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32日目「罰」
32日目「罰」です。
‥‥そっか
フィアちゃんも、相当酷い過去を背負ってるんだな…
全てを憎みたくなるような過去が、彼女に渦巻いているみたいに…
だけどフィアちゃんは、それを正直に書いていてくれた。
そして、本音をぶつけてくれた。
心の中の想いを綴った日記
そしてなにより、あの時の笑顔を見て改めて感じたよ。
君を救えてよかったって。
俺が白馬の王子様…か
ははっ、かなり悪くない響きだな。
それなら、俺は君に罰則を設けよう。
俺と、死ぬまで共に居ろ。
一生、嫌いな俺と共に居続けろ。
それが、フィアちゃんにかせる罰だよ。
…まさか俺が、こんなカッコいい台詞を言えるなんてなぁ…
まぁでも、これは本心だよ。
俺に守らせてほしいんだ。
永遠に、な。
…
あ~、一狩り行ってこよ!
変に身体が熱くなってきた!
パンツを見せろみたいな罰でも書いておけばよかった!!
はい、今回の日記は終わりっ!
閉幕っ!
閉廷っ!
終幕っ!
解散っ!
あれ?
勇者、こんなにかっこよかったっけ?( ;∀;)