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猫の世話人、冒険も商売も猫のためのチート能力で9時5時ホワイト勤務  作者: 猫の手下
4章 13歳~ 領主との争いとクルーズン事業の伸長
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4章あらすじ

1-12 クラープ町での後始末をする。

13-20 クルーズンで観光地仕様の店を考え、観光ガイドブックを作る。

21-23 観光ガイドブックでコピペされ、訴える。

24-25 またクラープ町でゴタゴタ。

26-27 クルーズンでの商売についていろいろ考える。

28-32 新しい商売をしようと肉の取り扱いを考え、リアナが肉屋に修行に行く。

33-35 ミルトンを採用し、焼き肉を参考にした薄切り肉など新しいものを追求する。

36-43 薄切りの味付け肉を売り出す。人気になってしまい、いろいろ問題が起こる。

44-61 冷蔵庫を発明し、冷蔵流通ルートの整備に努める。

62-71 青果商ブリュール氏と相談し、水運で北方のレーヌ市と交易する。

72-76 南方の海辺の都市マルポールと交易する。シーフードが手に入りレオーニ氏が絡んでくる。

77-79 シーフードが珍しく教会や領主が絡んでくる。

80-81 氷魔法使いの養成方法をいろいろ考える。

82-87 シーフードのあまりの人気により不足し、いろいろ問題が起こり対応する。

88-90 大型船だけでなく小型船も使った流通方法を考える。

91-95 アンセンという氷魔法使いが引き抜かれ、対応する。

96-98 よその業者にも冷蔵流通ルートを開放し、クルーズン市にシーフードが広がっていく。

99-100 セレル村に戻り人々に会う。



1. 家宰がパラダ騒動の後始末をする。パラダを保証していた商会の借金返済猶予の枠組みを作るが、領主の不用意な発言で崩れる。郵便を再構築しようとして難儀する。


2. パラダと一緒になってフェリスの行商を取り上げた連中が、パラダへの保証もあって連鎖倒産する。パストーリに後始末を頼み、郵便と行商の復活を頼まれる。


3. 家宰がまた後始末をする。パラダとの連鎖倒産で領都系商会が潰れたため、パストーリと相談して事業や失業者を土着系に引き受けてもらう算段をする。


4. 領都系商会を土着系商会に引き受けさせるため出資が必要になり、パストーリはフェリスから聞いた株式会社方式を勧める。郵便と行商はまだ浮いている。


5. 家宰からクラープ町の郵便と行商を頼まれた件について幹部と相談する。領主への対抗のために司教に会うことを考える。家宰と面会する。猫と遊ぶ。


6. 家宰がフェリスに郵便と行商を引き受けるように頼む。フェリスから領主やパラダ本家からの理不尽除けをいろいろ要求されるが事実上のゼロ回答をするほかない。


7. フェリスは家宰相手に領府と商業ギルドの協定を持ち掛ける。また郵便と行商事業の領都系商会からの買取金額を売渡し時の5億よりずっと安い2千万とする。


8. 家宰がフェリスを評価する。必要とは言え面倒な協定を要求する。領都系の事業を安く買いたたく。それでいて労働者には未払い賃金を払う。

土着商会が領都系のクラープ町の店を買うときに出資する。家宰はフェリスがクルーズンに逃げようとしていることと領主の無理無謀に気づく。


9. 領主への対抗のためクルーズン司教に何かあったら助けてくれと頼む。回りくどい面倒な会話をする。その宗教の神は猫にしか興味がないのだけれど。


10. 町の郵便と行商を買い戻した。パラダたちの未払い賃金も全額ではないが払う。人手不足でジラルドと相談しつつ、回数を制限して郵便と行商を復活する。


11. 土着系商会が潰れた領都系の店を引き取るにあたって整理解雇がある。失業者を引き受けるにあたり、高齢の方が概して質が悪いので、それを避けるため徒弟での採用とする。


