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14日目「シャバの空気は最高!」

14日目「シャバの空気は最高やで!」

ここから新たな章に突入です。

ども、勇者です。


…俺は高○生探偵エレ・アルタイル(違います)


幼馴染で同級生のフィアちゃんと洞窟を抜けようとしていて(さっき知り合いました)


黒ずくめの男の怪しい取引現場を目撃した!(してません)


取引を見るのに夢中になっていた俺は、(見てません)


背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった!(ぶたれてません)


俺はその男に毒薬を飲まされ(飲んでません)


目が覚めたら!(ここからが本編)


フィアちゃんに殴られてしまっていた!(現実)


…どうして…どうして俺はぶたれたんや…


親父おやじにもぶたれたこと無いのに!!!


…あ、俺、親父居なかったわ。


目が覚めたらさ、フィアちゃんが凄い怒ってたんだもん…


ビックリしたぁ…


殴った後に「なんでもないですよ(*^-^*)」ってすっごい良い顔で言ってたけど


なんだろう、無意識に殺気だすのやめてもらって良いですか?って思ってしまった…


しかも、俺の日記に彼女も書いたって聞いてもっと驚いたよ…


まぁ、「読むなよ!!」って怒鳴られたんで、読むのはやめておこうかな…


それよりも!


そんな事よりも!


Ladies and Gentlemen


Boys & Girls


皆さんお待たせしました!


遂に、洞窟から抜け出しました!!!!


ドンドンパフパフ!!!


はぁ、風を受けて揺れる草木!


モンスターの呻き声一つ無い澄み切った音!


鳥たちの鳴き声による心地良い大合唱!


白と青のコントラストで美しい空!


すなわち、至極最高の空間、ここに極まれり!!!!!!


あ、現在木陰で休憩中ナウ!


さてさて、フィアちゃんが言う情報によると、この草原を抜ければ【ノートリアス王国】に行けるらしい。


その王国で身体の休憩や装備品の準備を整えれるらしいぞ!


良い情報を貰ってしまった…


彼女って、可愛いし物知りだから絶対モテるだろうなぁ…


いっそのこと俺と一緒に冒険して欲しいなって思った時に、つい口に出しちゃったんだけど、


丁重にお断りされてしまった…まぁ、彼女にも家庭があるだろうから、流石にそれ以上は何も言えなかったよ…


まぁ、このことは一旦タンスの中にしまっておいて。


俺には今、一つの悩みがある!


それは…


お金…どうしよ。


もうクレカもリボ払いもできないし…


まぁ洞窟で狩ったモンスターの素材とかあるから、それを売った金で何か買おうかな!


そう考えたら、かなりワクワクしてきた!!!


良かったぁ…気持ち悪い素材をポケットに詰めておいて、こんな場所で活用できるなんて!


ありがとう、今まで犠牲になってくれたモンスター達…


さてと、草原を堪能したら王国に向けて出発しよう!


俺たちの冒険はこれからだ!!!ご愛読ありがとうございました!(連載修了しません)


あ、それと


未来の俺の為にこの言葉を残しておくぜ


忘れたら必ず読めよな


フィアちゃんがもしも、王国の検問で止められそうになったらこの呪文を唱えるんだ。



「勇者である私の仲間への無礼をやめてもらおう」ってね!



絶対忘れんなよ?


彼女が、かなり念を押してお願いしてきてるんだ…頼んだぞ!

ポケット…凄そう…(語彙力壊滅)


次回

15日目「でっっっっっか」

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