55日目「エチチチチチチチチチ（点火）」
55日目「エチチチチチチチチチ（点火）」
ども、勇者だ。
今、楽園から館に帰ってきた所だ。
すぅー－－－－…やっちまったよ…。
勢い余ってキスまでしてしまった…。
そこまでする気は無かったんだけど…あまりにもフィアちゃんが可愛すぎるから、我慢できなかったんだよ…。
俺の理性は敗北してしまった…。
赤面で困惑しながら涙を流すフィアちゃんに心を打たれて
雰囲気の成すままに、何度も…
しかも、フィアちゃんの方から求めてきて…！！
あー－－！！ダメだ！ダメだ！
エッッッッッッッッッッッッッッッッすぎる！！！
こんなセンシティブな日記を書いてしまったら、全年齢対象じゃなくなる！！
英雄譚として後世に語り継がれていく日記なのに、R18指定にする訳にはいかない！！！
ということで残念だったな！！
想像だけでお楽しみくださいってやつだよ！！！
にしても、しおらしいフィアちゃんが可愛すぎるんだが！？！？
俺の方をなかなか向いてくれないけど…チラッチラと視線が来る気配を感じるんだよ…！
それも含めて、総じてマジ天使。
…まぁ、俺もドキドキしてしまって、フィアちゃんの顔が直で見れないんだけどね…。
…キスまでしといて無責任だな…俺。
おっとっと。
あと、一つ嬉しい報告もあるぞ？？
なんと、エルフ長が仲間になったぜぇぇぇぇぇぇ！！！
俺が寝ている間はフィアちゃんを守りながら戦ってくれてたから、めっちゃ心強い！！
ていうか、エルフ長っていう職務は良いのか…？
別に仲間になるのは良いが…この場所を統括する人が居なくなるのはマズいだろ？
一応聞いてみたんだ
「エルフ長の座はどうするの？」ってな！
そしたら
「大丈夫や、問題ない」
って言って、旅に行く準備を進めてるんだよ。
本当にそれでいいのか…？
でもな？
ユウシャ、知ってる。
エルフ長と、大人びたエルフが涙ながらに話している所を見ちゃったんだよ！！
二人は何やら話し終えた後に、謎の紙切れをエルフ長が取り出して渡していた！
きっとそれが、エルフ長の座を受け継ぐ際の儀式だと思うってばよ！！！
ふぅ…名推理をしてしまうと気持ちがいいものだな…。
まぁ実はな…？
エルフ長が仲間になる事を、フィアちゃんは嫌がってたんだ…。
その本心を教えてくれたよ。
俺と二人旅を続けていきたいんだってな…。
確かに、俺たちは恋人っていう関係性になったからさ…
そこにエルフ長を入れると言う事の気まずさはあったよ‥‥？
だけどさ
そんなので、俺たちの恋心が変化する事は無いと思うんだ…。
なんなら俺は…エルフ長を信頼しているんだ。
何せ、一夜の間…フィアちゃんを守るために立ち上がってくれた。。。
そしてエルフ達の信頼を一心に背負っている。
それが、俺がエルフ長を信頼する証なんだよ。
だから、エルフ長が仲間になってくれる事は…凄く頼もしいんだ。
もし、世界を敵に回す事になっても
もし、ノートリアス王国が攻めてこようと
俺たちの勝利は確実なものになるだろうし…
どれだけピンチになっても
国や世界が敵に回ってこようが
フィアちゃんの事を助けることができる。
そして…
誰にも、俺たちの恋心を妨げられなくなる。
‥‥これで俺は説得をしたんだ。
そしたら、可愛く顔を下に向けながら了承をしてくれたって訳だ。
…俺さ
少しは勇者っぽくなれたのかな。
改めてよろしくな。
エルフ長、リリティエ・アヴァローグさん。
…さーて！！
気を取り直して、旅の準備だ！！！
久しぶりに食料点検を行う！！
今俺は猛烈に、寿司食べたい♪
だから、魚を十分に貯蓄してイク！！！！
この為だけに、エルフの館にある貯蔵庫を借りたんだからな！？
存分に頂いていくぜ！！！
…寿司ネタ〇00勝負！！
トロ！
いくら！
〆さば！
コハダ！
ビントロ！
サーモン！
トロサーモン！！
（７）
いか！（モンゴウイカ）
たまご！
中とろ！
ハマチ！
かんぱち！
えんがわ！
アオリイk
この感じ…久しぶりだなぁ…
☆ ☆ ☆
こんみか！神果みかんです！
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では！
