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第15話 ただならぬ気配③ ヤバイのがいた


んー、帰りたい・・・



おれはいま森の奥にいたケルベロスに話を聞くところだ。正直恐いから帰りたいんだが、じいさん(神さま)に仲良くしてやってほしいと頼まれた手前、話くらいは聞くことにした。



鑑定でステータスを見たが何故か殆どのスキル・魔法が使用不可になっていたため何か事情があるのだろうか。




「あー、はじめまして」




とりあえず無難に挨拶してみた。




『すまんな、宜しく頼む。神さまから力になってくれるかもしれんと聞いた。』





・・・ケルベロスも律儀に挨拶する。てかあのじいさんなんでそんなこと言ってんだ。まぁとりあえず話を聞くことにしよう。







・・・




一通り話を聞いた。正直力になれるとは思えない内容だが、相談内容な3つだ。そのうちの2つは



・記憶がない

・スキル、魔法が殆ど使えない



どうにか出来ないかというものだった。おそらく状態異常を解除しない限り元には戻らないような気がしているが、おれにその力はない。




記憶は今までの記憶が全くなく、気づいたらここにいたらしい。スキルや魔法もほぼほぼ使用不可になっていたとのことだった。




それで、ここに住み着いている理由だが、じいさん(神さま)に記憶・スキル・魔法を失った原因と力を取り戻す方法がこの地にあると聞きたらしい。何故じいさんが力になってくれるかはわからないみたいだが。




そして、3つ目の相談内容は・・・





・・・腹が減ったらしい。





なんでもモンスターを殆ど追い払ってしまったから食料の確保が難しくなったらしい。コボルト達は見た目が犬だから食欲が湧かないし、遠方まで狩に行くのは危ないしとか言っている。



周囲にモンスターが全くいないのは、攻撃スキル・魔法が使えないので、このままではマズイと思い、威圧や咆哮で周りのモンスターを追い払ったからとのことだった。


だが、逃げたモンスターが他のモンスターにも危険を知らせたため、この辺り一帯で全くモンスターがいなくなってしまったとのことだった。



誤算だったらしい。





アホだコイツ。





・・・コボルト達の仲間がご臨終したのはコイツが追い払ったからだったのか。まぁコボルト達が鈍臭いだけだからコイツのせいでもない気はするが。にしてもコボルト達が助かったのも食欲が湧かないという理由だけだったのか・・・




正直コイツならスキルなしでもその辺のモンスターなら問題なく狩れるだろうに。見た目はこわすぎるが中身はチキンだった。




『頼む、食料少しなんかおくれ』





なんか塩らしくなってきた。

さっきの2つの相談より必死感がすごい。

今までコイツの存在感にブルってたが、急に恐くなくなってきた。





「んー、どうしよう」





食料なら隣町から仕入れてきたものがたくさんあるが、あげるか迷う・・・





・・・・・・閃いた。





・・・ドッグフード出すことにしよう。



次回へ続く


ステータス

名前 イヌガミ

種族 犬

称号 コボルトキング・お犬様

魔法 なし

技能 固有スキル【スキルガチャ(1日1回)】


獲得スキル

SR【威圧Lv10】【幸運Lv3】【鑑定Lv5】

【巨大化Lv5】

RR【清掃Lv8】【魔力感知Lv7】

R【話術Lv3】【交渉Lv3】【気配遮断Lv3】【神の顕N【体術Lv2】【気配感知Lv2】【剛腕Lv3】

【俊敏Lv3】

耐性

【物理攻撃耐性Lv5】

保有ラッキーポイント 1100pt

所持アイテム

「ドックフード3袋」「枕10個」「工具」「抽選券2枚」



ステータス

種族 ケルベロス

称号 地獄の番犬

魔法 【グラビティLv7】※ロック

【ヘルファイアLv5】※ロック

技能 固有スキル【完全変化】※ロック


獲得スキル

【威圧Lv7】【鑑定Lv3】【咆哮:Lv4】

【グラビティクロウLv7】※ロック

【ヘルブレスLv5】※ロック

耐性

【物理攻撃耐性Lv7】【魔法耐性:Lv7】

【闇属性吸収:Lv7】【毒無効:Lv7.】

状態

【スキルロック】【封印】【記憶消去】

【魔法ロック】




頑張って書いていきます(・∀・)

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