12. パラダ商会の元番頭のバンディは、のれん分けの約束を失い、商会への預け金も失う。妻と子どもから見放され、再就職もままならず、ひとりさ迷う。


13. フェリスはクラープ町からクルーズンに戻るが、部下たちが進めている事業の話について行けない。状況や背景が書かれた文書の作成を頼む。


14. アランは観光地仕様の行商を始めている。ただどうも住宅地とは勝手が違うし、人によって売り上げも違うようだ。競合が出かねないので、差別化を考える。


15. 観光地用の食べ物を考えたが保存がきかないのであきらめる。次に観光ガイドを考える。有償でさせている街歩きのレポートを書いた徒弟の子と話す。猫と遊ぶ。


16. 観光ガイド作りで、いいレポートを書いている従業員を編集担当にする。内容を話し合って決める。地図をつけるのに地図屋に頼みに行く。


17. 観光ガイドブックの編集をしている。結構紙や印刷代が高く、あれもこれも載せられない。頑張って20ページで原価が330ハルク、売価を600ハルクにする。


18. 観光ガイドブックの原稿を印刷屋に持って行く。数百部なので木版にする。試し刷りをして修正部分を指摘し、500部を印刷してもらい受け取る。


19. 500部のうち100部は関係者に配る。行商先での販売ははじめは少ししか売れないが、途中で販売が激増して不足し、特急で印刷を頼む。領主や司教筋からの要求もされる。


20. 観光ガイドが不足し、転売まで出る。欲しい人が押し寄せ、説明に難儀する。手書きも考えたが上手くない。クロに踏み踏みされる。


21. 観光ガイドは1500部を作り販売できた。その間にコピペ本が出回る。販売元に詰め寄るがかわされる。冒険者ギルドに頼んで出版元を突き止め、代言人と相談する。


22. コピー本業者を訴える相談をする。代言人は儲からないというが、尊厳と将来の利益のために訴える。コピー本業者から嫌がらせや妥協の要求を受ける。


23. コピー本業者相手に裁判で勝つ。だが代言人代を考えると赤字だ。相手はもっとひどいだろうが。金属活版を使い多数刷ることにする。割愛した記事や広告も載せる。


24. 子爵領の家宰が領主の愚かさに難儀する。領主はフェリスをとらえたいようだ。それも小賢しいコンサルに入れ知恵されての結果だ。全く嫌になる。


25. クラープ町のフェリスの商会に領主について秘密の手紙が届く。マルクと打合せする。ジラルドによると郵便や行商もかなり復活したそうだ。クロと遊ぶ。


26. クルーズンで幹部たちは出店攻勢をかけている。金はあるし、人もマニュアルで割と早く育つようだ。あまりに速いので他の価値の必要性について説く。


27. フェリスの商売は何でも屋だ。専門商店ではない。それは村の商売がそうだったからもあるし、日本のスーパーの記憶もある。専門商店の店主候補もそれほどいそうにない。


28. 商売に新味を出したいこと、何でも屋だが肉の仕入れが不安定なことから、肉の加工ができないかと考え、リアナに取り組んでもらうことにした。


29. リアナが肉の加工をするが、専門でないのでやはりうまくないようだ。リアナは悩み、肉屋に修行に行くことにする。本人はこちらと兼務のつもりだが、向こうに専念させる。


30. リアナは修行に出るが、後の仕事は経験の少ない部下のセストに丸投げだった。セストから泣きが入り、リアナに一時戻ってもらい、後が続くよう体制づくりをする。


31. セストはリアナの試行錯誤を十分に見る余裕がなかったようで、新しいことへの対応が難しかった。リアナに注意する。おもちゃで猫と遊んでいたら神が欲しがる。


32. リアナは肉の加工の修行をするが満足に行くまで数年かかるようだ。あまりうまくないので話すと、結局あきらめる。代わりに肉屋のミルトンを採用する。


33. ミルトンは肉の加工の技量がかなりあるようだ。リアナは職場に戻るが、不在の間にマニュアル化されて少し浮いている。ミルトンが来て店での肉の販売に広がりができた。


