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69日目「不明瞭な部屋」

69日目「不明瞭な部屋」

俺だ、勇者だ。


何で俺は…この場所を知ってるような気がするんだろうな…?


今までだってそうだ。


知らない記憶が流れてきて、その度に激しい頭痛によって何を浮かべていたのかすら忘れてしまう。


そんな度々起きる謎の状態と一緒だ。


この場所を見た時…頭痛で一時的に意識が飛んだようで、目を開けた時にはフィアちゃんとリリティエさんが目の前に居た。


まさか気絶するなんて…。








だけど、そのお陰で少しだけ思い出せた。


この場所に俺は…一度来たことがあるって。









一応、どういう経緯か日記に記録しておこうと思う。



宝奪団長の部屋を出て、その後に2階全ての部屋を探索し終わった俺は一階に降りたんだ。


フィアちゃん達と合流する為に玄関口に行こうとしてな…でも、不意にその反対側を向いた時にさ…


明かり一つ照らされて無い暗闇に染まる廊下の奥、そこに小さなドアノブがあるのを見つけたんだ。


近くに倒れていた蠟燭を手に取って少しずつ進んで行ったら…




大きく【×】と書かれた部屋を見つけたんだ。




ドアノブを捻って開けてみると…小さな部屋にポツリと、もう一つの扉が床にあった。


同じく開けてみたら、埃を被った地下に繋がる階段が出てきた訳だ‥‥。


劣化が凄くてメキメキ言うもんだから、一段ずつゆっくり降りていく…。


そして、見えてきた部屋を見ていたら


「あれ…この場所、どこかで見た事がある…?」


なんて考えながら慎重に降りてった。


そして、部屋の全体が見えた瞬間…!


頭痛を起こして階段から足を踏み外したんだよ!



ん?あれ待てよ?気絶した理由、それじゃね…?



で、今さっき意識を取り戻したってわけ☆



…少し真面目な話になるがな?


さっきも書いたけど、俺はこの場所を知ってるんだよ。


でもまだ、何故知ってるのかという理由は分からないままなんだ…。



少し広めの部屋の中で階段がある反対側の壁…そこに



紫と赤が混同して揺らめいて、謎の物体が円を描いて張り付けられている…のか分からないけど、飾られているような感じもする。



そんな不思議に満ちた【壁】が目の前にあるんだ。





どうやら、フィアちゃんもこの場所は知らなかったらしい。


宝奪団ですらもこの場所は立ち入り禁止とされていたらしく、団長以外入っていくところを見たことが無いらしい。


そんな場所の存在を…何で俺は記憶にあるんだ…?




覚えてる限りだが‥‥この不思議な【壁】に身体を近づけたら、何か起きるような気がするんだ。


ものは試しだな…。


やってみよう。




そしたら、不明瞭な俺の記憶だって…戻るかもしれないだろ?




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Error
























始まる。

世界が映し出す本当の姿。

果たして真実はどこにあり、何を表しているのか…。


そして、勇者が持つ〈不明瞭な記憶〉とは。









既に運命へのカウントダウンは始まっている。























???まで残り

       ー 1 ー









【次回】70日目

  

「崩壊」













☆ ☆ ☆

こんみか、神果みかんです!

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では♪

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