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59日目後編「食卓を囲めば誰でも仲間なんだよ」

59日後編「食卓を囲めば誰でも仲間なんだよ」

…まぁ、事の顛末を書いておこう。


俺が日記を書いている時に、フィアちゃんが謎のフードを被った男と話しているのを目撃したんだよ。


んで、俺が事情を聴きに行った訳だ。


握り拳を作りながらだけどな。


すると彼の正体が…まさかの…!?


単に道に迷った冒険者だった。


空腹で倒れそうな時に、俺が燃やしてたキャンプから出ていた煙を見るや否や、人の気配を感じて歩いてきたらしい…。


流石に可哀そうだって思ったよね。


何も食べれずに彷徨ってたんだろうし、命に関わる可能性すらあった訳だからな。


だから、俺たちと一緒にキャンプをする事になったぜ!


だって、空腹で倒れそうな人を助けない訳にはいかないだろ???


あと、ご飯は大人数で居れば居る程楽しいってもんだ!


どんな冒険者でも、一度同じ食卓を囲えば誰でも仲間なんだよ。





でも、フィアちゃんに手を出したら容赦なく切り捨てるけどな。





…ヨシ!


そんな事は置いておいて!


焼きあがった魚の食リポの時間だッ!!


紅葉色に染められたかのようなパリパリな表面に噛り付く…!


すると、柔らかジューシーな身が中から溢れ出して…パンパンに詰まっているのに、口腔の中でホロホロと消えていく白い身…!


魚本来の塩味を、焼く前にパラパラと振った塩が引き出していて、味の調和を取っている…!!!


これは…決まりだな。


オレのフルコースの魚料理にする‼





ごちそうさまでした。





あと…一言だけ


俺の我儘を書いても良いか?


俺、、フィアちゃんと一緒に眠りたい…。


確かに…今までも何度か一緒に寝たことはあったさ。


だけど、こんな風に俺から願った事は無いと思ったんだ…。


だからさ





俺、フィアちゃんを誘ってみる。









彼の正体とは…。










☆ ☆ ☆



こんみか!神果みかんです!

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では!

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