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56日目「繋げー‼繋げー‼」

56日目「繋げー‼繋げー‼」

ノスタル〇は出てこないから安心しろ。

元エルフ長のリリティエ・アヴァローグだ。


ワイを仲間に入れてくれた事、一先ず礼を書いておくぜ。


ありがとう。


二人の行く末が良いものになるように…ワイが見届けてやるぜ!!!



そんなこんなで、ワイ・勇者・勇者の彼女の3人で館を出発した。


まぁ、ワイは初めてだが…2人にとっては旅を再開させたと言った方が正しいのかもな。


んで、現在ワイはエルフの森を抜ける為に案内人をしているんや!


この場所をエルフの案内無しで通ろうとすると、彷徨った末にその命が果てる。


だから、ワイが先頭で歩いて案内してるっちゅーわけや。


まぁ、そんなことはどうでもええわ。



ワイな、この勇者に一つモノ申したいんや。


それはな?


…エルフの館にあった食糧庫から、全種類の魚を取ろうとしたんや!!


魚のみだぞ!?


魚only!!


fish only!!!


阿保なんか!?


もっと他にも居るものあるだろ!?


何やら音楽を口ずさみながら鞄に詰められていく魚たち…!


綺麗な放物線を描きながら鞄に吸い込まれていく魚…!




確かに…確かにワイは許した。


勇者から「食料を幾つか貰っても良いか?」なんて相談されたもんだから快く頷いたさ。


そしたら、鞄に消えていく食糧庫の魚。


圧巻の手捌きに、声が出んかった。


そしたら、食糧庫を通りがかった勇者の彼女が一気に飛んで来たんや!


その彼女が勇者の頭にチョップを入れて、一瞬で気絶!


倒れた勇者を彼女がおんぶして、俺たちに一礼の謝罪をして去っていく…。


何ともカオスな光景だったぜ…。



だが、やっぱりおもしれぇ二人だな。


良いパートナーだと思うぜ。


信頼し合ってるし


何より、楽しそうだ。



だが、もう少し恋愛に対して積極的にならないとダメだな。


今だってよ勇者が彼女に手を繋ごうとして、ずっと手がブラブラしてんだぜ?


はよ繋げや。


あんとき決意した思いはどうしたんや?


口付けしといて手を繋げれんなんて、そうはいかんぞ?


対する彼女は、勇者の方を向けれなさそうやな。


ずっと反対方向の景色を見て、赤くなってるぜ。


ほっぺを膨らませながらな!






はよ繋いでやれよ。


ま、ワイが言えた話じゃないがな!!





「初々しいねぇ…若いっていいなぁ…」

by作者 現在18歳













☆ ☆ ☆



こんみか!神果みかんです!

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