23話 救う者
すいません。昨日投稿忘れてました……。
《sideユエリア》
私、ユエリア•フローレンスは生まれ持った時から【癒やしの波動】と言うスキルを持っていた。その影響により回復関係の【生命魔法】の効力がとてもあがり、周りからは聖女様とも呼ばれる存在になっていた。
そして、本日勇者様方と共に実技訓練と言うものに参加することになったのです。
大切な勇者のスキルを持つ者を死なせないと理由なのですが、私自身も勇者と言う存在がどのような者なのか気になっておりましたので、参加することを承諾しました。
「今度はへましねぇ! 聖女様! 見ていてくれよな!」
そう言いながら大剣を振り回すのは【剛腕の勇者】ガクト•キリュウ。
腕力のみで岩をも砕く剛腕を持つ勇者。力だけならば最強とも言える存在。周りからはバカと言われているのわ……。脳みそまで筋肉だからでしょうか?
「あなたは、突っ走って迷惑かけているでしょうが!」
「うっせぇ! 魔物が居たら殺らないといかんのだろ!」
「一人で突っ込むなって言ってるのよ!」
ガクトを叱っているのは【癒やしの勇者】シズク•マミヤ。私の【癒やしの波動】と似た効力を発揮する勇者。何故かガクトの保護者みたいな感じがしますね。
「まぁまぁ。二人共落ち着けよ」
二人の仲裁に入ったのが【全知全能の勇者】キョウヤ•シグレ。ありとあらゆるスキルを覚えれる勇者。勇者のスキルが進化するという特殊な事例の勇者である彼は、このフローレンス王国で一番注目視されている存在です。彼もそれを理解した上で精一杯頑張っており、とても立派な方です。
「二人共、戦闘態勢」
キョウヤは感知関係のスキルで何かを感じとったようで真剣な眼差しでガクトとシズクに言う。二人も鋭い眼差しになり、辺りを警戒する。
私も辺りを見渡す。しかし、魔物はいない。
「ッ!? 上だ!」
そうキョウヤが叫ぶ。上を見ると黒い巨大な魔物が旋回しながらこちらを伺っている。
あ、あれはワイバーン!?
ワイバーンとはドラゴンのなりそこないと言われている魔物であり、腕にある飛膜を使用して空を飛ぶ厄介な魔物です。
ワイバーンはこちらが気づいたことを察知したようで突っ込んで来ました。
「全員回避しろ!」
キョウヤの言葉と共に、散るように森の木を使って逃げる。しかし……。
「キャッ」
私は転んでしまい、ワイバーンが弱った獲物を狙うかのように飛びかかってくる。
いつも教会で治癒してるだけで、ろくに運動してなかったのが仇と出た! もう少しちゃんと運動しとくべきでした、 あぁ、ヤバいのです。このままでは殺されてしまう!
私は咄嗟に【結界魔法】を貼ろうとしましたが発動までに時間がかかり、間に合わない。
「「ユエリア様!!」」「聖女様!!」
ワイバーンが地面に突撃し、砂煙ができる。それと共に勇者の方々の声が聞こえる。
「あ、あれ? 生きている……?」
目をゆっくりと開けると私の目の間に黒髪の男性の顔がありました。彼は私と目線が合うと口を開く。
「大丈夫ですか? 聖女様」
そう彼は私に微笑みました。それと共に今まで感じたことないほど、私の心が高鳴りました。
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モチベアップに繋がって執筆が捗るです(*´ω`*)




