62日目「夜は明ける」
62日目「夜は明ける」
おはよう、勇者だ。
突然だが、不可解な事を書いても良いか?
俺、この前に書かれている二つの日記を知らないんだよ。
誰が、何の為に書いた日記なのか…一切分からないんだ…。
暗号みたいなページと、俺が書いた字みたいだったが…一切記憶にないページ。
一体…誰が書いたんだ?
フィアちゃんもアヴァローグさんも、寝ている間は触ってないって言うし…なんなら俺とフィアちゃんは一緒に過ごしてたし…。
全く見当が付かないから、キャンプに突然やってきた冒険家を疑ったんだよ。
だけどな…俺が朝起きたら、彼の存在もその場に居た痕跡すらも残さずに全て消えていたんだ…。
怪しさmaxかよ…なんだってんだまったく。
むー…考えても分からねぇから‥‥出発の準備すっか!
ちなみに次の目標地点は【元宝奪団アジト】にしたぜ。
夜更けで寝静まった頃にな、フィアちゃんが布団から出ていくのが見えたんだよ。
何かあったのかなと思って付いて行ったんよ。
そしたらさ
月影がゆらゆらと浮かぶ湖畔の景色を前にして、三角座りしていたんだ。
それで何してたと思う?
涙を流して見つめてたんだよ。
水平線をな‥。
でな、俺がその様子を木陰で伺ってたら、フィアちゃんがすぐに気づいたんだぞ!?
ま、超能力者かと疑った話は置いておいてだな。
その時にフィアちゃんから【元宝奪団アジト】に行きたいと言われたんだ…。
それを聞いた時は驚いたし、即okなんてできなかったさ。
何せ、フィアちゃんを虐げて弄んだ奴らの潜伏基地に自ら行くから危険性は大いにあるし…。
しかもさ…フィアちゃんが辛いことを思い出してしまうんじゃないかって‥‥死にたくなるかもしれないって…多くの事を考えたんだ。
だけどな俺、気づいたんだ。
フィアちゃんが涙を流していても、目は真っ直ぐと水平線を見つめているんだって。
きっとあの涙は…本物だ。
そして、今まで何度も「信じて」って言ってくれていた。
今まで俺の事を信じてくれていたように、次は俺が信じてやらないと筋が通らない。
なら答えは一つに決まってるだろ?
俺は仲間を信じてるし、フィアちゃんを大切に想ってる。
たとえ、地の果て天の果てでも俺たちは一緒だ。
付いて行くぜ、俺だけのお姫様。
…って言った訳よ。
何だよ、あんま読むなよな…恥ずかしいから…。
行きたい詳細な理由に関しては詮索しなかったさ。
フィアちゃんがしたい事なら黙って付いて行く。
それが、勇者であり彼氏である俺の務めだろ?
だがなぁ…フィアちゃんは一体、宝奪団で何があったんだろうな…?
気になるがやめておこう。
いずれ話してくれるだろうさ。
まぁ、そんな深夜を過ごしていた訳だが
ここで耳寄り情報だぞ?
男子諸君は嫉妬するが良い!!!!
フィアちゃんと一緒に寝てきたぜっっっっ!!!!!
まさか、俺の誘いに快い承諾を貰えるなんてなぁ…。
流石、俺の誘惑術って所か…(キメ顔)
甘い香りはするし…可愛い寝息でぜんっぜん寝れなかったけどな!
だから今、現在進行形で深夜テンションだぜっ☆
安倍元総理
ご冥福をお祈りいたします。
これより先は…読みたい方のみご覧ください。
神果みかんと申します。
まず皆様、ここまで見て下さりありがとうございます。
私自身とても動揺していて、不安定な精神の中過ごしております。
まず何故本日、小説を投稿したのか。
それは、一人の小説家として誰かの心の拠り所となりたいと思い投稿致しました。
様々なYouTuberや小説家さんが活動をお休みする中、こうして投稿するのは少数派かもしれませんし…もしかしたら、痛烈な批判もくるかもしれません。
それでも私は、この世界の誰かを笑顔にしたいと願って活動を続けております。
この世界の…たった一人でも良い。
その人の為なら、どれだけ辛くとも頑張る事ができる。
どれだけ泣こうが…活動を続ける事ができる。
それが私が持つ活動論の一つです。
ファンが居てくれるなら、その人の為に尽力を尽くす。
その代わり、世界観は神果みかんを貫く。
それでも私に付いて来てくれるなら、何度でも立ち上がれる。
思想小説家神果みかんは生きています。
この世界の人間には数多の思想があって多くの人間が居ます。
私だって殺意衝動くらいは人生で何度も持ちました。
自殺願望も何度も何度も持ってきました。
それでも私は人を殺さないし、死のうともしない。
私は人の笑顔が好きだから。
貴方の好きなものは何ですか?
貴方はどんな夢を持ってますか?
貴方の好きな人は誰ですか?
生きる目的なんて何だって良い。
生きていれば何とかなる。
何があろうと、自分を見失うな。
見失いそうになったなら、何度も何度も自我に問え。
さて、ここまで見て下さった方はありがとうございます。
正直後半は思いの向くままに書いていました。
そして、短く本題に戻ります。
日本でも銃が使われた事
これを、皆さんには覚えていて欲しいのです。
どれだけ法が守ってようが私たちが人間である限り、犯罪は減らないと考えています。
この先、どんな事件が起こるか…分からない事ばかりです。
もしかしたら、私が明日殺されるかもしれない。
だから、平和ボケだけはしないで欲しいのです。
人間不信になれと言う訳ではありません。
ただ、平和に慣れて過去の悲惨な出来事を忘れて欲しくは無いんです。
その悲惨さは今日の事だけじゃない。
過去の戦争、今の戦争、有名人の訃報、多くの事件。
その悲惨な出来事は、後世に語り継いでいかなければならないと感じています。
全てじゃなくて良い。
自分が心に残った事柄を…少しでも伝えていって欲しいと願います。
この日本を長きに渡って支え続け…その実行力で日本を大きく動かし、
とても優しい人柄で国民や世界に笑顔を届けた政治家。
安倍晋三元総理を忘れてはならない。
それではここらで失礼します。
神果みかんでした。