34. ミルトンは肉の加工ができる。前世の焼肉を参考に薄切りにして調味料に漬け込んでもらうと、新しい味が楽しめた。持ち帰り用にどれくらいでダメになるかも調べる。


35. 肉の保存のために冷やすことを考える。氷魔法使いがいて呼んでくるが費用がかなりかかる。直接凍らせる方法と木箱の冷蔵庫を作って冷やす方法と両方を試す。


36. 味付きの薄切り肉を売る計画を立てる。幹部が試食して好評だ。客にも試食してもらい売るために屋台を一時休むことにする。クロと遊ぶ。


37. 味付きの薄切り肉を売り出すと大好評だった。客が多すぎてトラブルが起こるくらいだ。翌日休もうかと思ったがリアナが出すと客に約束してしまい、出すことになる。


38. 味付き薄切り肉が急速に人気になってしまい供給が追い付かない。軽食の作り手を回すのもまずい。エミリを呼んできて、工程を分けることで解決する。


39. 味付き薄切り肉の製造について工程を分けて効率化するとともに秘密を洩らさないようにする。そのため手順を変えたりなどもする。神と言い合いをする。


40. 人手不足への対応についてスタッフと話し合う。セストは自らも含めたブラックで対応しようとするのでいさめる。エミリに管理を頼む。


41. リアナが上に立つとブラックになりがちでエミリに管理を頼む。部下を使いたいリアナから文句を言われるが諭す。リアナは何とか折り合いをつける。


42. レオーニ氏が来て、うちの考えた薄切り肉に甘みのアイディアに、ハーブの使い方を組み合わせる。提案を受け、向こうの監修ということで売り出す。


43. レオーニ氏に改良してもらった薄切り肉を売り出すのに値上げをする。見えないものも含め費用が掛かっている分を取るとともに作り切れず、買い手を減らすためだ。


44. 冷蔵庫を作る。神と話すと大世界のフォーマットに従いエネルギー保存則が成り立っているようだ。木箱に氷を入れる方式で、シンディとマルコに見せる。


45. 冷蔵庫を商会の幹部に見せる。3日たった肉の味見をしてもらう。特許を取ること、売り方、市の有力者に渡したり見せたりすることを話し合う。


46. 冷蔵庫で特許を申請する。クルーズンの領主と司教に渡す必要があり、新しい物の見せびらかし合いをしているので、ほぼ同時に見せられるように通知も同時にする。


47. 司教には冷蔵庫を献上したので、領主にも献上する。実際会ってみるとお世辞などは好まないようだ。子爵領での経緯や冷蔵庫についていろいろ聞かれる。


48. 領主には日が経った肉とジュースを提供してお褒めの言葉をもらう。近くの司祭とギルドマスターが領主や司教への提供について探りを入れてくる。


49. 冷蔵庫は特許に通った。商業ギルドで冷蔵庫のお披露目をする。前と同じように日が経った肉とジュースを提供し、好評を受ける。


50. レオーニ氏が冷蔵庫を欲しがる。売る用意はなかったが目の前にある物でもいいと半ば強引に買っていく。神はクロのお尻をなでている。


51. 青果商のブリュール氏も冷蔵庫を欲しがるがレオーニ氏のような無茶はしない。他の人からも聞かれる。木工業者や調理人相手のお披露目にもレオーニ氏が登場する。


52. レオーニ氏は煮凝りを見せてくれる。ミルトンの知識で皮からも作れるそうだ。ゼリーのアイディアを披露すると、レオーニ氏は研究のために人を派遣してくれという。


53. うちで給料を出してレオーニ氏に徒弟を育ててもらう。レオーニ氏はミルトンの言を聞き、果汁やスープのゼリーを作る。マンロー氏は人手不足をこぼす。


54. 冷蔵庫の製造が足りず木工業者に頼みに行く。人が足りないというので、うちの役員の同意を取った上で、冷蔵庫を一定代数引き取ることを条件に徒弟を増やしてもらう。


55. 冷蔵庫に必要な氷魔法使いを育てている。研修費用は貸し付けで競業避止契約をする。氷魔法使いが足りず、人でなく氷が動くように流通方法を工夫する。


56. クラープ町から実験的に冷蔵庫を使って輸入する。流通で儲けるのだ。量のわりに高いものにする。ブリュール氏とも相談してプラムを運ぶ。条件と結果をいろいろ調べる。


