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死は突然やってくる
俺は死んだ。
それもなかなか間抜けな死に方で某有名サブスクを使って歩きで家に帰りながら百合アニメを見ていた。あ、結構ガチなやつね。
少しえっちなシーンのところで夢中になり、横から来る車に全く気づかなかった。
「あなた様を転生させると言ってからだいぶ経ちましたが転生したい種族等々は決まりました。」
「もう少し待ってください。あとちょっとで決まりそうなんです。」
「サキュバスに転生して百合ハーレムを気づくのも悪くないでも吸血鬼の紅目も捨てがたい。いっそオッドアイとかも...」
「あのまだかかりそうなのでしょうか。」
「もう少しだけ」
「それならもうサキュバスとヴァンパイアのハーフということでよろしいですね。」
「いや俺はまだ決めていない。」
「わかりました。大丈夫なんですね。」
「でも楽しい異世界ライフを」
「え、ちょっと待ってくださいよ。女神様」
「もう十分待ちました。」