第1話「旅の途中」
初心者ですので誤字脱字の指摘お願いします。
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ロウ「すやぁ」
怠惰「すやぁ」
憤怒「起きろー!いつまで寝てるであるか!」
ロウ「…危ないでしょ!もう少し優しく起こせないの?」
憤怒「寝てる方が悪いのである!」
種族七つの大罪 名称憤怒 年齢不詳
能力「憤怒であればあるほど強くなる能力」
髪、目が赤。みんなのお母さんポジ フンさんと呼ばれている。
憤怒「それに怠惰はもう顔洗いに言ってるぞ?」
ロウ「くっそ!たいちゃんめ!動きが早い!」
種族人間 名称ロウ 年齢17歳
能力「分身を生み出す能力」
髪が黒色で、目が茶色。面白いことが大好き、コミュ障ヘタレ 主と呼ばれている。
怠惰「ねぇ、暴食。僕たちの分まで食べないでよ?」
種族七つの大罪 名称怠惰 年齢不詳
能力「怠惰であればあるほど強くなる能力」
髪が灰色、目が黄色。めっちゃサボり魔 たいちゃんと呼ばれている。
暴食「え?もう食べちゃったっすけど?」
種族七つの大罪 名称暴食 年齢不詳
能力「暴食であるほど強くなる程度の能力」
髪がライトグリーンで、目が緑。猫耳としっぽが着いている。意外と常識人。ぼーちゃんと呼ばれている。
憤怒「毎回食うなと言っておろうがー!」
暴食「うわっ!こっちに来たっす!」
ロウ「はぁ。顔洗うかー」
ここは次元と次元の間の世界、通称「ネラミラ」。色々な種族が住む世界である。この世界では「能力」というものが存在し、様々なものがある。身を守るために使ってるものもいれば、悪いことに使っている人もいる。また、能力がある人もいればない人もいる。僕はこの世界にいる大罪を集める旅をしている。
ロウ「そういえば次の捕まえる大罪は何にするの?」
憤怒「うーむ、1番近い所で言えば…」
怠惰 ヒョコ「アルカスタだねー。」
暴食「アラカスタ?ムシャムシャどんなところなんすか?」
憤怒「アラカスタはここから南に170キロ離れた村で、」
怠惰「森の中にあり、観光名所が沢山ある街なんだよー。僕達大罪の気配がするからそこに行くべきなんだよねー。」
ロウ「なるほどー」
憤怒「怠惰ぁー!わしのセリフをとるなぁー!」
ギャーギャー
ロウ「ご馳走様でした。」
数分後
ロウ「よし!目指すはアラカスタ!しゅっぱーつ!」
憤怒 怠惰 暴食「おー!」
???「随分と遅いな、ロウよ?我はもうトレーニングし終わったぞ?」
ロウ(この見下し方は一人しかいない)
ロウ「そこにいるのはわかってるよ、ゴウさん」
傲慢「分かるのは当たり前だ、主よ」
種族七つの大罪 名称傲慢 年齢不詳
能力「傲慢であるほど強くなる程度の能力」
髪は藍色で、目が青色。心を許した場所じゃないと本当の自分を出さない ゴウさんと呼ばれている。
憤怒「貴様!こんなのでもわしらの主である!そんな言い方はないだろう!」
ロウ(こんなの!?)
傲慢「だからだ、こんな気弱で弱小だと、我らのあるじだと恥ずかしくて公表できん」
ロウ(気弱で弱小!?)
憤怒「確かにこんな気弱で弱小でヘタレで威厳もない主だが、わしらは従われている身!もっと従者らしくいられんのか!」
暴食「あのー?お二人さん?」
傲慢 憤怒「なんだ?/なんじゃ!」
暴食「主が泣いてますよ?」
ロウ「確かに気弱で弱小でヘタレで威厳もないかもしれないけどさ、もっとなんかこうオブラートに包んでくれても…ボソボソ」
怠惰「はーい、主よしよしー」
ロウ「ううぅ、たいちゃんありがとー」
傲慢「はいはい、こんな茶番はもういいから早く出発するぞ?」
ロウ 怠惰「はーい」
大罪達移動中
ロウ「ゴウさん何時に起きたの?」
傲慢「7時30分くらいだな」
ロウ「対して起きた時間変わらないじゃん!」
暴食 (あのカエルたべれるかなー)
憤怒 (今日の昼飯はなににしようか?)
