18歳のギャルの行動
早朝、コンビニ内のレジで俺はまたもや困惑していた。7時までの勤務だが6時を過ぎた頃からお客が気始めるので、真美と2人でレジに横に並んで立つのが普通なのだが、今真美は俺の前に居た。
「なぁ、俺の足を踏まないと立てないのか?お前は?」
そう、俺の困惑の原因、真美は俺の両足の甲を自分の両足で交互に踏み続けているのだ。微笑みながら強弱をつけて踏んでいる、まるで子供が父親の背中を楽しそうに踏むかのように。だが、俺は父親じゃない35歳の男だ18歳のギャルに踏まれて感じる事は、言わなくとも分かるだろ?
「良いじゃん、別に、重くないでしょ?」
「いや、お…」
「…重いって言ったら殺すから」
低い声と共に足に真美の体重が乗せてきているのがわかる。実際まったく重くなかった、いままで女性の足を乗せられたことなどないから比較は出来ないが、重量は感じず感じることと言ったら、愛おしさだけだった。そうか、ハイヒール以外で踏まれると男は愛おしさを感じるのか。
「お、重くないぞ」
「そうよ女性に重いは禁句なんだから、それより映画いつ見に行く?」
映画?そう言えば先日、真美が観たい映画があるから付き合って欲しいと言われていたな。
「いつでもいいぞ、真美に合わせる」
「じゃあ、明後日、12時に駅前集合ね、デートに遅刻したら許さないから」
「デート?これはデートなのか?」
「男女が2人で映画を観に行くのはデートと呼ばない?」
「その男女が35歳と18歳なら呼ばないかもな」
正直俺は呼びたかったが、まだこの子が俺を男性と見てるのか、ただの大人の友人と見てるのかがわからないでいる。まぁ友人の太腿や足に乗る女性いるとも思えないんだが。いや、いるのか?女性経験が皆無の俺に答えが見つかるはずもなかった。
「じゃあ、ただのお出かけね」
真美が振り返り目元がいたずらっぽく微笑えむ。若干、足に乗る力が増えたように感じた。
「あ、ああ、ただのお出かけだ」
そう俺が返事を返すと、さらに足に乗る力が増えた。少し痛いかな。
7時になり仕事が終わる。引き継ぎのパートさん達に挨拶をすませ2人並んで店を出た。店を出るなり真美が俺の自転車のカゴに自分のバックを入れた。
「さ、帰りましょ」
いつからか真美を家まで送るのが俺の日課になっていた。真美と少しでも永くいたい俺にとってこの二人で帰る日課は大切な時間になっていた。他愛もない会話をしていると真美の住んで居るアパートが目に入る。真美がありがとうと言い、バックを持って自宅に帰って行く。その後ろ姿がたまらなく愛おしかった。




