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63日目「切断マジック」

63日目「切断マジック」

おいおいマジかよ…この勇者。


よっ、ワイだ。アヴァローグだ。


今緊急で日記を回してるんやけどな?


色々あって状況の整理が付かないから、一度巻き起こった全貌を記録していくぞ…?



勇者の彼女が思い入れのある場所に行きたいって聞いてから、キャンプ地を離れて竹林にやってきたんや。


そしたらな?地響きが凄い鳴り始めて、音のする方角を見てみた訳や。


そこにな、でっかいドラゴンがおった訳よ。


そんなことあるか?


野生のドラゴンなんて聞いたこと無いぞ?ほんまに。


したら勇者とその彼女が口を揃えてなんて言ったと思う?



「「またドラゴンか」」ってよ…。



またってなんや、またって。


確かに彼らの日記を振り返ったら、今までに2度遭遇した記録があるのは分かる…分かるんだが…!


もはや見飽きてないか?感覚がおかしくなってんぞお二人さんよ…?


ってな事を思いながら、俺は戦闘モードに入った訳よな。


流石に、竹林を暴走するドラゴンとか野放しにしてられん思うたんや。


したらな?


勇者の彼女が俺を止めてきたんや。



「ちょっと見てなさい」ってな。



意味わからんかったけど、ワイは戦闘モードを解除して勇者の方を見てみたんや。


片手で剣を抜きながら徐に剣を上に翳す。


そして、、下に一太刀。




物凄い返り血と共に、お見せできないようなリアル切断マジックを見せられてる気分だったわ。




僅かに息をしてる半壊のドラゴンの口から


「マオウサマ…ドコ…マオウ…サ…」


って言う謎の声が聞こえてきたけど、すぐに肉片に変わったよ。


察してくれ。



あぁ…残酷な食物連鎖を見てる気分や。



そして思ったんや。


これ、ワイが旅に出る必要…あったのかってな。




…ダメや。記録しても整理つかんわ。


勇者とその彼女は優雅にキャンプしてるし…肉焼いてるし…。


おもろい勇者やと思ってたが、流石のワイでもキャパってのがあるわ。


一先ず、獲れたて焼きたての肉を食ってまた考えるか…。





待てよ…?





ドラゴン肉うんま!?!?!?!?!?!?!?





























ドラゴン肉…(*´ω`)ジュルリ…








こんみか、神果みかんです!

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では♪

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