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勇者日記100の英雄譚 ~己の正義に踊れ~  作者: 神果みかん
エルフの館【現在を生き】
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45日目「すき」

45日目「すき」

こんにちは、フィアよ。


手伝いがひと段落したから、その休憩中よ。


全く…この勇者は、いつも無茶ばかりするんだから…!


私を助ける為に壁を壊して侵入するし!


調子が悪くても何も言わない!


そして、手伝いをする為に元気になったと振舞う!!!


手伝いをしにキッチンに来た時のあんた、顔が赤かったのよ!?!?


ほんっと、バカ!


いつまでもバカ!


永久バカ!!!


病人なんだから、私に任せてくれればいいのに…


私って、そんなに頼りないのかしら…


私だって…あんたを守りたいのよ…?


このお人よし!


ヘタレ!


いくじなし!!


‥‥


本当、優しいんだから…


そこも、、、私は好きなんだけどね。



‥‥ってか、この館って凄く大きいわね…


まさかこんな森の奥に、大きな洋館があるなんて思ってもなかったわ。


お手伝いをしてる時、何度も迷ってしまったわよ。


…この感覚…久しぶりね…



‥‥‥‥。


はぁ、思い出したくもない事を思い出したわ。


最悪。


早く忘れないとダメだわ…。



あと、エルフ長ってやつ?


私の作った料理をバクバク食べて、フルコースを僅か5分で食べきってたわ。


何よあいつ、食欲の権化ね。


しかも、とにかく筋肉が凄いのよ…


あれが本当に、エルフだって言うの…?


エルフも十人十色なのね…


はぁ…世界って広いわね…


メイドエルフで目の保養をしておこうかしら。



あ、そうだ。


日記見たわよ。


盗賊も勇者も関係ないねぇ…


あんたって、日記ではカッコいいこと書くくせに、口からは何も言ってくれないわよね。


もう、、、この恥ずかしがり屋が。


でも、、そうね。


あんたがそういうのなら、私はもう我慢しないわ。




これからも、あんたの寝顔を近くで見れるのは私だけよ。




隙あり。

は‥‥はわわわわ…(>_<)

      by覗いてたメイドエルフ一行

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