57. 実験では高く売れるようだが赤字だった。役員と相談する。途中の宿場に魔法使いを置くことや冷蔵庫を大型化することなど決める。猫と冷蔵庫について神と話す。


58. 近くの出身者を氷魔法使いとして途中の宿場町に置き、急ぎのときは魔法報で連絡する。クラープ町でも木工業者と相談し、冷蔵庫を発売する。


59. クラープ町からの冷蔵輸入ルートの確立に投資する。セレル村でも冷蔵庫を紹介し好評だ。ロレンスに会う。クラープ町の魔法使いのバーバラに氷魔法使い養成を依頼する。


60. 冷蔵品を輸入したが小売りで失敗する。冷蔵庫を置いた高級品店を新たに開店する。ポスターや包装をデザイナーに作ってもらい、けっこう成功する。


61. 高級品店は成功しうちの格も上がった。ブリュール氏と合弁の相談をする。魔法学校に氷魔法使いの養成と新たな使い方の研究を依頼する。猫が神をおもちゃにしている。


62. ブリュール氏からは取引先など紹介される。流通ルートを整備する。氏との相談で大量輸送可能で速い水路を使い、北部の大都市レーヌとの交易を検討する。


63. レーヌ行きを役員と相談する。ブリュール氏と相談し、少し大きめの実験を行う。向こうの商会に連絡してもらえる。氷魔法使いと特許を取るための代言人を連れていく。


64. 船の上からギフトのホールで家に帰ることにする。家から帰るとき船が動いても動いた先に帰れることは実験済みだ。フェリスの部屋にマルコが侵入し猫吸いをしていた。


65. 氷魔法使いと代言人と3人で船旅をする。氷魔法使いはいろいろ試してノウハウをためている。レーヌにつき、3人で屋台で飲み食いし、商業ギルドであいさつをする。


66. レーヌの商業ギルドで冷蔵庫をお披露目する。日のたった肉や冷やしたジュースや入手困難なプラムなどだ。冷蔵流通について期待される。1台はレーヌに置いていく。


67. 冷蔵庫はレーヌの特産品を入れて氷魔法使いとともに送り返した。フェリスは居残ってギフトで役員たちに見物してもらう。皆それぞれ行きたいところは違うようだ。


68. アーデルベルトが急いでレーヌの魔法学校と契約すべきだという。役員の同意なしに、とりあえず100万で仮契約をする。その直後にレーヌの商人が学校に接触したらしい。


69. レーヌから帰るとマルコはフェリスに仕事をさせたい。仕事しすぎは危ないのでマルコを臨時の長にしてフェリスは10日引きこもる。近隣の魔法学校や塾のリストも頼む。


70. 冷蔵庫に入れ込むことについて役員には不安があるようだ。ただ大手に先を越されるとまずい。話し合って余っている金を魔法学校に入れることで合意する。


71. 四方八方の魔法学校と契約することにする。ただ生徒がどこにいて、どこで仕事をするかの問題が付きまとう。またあまり出したときのことも考えないといけない。


72. 魔法塾との契約にアランを北の水路沿いの町に送る。フェリスはブリュール氏とも話し海産物を求め南のマルポール市に向かう。魚を買ってクロにやる話をする。


73. マルポールの商業ギルドでまた冷蔵庫のお披露目をする。魔法学校の契約や特許の手続きもする。役員たちをまた連れてくる。クロに魚を買って帰る。


74. マルポールから帰り、ギフトごまかし休み中に氷魔法の練習をする。アランの方は魔法塾は氷魔法研修ができず、クルーズンの学校との協力で契約にこぎつける。


75. 役員たちの得意分野が明らかになってくる。レオーニ氏がシーフードを欲しいと駆け付け、こちらの都合も聞かずリアナのところでかってに調理していた。


76. レオーニ氏の店でシーフードを出し上流層で評判になっているようだ。教会から探りが入り、司教と領主に献上の便りを出す。2つとも返信があり、まず司教から出す。


77. 司祭からのねちっこい攻撃や探りをうまくかわす。ただ司教のもったいぶった献上の要求には屈してしまい、布施を集めるための食材を提供しなくてはならなくなる。


78. 領主にもシーフードを献上する。領主の方は一家でだった。領主は経済的なことを気にして質問し、答える。南と北の食材を合わせて真ん中で食べる趣向にする。


79. 家宰が痛くもない腹を探ってくるので撃退する。領主はシーフードに満足し書付をくれる。神が不在だったためかクロがやたらと甘えてくる。


80. 氷魔法使い養成には資質が関係するがすぐには見抜けず、しばらく教育する必要がある。奨学金を出して、資質がなければタダ、あれば競業避止で囲いこむのがよさそうだ。


