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第4話 やっぱり家がほしい② 10連ガチャ引いてみた




スキルボードを開く。





ラッキーポイントが3400ptになってる。ガチャの欄にキャンペーン中と記載されている。

じいさんありがとう。神さまの顕現によってラッキーポイントと10連ノーマルガチャの特典を貰うことができたのだ。





これで家を建てるのに役立つスキルがひとつくらいは出てくるはずだ。





「なんか良いのでてくれ」





おれは願いを口にだすとガチャのボタンを押した。

ノーマルガチャだからであろうか。ショボいエフェクトとともに10枚の紙が出てきた。どれどれ





スキル

Rレア

【交渉Lv3】【気配遮断Lv3】

Nノーマル

【気配感知Lv2】【剛腕Lv3】【俊敏Lv3】


アイテム

「ドックフード5袋」「枕10個」「ラッキーポイント1000pt」「工具」「抽選券1枚」





・・・いっぱい出てきた。半分くらいはアイテムだった。もしかするとスーパーガチャもウルトラガチャも結構アイテムがでるのかもしれない。





「家を建てるのに役立ちそうなのはと」






・・・あんまりなかった。しいていうなら【剛腕Lv3】と工具くらいだった。おれの【幸運Lv3】よ、仕事しろといいたい。





ただ他のスキルは身を守るのにとても役立つ気がする。試しに俊敏使ってみたらめっちゃ速く動けた。





アイテムは・・・






ドックフードがある。犬の習性がわからないが、何故かドックフードがめちゃくちゃ美味しそうに見える。

気づいたらヨダレ垂れてた。






【幸運Lv3】仕事してた。






ヨダレを垂らしているとコボルト達が集まってきた。

そういえばこの世界に来てからマトモなものをあまり食べていない。木の実とかばかりだ。

コボルト達もお腹を空かせているようでヨダレが地面いっぱいに広がっている。コボルトであろうとドックフードは美味しそうに見えるらしい。

このままだとヨダレの海になってしまうので一緒に食べてみることにした。結果、、、






めちゃくちゃ美味しかった。コボルト達も感激していた。おれ自身の気持ちとしてはドックフードを食べるのは少し抵抗があったが本能には勝てなかった。

これで数日の食料は心配なさそうだ。





あと気になるのは、、、枕だ。コボルト達がすでに大はしゃぎしている。今夜あたり戦争(枕投げ)が起きそうな気がする。他にはラッキーポイントとかは出たpt分が加算されていた。抽選券というのはよくわからなかった。使おうと思っても使えなかった。






「始めるぞー」






一通り確認を終えたところで、家を建てる材木を調達するべく、コボルト達と森へ繰り出すことにした。スキル【剛腕Lv3】とアイテムとして出た工具の出番である。





コボルト達に工具で木を切ってもらう。時間はかかるものの10匹で交代しながら木を切っていった。





それからだいぶ時間をかけ、必要な分だけ切り倒す事が出来た。コボルト達は疲労困憊である。

あとはおれの仕事だ。コボルト達が頑張ってくれた分、おれも頑張らねば。






「みんな、よく頑張った。あとはおれに任せろ」






コボルト達をねぎらうとおれは切り倒された木を前足2本で挟んで思い切り持ち上げた。

自分の何倍もあろうかというタイボクが軽々と持ち上がった。剛腕すごい。





「よし、戻ろう」






持ち上げたままコボルト達に帰還するように伝える。

おれも戻ろうとする・・・






・・・





・・・犬って4足歩行だった。






前足2本で木をもってしまっていて歩けない。

どうしよう。


次回へ続く



ステータス

名前 イヌガミ

種族 犬

称号 コボルトキング

魔法 なし

技能 固有スキル【スキルガチャ(1日1回)】


獲得スキル

SR【威圧Lv10】【幸運Lv3】

RR【清掃Lv8】

R【話術Lv3】【交渉Lv3】【気配遮断Lv3】

N【体術Lv2】【気配感知Lv2】【剛腕Lv3】

【俊敏Lv3】

耐性

【物理攻撃耐性Lv5】

保有ラッキーポイント 1400pt

所持アイテム抜粋

「ドックフード5袋」「抽選券1枚」


頑張って書いていきます(・∀・)

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