キュン?ドキッ?
ここはとあるマンションの一室
ベッドで男女が気持ち良さそうに寝ています
彼女の顔に
朝日がカーテンの隙間からさしています
まぶしそうに
瞳を細めて
となりで寝ているカレを起こさないように
ベッドからそっとおり
Yシャツを羽織る
裾からは白い足がのぞいています
キッチンでコーヒーをいれ
ベランダで煙草を吸う
煙をくゆらせながら下を眺めると
学生達が賑やかにおしゃべりしながら
登校している
幼馴染のふたりの会話が聞こえる
「待ってよー」
「遅いんだよ、おまえは、
何 頬っぺたに イチゴジャムつけてんだよ」
「ほら、こっち見ろ」
と言うと、指でジャムをとり、ペロッと口の中に
キュンですね。
マンションでは、
彼女がコーヒーを飲みながら、
トーストしたベーグルにバターとクランベリージャムをつけて食べています。
カレは、伸びをしながら
彼女のもとへ
彼女を後ろからギュッと抱きしめ
うなじにくちづけし
そのまま
首筋にくちづけし
頬っぺたをペロッと、
「え、なに?」
「ジャムがついてたよ」
ドキッ!ですね。
急に降り出した雨
私は折りたたみの傘をさして
ひとり歩いていると
後ろからバシャバシャと人が走ってくる音が
「傘持ってるじゃん、いれて」
えーー!片、片想いの彼だ。
「ど、ど、どうぞ」
と、彼の方に傘を差し出すと
「おまえ、濡れちゃうよ」
と、自分の方に肩を引き寄せてくれた
キュンですね。
今日のデートも雨。
雨はきらいではないけれど、いつもいつも雨は、やっぱりつまらないなぁ。
遊園地も行けないし、
ピクニックも行けないし、
あーあ、やっぱり雨女なんだ。
と、彼にグチグチ言っていると
さしていた傘が目の前に
と、同時に彼からのキスが
「雨で傘をさしていると出来る事もあるよ」
ドキッ!ですね。
少しは、キュン!ドキッ!感じてくれたら嬉しいです。




