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第1話 シーズ村

森に、川に、動物に、そこは自然豊かにかこまれている村。


『シーズ村』だ。


村の人達は裕福な暮らしではないけれど自然に恵まれている、幸せいっぱいの村。

王宮のような都会はお金で食べ物が買えるが、

シーズ村に住む人は自給自足をして生活している。

きたない話になってしまうが、自分や家族の排泄物なども肥溜めから肥料にしている家庭があたりまえ。

しかし、この豊かな自然に魅了され、都会から引っ越してくる人も少なくない。

シーズ村から西に「シーズ山脈」という、山の一帯から流れてくる川は、村の大事な生命線になっている。

その川は『ナチュラ川』と呼ばれ、大陸一、淀みが一切なく透きとおる水が流れ、

どこかの誰かは知らないが、ナチュラ川の水は不老長寿の効果があると宣伝したおかげで

今では観光名所。もちろんそんな効果あるわけがない。

まぁ観光にくる人の目的は豊かな自然を満喫しにきている人がほとんどで、不老長寿なんて信じていない。

そんなわけで近隣の村の中では栄えているほうで、たくさんの人が暮らしている。


種族もさまざまで、この世界には6種存在する。


人族(世界人口の60%)

1番弱い種族。成人は15歳で他の種族の中では早い。

戦士、武道家、魔法使い、僧侶などの潜在能力ジョブを1人1つ持っている。

5歳をすぎるとジョブを確認するように義務付けられており、確認するのは龍族にしかできない。

ジョブを鍛えることで上位ジョブへ転生できる。

中にはレアジョブもある。


獣族(世界人口の20%)

耳がとがっており、獣族は瞳の色で強さが分かる。別名エルフともいわれている。

青<赤<黒<白の順番で強く、基本的にはみな青色で、稀に赤色がいる。

瞳が赤色の獣族は1万人に1人くらいで滅多にいないわけなのだが、黒はさらに稀で強さも桁違い。

白色は古代書を確認すると1000年前に1度だけ現れたきり。

人族と同じく、ジョブを持っているが身体能力がずばぬけており、、魔法使いでも体力は高い。

獣に変身することができ、固体の強さに応じて変化の大きさも違う。

たとえば、瞳の色が青であればウルフ、赤色がタイガー、黒色がドラゴンで、白色は古代書からキリンと記されている。



魔族(世界人口の10%)

女性には角が2つ、男性には角が1つ生えている。

共通する特徴は背中に黒い羽と、長さはさまざまだが細い尻尾がある。

条件があるが魔物を支配できる。

病気にならない体質をもっているため、医学というものを知らない。

交友的な魔族は他の種族と共存しているのだが、

断行的な魔族は好戦的で、ただ単に殺戮を楽しむため、近くは禁止区域になっている。。

五体すべてが武器で、魔法もかなり使える。


鬼族(世界人口の10%未満)

魔族と同じく病気にはならない体質をもっている。

魔族に仕える宿命。

主のためなら命もおしまない武士魂で忠誠心を示す。

ぬきん出ている能力はないが、仕えた主の能力で強さが決まる。

主が協力な力を持っていると、その力に比例して強くなる。

一例だが、魔族上位に仕えた鬼族は下位魔族と互角に渡り合えるほど。

ジョブはない。


龍族(世界人口の1%未満)

魔法に特化している種族。

頭が大変よいが、決断力がない。

たとえば政治を1つやるにしてもありとあらゆる結果を複数導き出す。

そこから1つに絞るというベストな道を決断することができない。

そのため決断力のある主に仕えている。国王の補佐にはかならずいる。

女性しかいなく、見た目は人族とかわらない。

龍族だからといってドラゴンには変身できない。

簡単に説明をすると人族の超人的な魔法使いバージョンといったところだ。

ジョブはない。


神族(世界人口の0%)

情報が一切ない。文字通り神格化された種族。



―――――そして今日もまた『シーズ村』に男の子が生まれた。


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