然若くない家庭教師

「どなたかいらっしゃいませんか?

 家庭教師の仕事で来た、ケイオスです。」


老人シャウルがいっていたことを思い出す。


"家庭教師の名前はケイオスという若い女性だ。"


まさにケイオスと名乗っているのは若い女性の声。

家庭教師ということも一致している。

夢空でシャウルが言っていたことは本当だった。

(ちなみに夢空とはシャウルと出会った場所、勝手に名前をつけた。)

嘘だとは思っていなかった分、驚きはほとんどなかったが、

あの日以来、悩みに悩んだ。

歴史をかじってるライムなら”亜人族”について何か知ってないか聞いたが

知らないという返事で手がかりが一切なく、身体を鍛えることで日々をすごしていた。


"亜人族がお母さんを殺す"


老人の言っていることが確信できるもに変わっている今なら、

これも本当に起きるのだろう。

やはり身体を鍛えていてよかった。

回避するためには、シロム自身が亜人族を"殺す"ことで解決するということ。


(そんな事はできるわけがない)


もちろんお母さんを死なせるつもりもない。

つまり、亜人族を殺さずにお母さんを助ける。

これが答えだ。


とりあえず、外にいる人物は安全だろうと思い、

家のドアを開ける。


若い女性・・・?

シロムは唖然とした、どうみても自分と年齢が近い。

家庭教師というぐらいだから、大人がくると思っていた。

もしかしたら実は年齢が18歳!っていう話かもしれない。

試しに年齢を聞いてみる。


「8歳ですが?」


子供だった。

”若い”ではなく、”幼い”女性である。


「家に入ってもいいですか?」


幼い子供が1人で外にいるわけもいかないので、

家に入れることにした。



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魔法の呪文は後ほど変えます。上級魔法らしさがでていないので。。。

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