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第2話 寝心地が悪い




「星空がきれいだなぁ」





集落があった場所に川の字になって寝ながら呟く。森林から探してきた枯れ葉やわらを使い寝心地は悪いが今できる最大限のことをしている。





何故こんな事になっているかって?

それはおれが清掃のスキルでコボルト達の住処を綺麗さっぱり掃除デリートしてしまったからだ

スキルって凄い・・・






あれから頑張って謝ったら許してもらえた。おれの見た目が柴犬なので、その可愛さを目一杯生かし、謝ったら大丈夫だった。





まぁでも今の季節が冬じゃなくて良かったところだ。冬なら凍え死んでいる気がする。

犬だから大丈夫かもしれないが。そう思いながら眠りについた。





次の日、スキルボードを確認する。ポイントは増えていなかった。多分集落を綺麗にする事は出来たがコボルト達の小屋を綺麗さっぱり消してしまったために良いこととして加点されなかったのだろう。






ただ、残りが550ptあるためノーマルガチャを引く事にした。出てきたのは、






「アマゾンポイント30000円分」





・・・なんだこれ。

スキルじゃなくてアイテムが出てきた。どうやらスキルガチャといいながらなんでもありらしい。異世界なのにアマゾン使えるって大丈夫なのか。






考えても仕方ないので早速使って見る事にした。使用すると目の前にスキルボードみたいな画面が現れる。前世では見慣れたアマゾンホームページの画面だった。懐かしい。





「お、説明というボタンがあるぞ」





親切に説明をうけれるらしい。読んでみると、どうやら30,000円分の買い物ができるようで、購入ボタンを押せるのは一回だけらしい。吟味して使い切らなければ。






考えた結果・・・






「とりあえず寝床だよなぁ」





昨日の寝心地の悪さを思い出し、布団を最優先で購入する事にきめた。10人が寝れるように敷布団と掛け布団の激安セットを4セットカートに入れた。しめて16000円。これで10人寝れるはずだ。あと14000円だ。





考えながら画面を見ていると周りのコボルト達も集まってきた。

スキルボードとは違いこの画面は見ることができるらしく興味津々といった感じだ。一通り使い方を説明してあげた。






コボルト達がものすごい楽しそうに画面をいじっている。それを見ておれは残りの14000円は皆で話し合って決めてよい事にした。






「時間があるからゆっくり決めてよいぞ」





コボルト達にそう言い、一眠りする事にした。

犬というのはすぐ寝るものだしな。






・・・・・・目がさめるとものすごい居心地の良い空間が広がっている。床は何故かふかふかだ。なんだここは。急な環境の変化に動揺して起き上がりその空間から出る。






おれが起きたのに気がつきコボルト達が笑顔で駆け寄ってくる。お、どうやら上手いこと購入できたみたいだな。おれがコボルト達に話しかけると笑顔で指を指した。指の先には






犬小屋が設置されてた。中に毛布もある。







なんでだ。いや、嬉しいけども他にあったろ。

次回に続く。




ステータス

名前 イヌガミ

種族 犬

称号 コボルトキング

魔法 なし

技能 固有スキル【スキルガチャ(1日1回)】


獲得スキル

SR【威圧Lv10】【幸運Lv3】

RR【清掃Lv8】

R【話術Lv3】

N【体術Lv2】

耐性

【物理攻撃耐性Lv5】

保有ラッキーポイント 50pt




頑張って書いていきます(・∀・)

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