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第17話 ただならぬ気配⑤ 勘違い


『お犬様はやく帰ってこないかなー』




私はコボルト。名前は特にない。コボルトは10人いるがお犬様がヌシになってくれるまでは私が仮のリーダーをしていた。



お犬様が来てくれるまでは暮らしていくので精一杯だった。仲間が10人になってからというもの、本当に大変だった。ボロい家で毎日の食事は木の実。

もう半分くらい生きるのを諦めていた。



私達は元々、住処を転々としていた。

以前であれば、狩りができる仲間もいたため、移動しながら細々と暮らしていけた。

それがここへ来た矢先にとんでもないことが起きてしまった。



集落にモンスターが押し寄せたのだ。

私達の何倍もあるモンスターもいた。





避ける間も無く仲間の大半はやられてしまった。




ていうか私は寝てて起きたら10人になってた。




10人では暮らしていけないと半分諦めて、私達はその場で留まることにした。




留まってからは幸いモンスターに襲われることもなくやってこれた。だが生活は厳しかった。そんな中でヌシになってくれたお犬様はすごかった。



数日で家が建ち、食べ物もよくわからないスキルでなんとかしてくれた。隣町にも調達といって大量に仕入れをしてきてくれた。

本当に感謝している。

この恩を返すべく、一生ついていきたい。





『あ、お犬様がかえってくるかも!』




森の向こうから騒がしい音がしたので帰ってきたようだ。私は他のコボルトとオークのおじさんを呼びにいった。




『きたきた』





だんだんと音が近づいてきた。

よかった・・・無事だったみたいだ




・・・






・・・なんかお犬様がビックになってる。






見た目も随分お変わりになってしまった





・・・見た目怖すぎ。。





・・・いや、見た目なんか関係ない。私達はお犬様の中身に惚れたんだ。私は気持ちを落ち着かせ話しかける。





『お犬様! お姿が変わられても一生ついていきます!』





跪きそう宣言する。

すると跪いた先に見慣れた姿、そして声が聞こえた。





「おい、それは森であったケルベロスだ。おれはここだ」





私達のお犬様だった。





・・・見間違えてた。





ということは・・・





私達は一斉に逃げ出した。




次回へ続く


ステータス

名前 イヌガミ

種族 犬

称号 コボルトキング・お犬様

魔法 なし

技能 固有スキル【スキルガチャ(1日1回)】


獲得スキル

SR【威圧Lv10】【幸運Lv3】【鑑定Lv5】

【巨大化Lv5】

RR【清掃Lv8】【魔力感知Lv7】

R【話術Lv3】【交渉Lv3】【気配遮断Lv3】【神の顕N【体術Lv2】【気配感知Lv2】【剛腕Lv3】

【俊敏Lv3】

耐性

【物理攻撃耐性Lv5】

保有ラッキーポイント 1100pt

所持アイテム

「枕10個」「工具」「抽選券2枚」



ステータス

種族 ケルベロス

称号 地獄の番犬

魔法 【グラビティLv7】※ロック

【ヘルファイアLv5】※ロック

技能 固有スキル【完全変化】※ロック


獲得スキル

【威圧Lv7】【鑑定Lv3】【咆哮:Lv4】

【グラビティクロウLv7】※ロック

【ヘルブレスLv5】※ロック

耐性

【物理攻撃耐性Lv7】【魔法耐性:Lv7】

【闇属性吸収:Lv7】【毒無効:Lv7.】

状態

【スキルロック】【封印】【記憶消去】

【魔法ロック】

頑張って書いていきます(・∀・)

ブックマーク、評価を頂きありがとうございます。続けていこうと大変励みになっております。

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