第九話 《終了》
鱗目、許さねぇ。
絶対に……。
「ちっかわいい顔して悪魔かよ。まさかこの俺を使いやがるとは……」
前回のあらすじ! (俺の補正入り)
なんか街の人全員が敵だと思ってぶっ殺したら仲間のほうが敵でしたー!
何人か仲間も殺したんで残りは後二人!
さーて殺っちゃうぞー!
って感じ?
みたいな?
「はっ! てことは呪払も俺を騙してたのかよぉ! あー、うぜ! ぶっ殺す」
走るぜ! 走るぜ!
俺は走るぜ!
ただ走るぜ!
無限に走るぜ!
走ったらついたぜ! 呪払の家! これ!
家ごとぶち壊すぜ! ひゃっはー! ふははー!
「な、何ですか⁉︎ って霧笹君! 何してるんですか!」
「黙れ黙れ! 俺の敵のくせによお!」
「確かに! そうですが……これは! やりすぎぃではぁ?????」
「さあ使え使え! お前の能力ぅ!」
「もう使ってますううう!」
「あ???」
「肉体変化を使ってるんですうううう!」
「なんだよ! じゃあ偽もんかよ! 死ねよ!」
はいはい
手を千切って
足を千切って
目を潰して
髪の毛ぶった切って
首をぶったぎるううううう!
手足目髪首!
「これが俺の技能でーす!」
はいはい次は鱗目、鱗目。
「な、なにを……」
おっと鱗目いたじゃん。近くに偶然きていたじゃん。
破壊
破壊
破壊
破壊
破壊
破壊
破壊
破破破破破破破!
「これも俺の技能だったり?」
ヒャハハッ!




