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STT  作者: 佐藤翔太
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STT

「やっぱ俺北手谷行くわ・・・」

「おい・・・まじかよ?あすこバスケ強くねーぞ・・・」

「俺が北手谷を強くするんだ!」



そういったのは、一人の中学3年生だった。

彼の名前は鈴木翔太、中学時代は無名の今昭中に通っていた。

「ダムダム・・・・・」

鈴木「新入部員希望なんですが・・・」

部員「ここにはバスケ部なんて存在しねーぜ!」

鈴木「いや学校案内にはあったんですけど・・・」

・・・「おい・・・お前らジャマだ。帰れ!」

鈴木「・・・でけぇ」

・・・「すまねーな、コイツら何度言ってもジャマしにくるんだ・・・」

鈴木「いえいえ、あなたは?僕は鈴木翔太と言います。」

・・・「俺か?俺はバスケ部キャプテンの高橋ってもんだ。」

鈴木「おい早くでてこいよ!!」

・・・「ちわーす、俺は田中・・・田中拓也といいます。」

高橋「チッ・・・今年も新入部員が少ねーなぁ・・・」

高橋「じゃ早速練習始めるぞ!」

部員「ぅす!!」

北手谷高バスケ部は部員は14人、1年2人2年4人3年8人である。

高橋「じゃあ1年を頼むぞ!」

・・・「わかったわ、一年2人は基礎からみっちり鍛えるからね!」

鈴木「あなたは・・・?」

・・・「私は、みさきよ!北手谷高2年2組のみさき。」

鈴木「はぁ・・・」

みさき「じゃあドリブル両手500回ずつ、ミスしたら100回追加よ!」

鈴木「ぅす!!」

「ダムダム・・・」

・・・

・・・

・・・

鈴木「はぁはぁ、けっこうキツイなぁ・・・」

田中「誰か来たぞ・・・」


ガラガラガラ・・・

・・・「ちょっとすまんね・・・」

部員「ぅーっす!!!」

・・・「新入部員は何人入ったかね?」

高橋「2・・・2人です。」

・・・「そうかね。じゃあ改めてみんなで自己紹介しなさい。」

高橋「はい!」

高橋「みんな集まれー!」

・・・

高橋「じゃあ一年から!」

鈴木「鈴木翔太、今昭中出身!身長は173センチ体重は60キロでポジションはフォワードでした。」

高橋「高校でもフォワードでの出場になると思う、練習をおこたるなよ!」

田中「田中拓也、同じく今昭中出身です。ポジションはガードで身長は、163センチ体重は58キロです。」

高橋「じゃあ次2年自己紹介してくれ!」

・・・「2年1組堂山正一、身長は175センチ体重は67キロ。」

・・・「2年3組若島辰雄、身長は178センチ体重は72キロ。」

・・・「2年3組細山田三郎、身長は168センチ体重は59キロ。」

・・・「2年2組国政茂、身長は183センチ体重は78キロ。」

高橋「じゃあ3年自己紹介してくれ」

・・・「3年5組鬼束弘、身長は172センチ体重は71キロ。」

・・・「3年2組角倉勝、身長は179センチ体重は70キロ。」

・・・「3年1組脇川稔、身長は184センチ体重は80キロ。」

・・・「3年3組峰野博、身長は167センチ体重は53キロ。」

・・・「3年2組米林隆、身長は174センチ体重は68キロ。」

・・・「3年5組勅使川原誠、身長は182センチ体重は77キロ。」

・・・「3年4組高橋浩、身長は198センチ体重は125キロ。」

高橋「これで全員だな?」

鬼束「いや、一人たりねーぜ。アイツがいない・・・」

高橋「おい脇川今日あいつは来てねーのか?」

脇川「たぶん来てると思うけど・・・」

・・・・・

・・・・・

ガラガラ・・・

・・・「おい、今年の新入部員は何人なんだ?」

高橋「おいおせーぞ、お前部活をなんだと思ってるんだ!」

・・・「わりぃわりぃ、で何人なんだ?」

部員「2人だ!そして今自己紹介が一通り終わったところだ。」

・・・「そりゃあ悪かったな、俺は3年1組船引健一だ。身長は195センチで体重は109キロだ。」

高橋「じゃあ船引も来たところだし、練習いくぞ!」

・・・「一人忘れていますよ、私は監督の赤根です。練習に行きなさい!」

高橋「すいません、監督を忘れていたなんて・・・」

こんな調子で三日が過ぎた。4日目の昼休憩・・・


体育館で2年の堂山と国政がバスケをしていた。

2人はボールの投げ合いをしていた。

もちろんそれはドアからでて外に出たのであった。

そしてそのボールは、決して当たってはいけない人物に当たってしまったのであった。

・・・「いってぇ、ここはどこだ?俺は誰だ?」

国政「だ、だいじょうぶですか・・・逃げろー!!!」

鬼束「待ってくれょ!!」

・・・「テメーら待てよ!!!」

高橋「おい、なにやってる!!」

・・・「バスケなんかくそくらえだ、バーカ!!」

・・・「おい、なんか新入生がバスケ部の巨人にケンカ売ってるぜ・・・」

高橋「ちょっとこいょ・・・」

・・・「おいやべーぞ。あの新入生殺されちまうぞ・・・・」

ボコボコボコ・・・・・


・・・「2度とバスケをバカにしません」

高橋「いっそのことバスケ部に入らないか?」

・・・「え・・・」

高橋「なんだ、いやなのか?」

・・・「いえいえ光栄です!」

高橋「じゃ今日放課後体育館にきな、来なかったらどうなるかわかってるよな・・・?」

・・・「はい・・・(バスケ部なんかはいりたくねーよ・・・)」


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