81. 氷魔法使いを好待遇で募集するが疑いの声が上がる。競業避止義務のためのノウハウもたまりつつある。シーフードは売れているようだが、金持ち中心かもしれない。


82. 政庁の都合でシーフードを持って行かれてレオーニ氏が怒っている。政庁と交渉して伯爵系伝来の食器セットを使わせてもらうことになり、1日そちらで営業したという。


83. シーフードが人気のあまり、販売に行列ができたり転売が起こったりしている。それをなくすために値上げする。クロに餌をやり、神が加工するがクロは食べない。


84. シーフードのあまりの人気に競合業者が出るが、保存に失敗して撤退する。うちの中では混同されたくないと、よそと違うとの説明文や絵などを掲示する。


85. シーフードの人気のあまり、いろいろ理由をつけて要求する客がいる。取引先だとか流通に問題があると文句を言うとかご近所だとか供給の義務があるとか迷惑だ。


86. 政庁と教会とレオーニ氏でもっとシーフードをよこせと言ってくる。クロは最近人の顔を見てものろのろとしか来ない。まだ年ではないはずだが。


87. 氷魔法使いが足りないので、かなり手当を増やして無理に働かせている。幸い流通が増えてきたが、そうすると熱狂的な買い手も収まった。値段も少しは高いが落ち着いた。


88. いまは5日の1回の仕入れについて増やしたいとシンディや役員と話す。大型船を使うからだが、増やすのに大型船を増やすか、小型船でも運ぶかとする。


89. 小型船で運ぶのに船に氷魔法使いはペイしないため乗せされない。途中の川湊に置く。そのための実験をアランに任せるが1回目は上手く行かなかった。


90. アランの2回目の実験はまあまあの成功だが、まだ不安だという。3回目でようやく上手く行く。今後は他業者にも冷蔵流通ルートを使わせることを考える。


91. よその業者が冷蔵流通をするためにうちの氷魔法使いのアンセンを引き抜いたようだ。他の領の業者なので競業避止が有効かどうかわからない。


92. アンセンには翻意を促すが聞きやしない。基本的に嫌な奴だ。けっきょく大型船の舟運業者がうちに遠慮して乗船拒否したために浮いてしまったようだ。


93. アンセンの高額報酬はわずか3か月だけだったそうだ。なびいたのは彼だけだった。頼まれたのか市議が彼を戻せと高圧的に要求してきたが、領主の書付ではねのける。


94. 市議をはねのけると次はあまりに過保護で変な母親がやってきた。それも撃退する。政庁の方にもおかしな要求をしてきたとのことだった。


95. アンセンの件は何とかなったようだ。ただ冷蔵流通の独占は避けた方がよさそうだ。渋る役員を説得して開放に向かう。クロのエサがなくなっており神にカリカリを作らせる。


96. よその業者に冷蔵流通ルートを使わせるため氷を供給する方法を検討する。契約するか、その場限りで氷を渡すかにする。需要が読めないのではじめはかなり高くする。


97. 冷蔵流通ルートの開放について商業ギルドで説明会を行う。初めは高いが、それでも応募する業者があった。川湊に見に行くと無事に運ぶことができたようだ。


98. 冷蔵流通ルートの開放で並行輸入する業者が出てきた。シーフードは以前より広がり値段もだんだん落ち着いた。シンディとマルコと出かけ、屋台のシーフードを堪能した。


99. セレル村に里帰りしロレンスと会う。お金を出すと言ってもいらないといい、クロに触ることを要求される。ロッコとロザリンドはブドウの栽培をうまくしているようだ。


100. ワインづくりのアンナとも会うが、少し悩みがあるようだ。行き詰まりのようで留学を勧める。お金の心配も成功したときだけ返す条件で親も説得し、留学に行くことになる。



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