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固有スキル【スキルガチャ】で無双するけどのんびり国つくります。  作者: もふもふ祭り
第2章 ケルベロスの封印編
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第46話 チュートリアル上級


ブルテリア王国王室



『どうだ、準備は進んでいるか・・・』




王はシュナウザーに進捗を確認する。





『はっ、あともう少しお待ちください』





シュナウザーはいつも通りの冷静なトーンで応える。




『王様、ブルドッグの件、ケルベロスの他にも2匹のモンスターがいたとの事ですが、そちらはいかがいたしましょうか』


『かまわん、放っておけ。どの道ケルベロスを手中に収めれば全て解決だ』


『承知しました。引き続き召喚の準備を進めます』





王とシュナウザーの密談が終わりシュナウザーは王室を後にした。

不敵な笑みを浮かべて・・・





その頃ケルベロスとケルベロスよりヤバい存在になっているワンコはというと・・・・・・




『うぉぉぉお! いぬちゃん、話が違うぞー』




ダンジョンの59階層まで来ていた。ケルベロスにあげた透明薬の効果はとっくに切れている。というか10階層のボスの時点で切れていた。




ここまではおれとケルベロスで威圧を振りまきながら来たためモンスターは一切近づいてこなかった。順調なのだが、ケルベロスはまだうだうだ言っている。

10階層ごとに現れるボスはおれ一人で瞬殺してやった。

魔剣やら鉱石やらも色々ドロップしたから後でミーアに渡しておこうと思っている。





・・・・・・ちなみにおれがボスを倒すと、毎回ケルベロスが帰還用魔方陣に乗ろうとするので、そっちを抑える方が大変だった。





・・・





・・・・・・さて





60階層にたどり着いた。






・・・・・・寒い。極寒だ。吹雪いている。






・・・犬じゃなかったら寒くて帰るところだ。目の前には幻想的な地形が広がっている。とりあえず寒いのは我慢して先に進むことにする。

にしても装備とか付けてないのにこの寒さにも耐えられる犬は偉大である。

・・・犬用の装備があるのかは謎だが。。






吹雪の中を進むとケルベロスより一回り大きいドラゴンがいた。





・・・・・・スノウドラゴン・・・





急に強そうだ。50階層までは楽勝だったのに・・・鑑定で確認すると見た目通り結構強いことがわかった。おれほどじゃないが・・・

おれが少し緊張しているとスノードラゴンが近づいてきた。




『おー、ケルベロスさん。こんな所で何してるんですか。心配してたんですよー』





・・・





・・・・・・なんか結構フランクに話しかけてきた。





・・・そ・・





・・・・・・そういえば、これまでのボスもケルベロスを見て何か言いたそうにしてたな・・・






・・・・・・出会って早々に瞬殺してたから何も聞けなかった。






・・・・・少し経てばまた復活するし今度謝りに行こうかな・・・





『む、すまない。覚えとらんのだ』





おれが申し訳なく感じているとケルベロスもスノードラゴンに申し訳なさそうに応えた。





『そうなんですかー、いやちょっと前に変な波動を感じて、そしたらケルベロスさんの気配が消えてしまったので心配してたんですよー』





おれが詳しく聞くとスノードラゴンは知ってることを教えてくれた。ちなみに最終階にはまだその変な気配とやらが残っているらしい。行かない方が良いと言われたが、とりあえず最上階に行ってみるしかない。





「そうか・・・・・・まぁそれでも最上階の様子を見に行かないとな。ケルベロス行くぞ・・・・・・。」





おれはスノードラゴンにお礼を言い、ケルベロスと一緒にその場を去ろうとする。







『・・・・・・』






『・・・・・・あのー、ケルベロスさんは大丈夫なんですがもう片方は戦ってほしいです・・・』






・・・・・・どうやら倒さないと進めないようだ。

こいつはスケルトンナイトと同じようにチュートリアルとの事だ。1-5階層が初級・6-60階層が中級、61-99階層が上級、最後に100階層がケルベロスで超上級らしい。





ケルベロスが超上級と聞いてニヤニヤしていた。・・・うざかった。






『いきますよー。』





【ダイヤモンドブレスLv5】(RR)





スノードラゴンは容赦なくブレスをうってきた。

ケルベロスは自分が対象外だとわかって欠伸をしている。ぶん殴りたい。





おれはスノードラゴンのブレスを避けると反撃にでた。





【ブリザードスタンプLv3】(SR)





覚えたてのスキルを使ってみる。

幻想的な氷に重なるように肉球模様の巨大な氷柱ができた。なかなかに美しい。





だがスノードラゴンには当たらない。

連発してるが全然当たらない・・・おかしい





『ふっふっふ、私に氷結系のスキルは通じませんよ』





スノードラゴンは余裕すらある表情で言う。

・・・なるほど。そういうことか。

全然当たらなかったので焦ったが納得する。





・・・・・・




・・・・・・そーいえばケルベロスは・・・






・・・いた。休憩してた筈なのにこっちにきた。





『うぉぉぉぉい。いぬちゃーん! さっきのスキル全部ワシのところに来たぞ』





・・・




・・・ぬ・・・。そんなバカな。





・・・なるほど。。





「ケルベロス、落ち着け。スノードラゴンの幻術に間違いない(大嘘)」





おれはダメ元でケルベロスをなだめる。

スノードラゴンが横槍をいれる。





『いえいえ。私は幻術は使えませ・・・』






【ブリザードスタンプLv3】






『うぉぉお、な・・・なんと・・・』





・・・・・・ふぅ。スノードラゴンにも普通に氷結スキルが効いた。SRスキルはやはりすごい。

とりあえず一件落着だ。


次回へ続く


ステータス

名前 イヌガミ

種族 犬

称号 コボルトキング・お犬様

魔法 なし

技能 固有スキル【スキルガチャ(1日1回)】

解放 ギフト


獲得スキル

UR【天衣無縫Lv3】

SR【威圧Lv10】【幸運Lv3】【鑑定Lv5】

【巨大化Lv5】【アイテムボックスLv7】

【メテオLv7】【超回復Lv3】【剛腕(極)Lv1】

【グラビティスタンプLv3】

【ブリザードスタンプLv3】

RR【清掃Lv8】【魔力感知Lv7】

R【話術Lv3】【交渉Lv3】【気配遮断Lv3】

N【体術Lv2】【気配感知Lv2】【俊敏Lv3】

耐性

【物理攻撃耐性Lv5】【魔法耐性Lv5】

保有ラッキーポイント 14540pt

所持アイテム

「枕10個」「工具」「ドックフード7個」

使用不可スキル

RR【紫電槍Lv10】※オーク

SR【ジャッジメントLv7】

RR【瞬剣Lv8】



ステータス

種族 ケルベロス

称号 地獄の番犬

魔法 【グラビティLv7】※ロック

【ヘルファイアLv5】※ロック

技能 固有スキル【完全変化】※ロック


獲得スキル

【威圧Lv7】【鑑定Lv3】【咆哮:Lv4】

【グラビティクロウLv7】※ロック

【ヘルブレスLv5】※ロック

耐性

【物理攻撃耐性Lv7】【魔法耐性:Lv7】

【闇属性吸収:Lv7】【毒無効:Lv7.】

状態

【スキルロック】【封印】【記憶消去】

【魔法ロック】



ステータス

種族 オーク

称号 ドM

獲得スキル

【耐久Lv8】【逃走Lv5】【槍術Lv2】【器用Lv4】

貸出スキル

【紫電槍Lv10】

耐性

【物理攻撃耐性Lv3】

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