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11話 キャンプ②

時刻は夕方を過ぎた頃、今回のメインイベント、BBQへ。


光一と碧は人が混雑している網焼きから少し離れた落ち着いたスペースを利用してそこで食べる。

「うめ~♪」

「最高〜!」


光一は自分の紙皿が空になったので、網焼きのところへ行こうし、碧の紙皿もちらっと見る。

光一は気を利かして、ついでに取り行こうかと考えていた。


碧は光一と目が合い、光一の優しさに気付きつつも、わざとからかう。

「もしかして、あ~んされたいの♪したいの♪」

も尋ねる。

光一はドキッとしつつも

「うるせぇ!バカ!」

と言って、碧の紙皿もパッと取って網焼きの方へ走っていく。

その様子を見て、碧は自分の作戦の順調さに満足しつつ、独り言を話し始める。

「ホントにわかりやすい猿だなぁ♪この調子であんたの全てをさらけ出してやるんだから♪」


光一は紙皿に追加分をのせおえ、碧のところへ戻ることに。碧はなぜか手招きしており、光一はくだらいこと考えてそうな予感をする。


光一は碧のもとへ行き、まずは紙皿を置いて、

「何?その手招き?」

碧はニヤリと自信ありげにカードを手に持ち

「ゲームだよ!神様からのお告げだよ♪」

光一

「普通に占いって言えよ」とツッコミを入れる。


いよいよ占いが始まる。

碧はテンション高めに

「さぁ、3枚引いてみて!」


光一はそこまで乗り気でもなかったが、特に断る理由もなく、付き合うことにした。

光一

「オオカミ?..ドクロ?....お尻!?」

「ドクロ!!!??」

光一

「ヤバいのか!!?」

碧も驚きのトーンで返す

「初めて見た!!!」

光一は無の表情で碧を見つめる。


碧は光一に対して

「大丈夫!心配しないで!今、対策を考えるから!!」

と真剣に考え込む。


光一は食事を再開しつつ、

「あっ、そうか...」

とだけ返す。


ドクロカードは溺れてるよう様子がメインとして描かれて、上の隅の方にドクロマークがあるような感じである。


碧は頭をフル回転させる。

心の中

オオカミはそのままの意味。理性なく本能のままに女性にエッチー事をしたいという表れ!

つまり、光一はムッツリくん!ムッツリくん!今日の夜は警戒しないと!

問題はドクロとお尻....そして、このカードの中には神からの救済の意味が含まれてるはず!

......あっそうえば!ここには混浴があったんだ!

つまり、オオカミは光一が混浴で理性の抑えが効かなくなり、暴走してしまうという導きだわ!

ドクロとお尻は、私のお尻で光一の性欲を抑えつつ、混浴上で光一を気絶させろってことだわ!それしかない!

ドクロは窒息...そして、お尻で、性欲を抑えつつ...

つまりは....私のお尻で窒息させなきゃいけないの!!!???


碧は顔を真っ赤にしつつ、手で顔を塞ぎつつ、顔を横振りしつつ

「無理無理無理無理....」


光一は碧の急変する様子が心配になりつつ手の差し伸べながら、声を掛ける

「おい!大丈夫か?...」

碧は身の危険を感じ、光一のほっぺをビンタする。

「ケダモノメーー!!!」

バチーンの音が響く。

光一はニコッと笑いつつ、碧と対話することに心がける。

「どうしたんだよ?怖い夢でもあったのか?」

心の声

こいつはクレイジーバカ野郎なのか!?...


碧は一息、整えて、ほっぺを赤くしてモジモジしながら

「一応、タオルは1枚...2枚巻いた上で窒息させるから....予定でいくから、安心してね、、」

光一

「殺害予告?ドッキリ?」

碧は光一の手を握り、真剣な眼差しで話す。

「大丈夫。私が救ってあげる。窒息させて...」

光一

心の声

なぜ俺をそんなに窒息させたいんだよ!意味分かんねぇーよ!!!

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