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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

過去作短編&掌編

自由奔放な彼女

作者: Hiasu
掲載日:2017/12/08

いつも通りの生活。

私は一般人なので、何か大きなことがあるわけでもなく、過ぎていく。

でも、いつもよりちょっと視点を変えてみると案外「エロ」が隠れてるものだ。


結構厳粛な雰囲気で行われる授業。 

その厳粛さこそが、学校たるものと言う人もいるだろう。(そう、実際にいる)

しかし、私はその雰囲気が「かなり」苦手なので、どうしても集中出来ない。

バカの典型と言われればそれまでだが・・・


別に眠いわけでも無いし、ペンケースでも見て暇つぶしをしてたら、ふとある物に目が止まった。

いや、正直釘付けになった。


原因は隣の席の住人のあし。

普通に考えたら、学校では上履きを履いているものだろう。

しかし、彼女は上履きを放って足先を器用に動かしていた。

顔は一切見なかった(見れなかった)が、退屈さが見て取れた。

爪先をピアノを弾く様に動かし、足首を上下に動かしている。

その動きはしなやかで、自由だ。

誰もがやる事の様な気がするが、爪先も足首も細い彼女がやってみるとこれが絵になっている。

しかし、靴下を履いているので動きが制限されている。

まるで自由でありたいのに、自由になれない彼女自身の様に…


いつもは(何となく)お堅い彼女の奔放な面を目の当たりにして、私はゾクソクした。

とてつもない興奮を感じた。

あぁ、いつまでも観察していたい!


ふと、授業のノートを録るという現実を思い出した。

面倒だけど視線を戻す。

ん? 誰かの視線…

何と、彼女がこっちを見つめていたのだ。


そんな彼女に欲情していた自分に罪悪感を感じたが、何食わぬ顔で見つめ返した。

すると…

笑いかけてくれた。

悪戯の共犯者みたいに。


何か「内緒だよ♪」と言われたみたいで、嬉しくなってしまった。

だから、こちらもニコリとした。

こんな何でもない事でも、人は幸せになれるのだなぁ…

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