第22話 簡単なお仕事です④ ダンジョンへ
《ダンジョン改変完了》
頭の中に響いたアナウンスとともにダンジョンの入口が出現した。
「なるほどー」
近くのダンジョンと繋がったらしい。てかこの世界にもダンジョンがあることがわかった。
・・・どうしようか。入ろうか迷うな
・・・
・・・とりあえず集落に戻ることにした。
飛ばされていったケルベロスを見捨てて。
◇
おれは集落に戻ってきた。戻ってみんなにダンジョンの入口を発見したことを伝えていると騒がし声が聞こえた。
『うおー、いぬちゃんひどいぞー』
丸コゲになったケルベロスが帰ってきたのだった。
・・・・・・無事だったらしい
・・・・・・ちっ
「おー、ケルベロス。無事で何よりだ」
丸コゲなのを見ておれも含めてみんながプルプル震えて笑いを堪えているが、おれは頑張って無事生還したケルベロスを気遣う。
『いやー、あれくらいの爆発なんて事はない!』
ケルベロスが誇らしげに応える。
・・・
・・・・・・コイツがバカで良かった。
◇
ダンジョンの入口に着いた。
とりあえずみんなで様子を見に来てみた。ダンジョンに興奮覚めやらぬ雰囲気だ。
ダンジョンがあればそこから資源やアイテムが得られる。ミーアに至っては目がお金のマークになってるように見えた。
「さて、どうしようか」
おれはとりあえず作戦会議することにした。流石に全員は行かない方が良いし、コボルト達とミーアは戦力外だ。
となるとケルベロスかオークになってくる。ケルベロスは・・・チキンが発動して行きたくなさそうにしている。
となるとオークだ。オークを連れて行こう。
・・・念のため鑑定でオークのステータスを確認することにした。
ステータス
種族 オーク
称号 ドM
獲得スキル
【耐久Lv8】【逃走Lv5】【槍術Lv2】【器用Lv4】
耐性
【物理攻撃耐性Lv3】
・・・・・・耐久がレベル8になってる。
しかも耐性もついて来ている。
・・・称号が・・・ドMになってやがる
コイツよっぽどのことがない限り死ななそうだ。逃走はもともと持ってるし。
・・・オークを見る。
・・・やる気満々といったところだ。
・・・正直ステータスがここまで上がっているとは思わなかった。やるじゃないか。オーク君
・・・しかも称号までついて(ドMだけど)
よし、お祝いとして良いものをくれてやろう。
・・・おれはオークに肉球パンチをお見舞いした。
『ぐほっ』
オークはニヤニヤしながらも、吹っ飛んでいった。
ダンジョンの中に。
・・・・・・オークよ。気をつけて行ってこい。
(ちゃんと後を追うけど・・・)
次回へ続く
ステータス
名前 イヌガミ
種族 犬
称号 コボルトキング・お犬様
魔法 なし
技能 固有スキル【スキルガチャ(1日1回)】
獲得スキル
SR【威圧Lv10】【幸運Lv3】【鑑定Lv5】
【巨大化Lv5】【アイテムボックスLv7】
RR【清掃Lv8】【魔力感知Lv7】
R【話術Lv3】【交渉Lv3】【気配遮断Lv3】【神の顕N【体術Lv2】【気配感知Lv2】【剛腕Lv3】
【俊敏Lv3】
耐性
【物理攻撃耐性Lv5】
保有ラッキーポイント 240pt
所持アイテム
「枕10個」「工具」「抽選券2枚」「ドックフード7個」
ステータス
種族 ケルベロス
称号 地獄の番犬
魔法 【グラビティLv7】※ロック
【ヘルファイアLv5】※ロック
技能 固有スキル【完全変化】※ロック
獲得スキル
【威圧Lv7】【鑑定Lv3】【咆哮:Lv4】
【グラビティクロウLv7】※ロック
【ヘルブレスLv5】※ロック
耐性
【物理攻撃耐性Lv7】【魔法耐性:Lv7】
【闇属性吸収:Lv7】【毒無効:Lv7.】
状態
【スキルロック】【封印】【記憶消去】
【魔法ロック】
ステータス
種族 オーク
称号 ドM
獲得スキル
【耐久Lv8】【逃走Lv5】【槍術Lv2】【器用Lv4】
耐性
【物理攻撃耐性Lv3】
頑張って書いていきます(・∀・)
ブックマーク、評価を頂きありがとうございます。続けていこうと大変励みになっております。