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紫煙をくゆらせる  作者: 如月春水
プロローグ
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プロローグ-0-

アイ。


たくさんの人たちから、たくさん愛されるように。たくさんの人たちを、たくさん愛してあげられるように。


差別も、贔屓も、何もなく平等に公平に、博愛とはこのことだと思わせるくらいに愛して示せるように。


誰からもアイされ、必要とされるヒトとなれますように。


大切に、大切に、愛されますように、と、願いを込めて。


愛情という言葉からとって、「アイ」って、名付けられたの。私。


少女は、癖のあるふわふわとした金髪を揺らして、笑ってみせた。




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