怠惰 (Zzzzz…)
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ロウ「たいちゃん浮きながら移動できるのズルくない?」
傲慢「何を言うか。怠惰は怠惰であるほど強くなるんだぞ?それに主は足腰を強くする必要があるからな?」
ロウ「ブーブー」
怠惰「ん?生命反応だねー。」
ロウ「怪我人か?」
怠惰「うん。人数は7人。1人はかなり重症だねー。」
傲慢(なぜこんなところに?ここは黒銀の森。強い妖怪共がうようよいるところだぞ?)
ロウ「できるだけ早く行くぞ!」
傲慢「まて。」
ロウ「なんだ?ゴウさん」
傲慢「ここは黒銀の森。ここに人間がいることが異常だ。ロウの目的は大罪を捕らえること、人助けをする理由にはならないぞ?」
憤怒「そうだ。ここで怪我されて、旅が延期になるのは困る。」
ロウ「そうだとしても、見捨てる訳にも行かない。みんなが来なくても僕は行く!仲間になってくれたら楽しくなるだろ?」ビュン
傲慢「はぁ、なぜ厄介事を持ってくるのか分からないな」ビュン
暴食「あーもう!」ビュン
怠惰「だるいねー。」シュン
憤怒「後で説教である!」ドォォン
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ロウ「ん?あれか!」
ロウ(これはひどい。出血多量で死にそうだ。)
ガキン
モブ「何の用だ」
ロウ「いきなり斬りかかってくるのはどうかと思うんですけどね?」
モブ「見たものは全員やれと言われてるのでな」
ロウ「たいちゃん!ゴウさん!フンさん!3人はこいつらの相手をお願い!ボーちゃんは一緒にこの人の治療をするよ!」
モブ「仲間がいるのか?」
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憤怒「憤怒!憤怒である!全く!主は人使いが荒い!」
モブA(冷静になれ。とりあえず目の前をこいつをやった後にあいつをやる。)
憤怒「さて、死ぬ準備はできたであるか?」
モブA「そっちがな。」
モブB「2人相手で大丈夫か?ニヤァ」
憤怒「心配ご無用!!」
憤怒権限「憤殺剛炎」
モブA(権限?)
モブB「ぐわぁぁぁぁ」
モブA「何っ?何をした?」
憤怒「教えるはずがなかろう?」
モブA「くっそ!ぐわぁぁぁぁ」
憤怒「ふん!あんまり強くなかったのである。」
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怠惰「こっちに一人来たー。楽でいいねー。」
モブC(こいつは油断しているな。)
怠惰「怠惰。怠惰だねー。なんで隙を見せてるのに斬りかかってこないかなー。」
モブC(早い。見えなかっただが、)
モブC「そうかよ。だったら、すぐ刺してやるよ!!」
怠惰権限「怠惰反転」
モブC「は?ぐぐっ、」
怠惰「あーあ。つまらないなー」
モブC(何が起きた。俺は確かにあいつの目を目掛けて刺したはず。なぜ俺の目が無くなってるんだ?)
モブC「能力を使うか。」
能力「絶対一撃」
モブC「が?」
怠惰「なるほどねー。必ず急所にあたる攻撃かー。相手が悪かったねー。」
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傲慢「傲慢、傲慢だな。すまんな、うちの主は気弱で弱小でヘタレで威厳もないが正義感だけはあるみたいだ。」
モブD(何が起きた。あいつが権限とか言った瞬間あいつの体は潰れこの俺様は潰されないように耐えることしか出来ない。)
傲慢「ほぉ。耐えたか。」
モブD「何をっ!した」
モブD(俺様は死ぬ訳にはいかない。気がそれた瞬間逃げてやる!)
傲慢「耐えた褒美だ教えてやる。お前は我より偉い態度をとった罰、それだけだ。」
傲慢権限「王の威厳」
モブD「なに、を」グシャ
傲慢(はぁ、一撃で仕留めようとしたのに。主の匂いすいたい。)
傲慢「はぁ、主に会いたい」
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「番外編」
憤怒「今回は権限について説明していくのである!権限とは」
傲慢「ある特定の「者」だけしか使えない能力のようなものだ。大体が規格外のようなものが多いイメージだな。パッシブ、スーパー、ハイパー、エキスパート、マスターと権限でわかれているな。パッシブはまぁ、自分に強化とかすると思っていれば良い。そして、エキスパートとマスターはこの世の理を変える程の強さを持つな。まぁ、強い権限ほど条件が厳しくなるがな。ただ、怠惰の場合はパッシブの時点で世界の理をこえるため、チート扱いされているな。」
憤怒「…」
傲慢「どうした?そんなに震えても分からんぞ?笑」
憤怒「…わしのセリフを取るなー!!」
ロウ 暴食「ズズズ…お茶美味しい。」
怠惰「Zzzzz…」
ぼーちゃんとたいちゃんのペアが好きです。