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輪廻の導き


体が軽い、浮遊感の様な感覚とうっすらと目蓋に差し込む様な優しい光が眩しさを感じさせた。

ふわりと香る甘い臭いが鼻をかすめてそれが眠気を引き起こす、涼しげな風が肌をすり抜ける、心地いいはずなのに 何故だか妙な違和感を覚えさせた それは なんとも 奇妙な感覚で 上手く言葉では現せないけれど背筋をぞくりと震わせるような そんな 凍りつく視線 感じる

眠気に支配されていた脳は一瞬にして目を覚まし 下がっていた体温が徐々に熱を帯びてあがっていくのを感じる 心拍数が脈をうち咄嗟に息苦しさを感じた (何だこれ) このままじゃ死んでしまう 息を詰まらせながらも 冷静ではっきりとした思考が考えることを辞めるなというように ドクンと心拍数を向上させながらも 何度もゆっくり空気を吸い込み 息を整えていく


目を開けるなと脳が そう命じている 睨み付けるようなそんな視線

ゆっくりゆっくりと近づいてくる人の気配

あぁ、嫌な予感がする。。本当に嫌な予感がする。。。

早く、早く、通り過ぎてくれ 頼む 早く早く お願いだから


目を開けると、一面に真っ白な花が咲き誇り視界を覆っていた。


見渡す限り真っ白なスノーポールが咲き誇る 真っ白な世界

何処にでも咲いている花。小さな時は道端に咲いているのを綺麗だと思っていた。

公園に咲いて、に咲いて、


「孝幸 瀬滓 タカユキ セオリ 」

凛とした声が響く その声を発したのは 真っ白な艶やかな髪の女


「貴方の罪を裁きにきました」


これらはこれから歩む物語の始まり 一部に 過ぎないのだけれど

後にしることになる



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