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固有スキル【スキルガチャ】で無双するけどのんびり国つくります。  作者: もふもふ祭り
第5章 三国同盟・武闘大会編
113/169

第113話 お迎え



sideワンコ




ぱちり・・・。目が覚めてしまった。




まだ早朝だ。武闘大会が楽しみでワクワクしすぎて目が冷めてしまった。・・・城下町でも散歩するか。





「んー、早起きは気持ちが良い。」


『あ、あの!お犬様!』




ん?町を歩いていると可愛い少女が話しかけてきた。

たしかラグの妹のフリーゼだ。どこか落ち着かない様子だ。寝れなかったのだろうか。




「ワンワン!(どした?)」


『大会にお兄ちゃんの代わりに申し込んだのですが、まだダンジョンから戻ってこないんです!心配です・・・。』





・・・!




・・・・・・そうだった。ラグの様子を見に行くのをすっかり忘れていた。大会が始まるまでまだ時間がある。ラグを探しにいくか・・・。




「ワウワウ!(探してくる!)」


『お願いします!』




フリーゼに見送られてダンジョンに向かうのであった。





シバ王国 調印式・闘技場会場




sideコボルト




『事前申込者はこちらでエントリーして下さーい。当日参加はあちらで受付を済ませて下さーい。・・・むう・・・お犬様がいない。まったくー。』




コボルトが武闘大会の整列をしていた。バーナードとプードルは既に会場に到着している。

集合まではまだ時間はあるが・・・




『犬殿はどうされたんですかねぇ』


『さぁ、まぁあの方なら心配はいらない気がしますわ。』




バーナードとプードルはワンコの心配など全くせずに談笑している。





『にょぉぉぉお。』

『うっひょぉぉぉぃ』





集合時間が迫るにつれ、コボルト達がバタバタと飛び回り始めた。その理由は・・・





大会参加者が多すぎたのだ。当初そこまで大きくならないだろうと踏んで、当日参加もOKとした。それがダメだった。事前申込者だけでもかなりの数になってしまい、更に当日の申込者も合わせると会場は100人をゆうに超える数になっていた。




『あー、もう。まだ犬様が戻って来てないですがとりあえず時間なので・・・これでエントリーは締め切りますよー!』




時間になったためコボルトが申込みを締め切ろうとする。その時



「うぉぉぉぉぉお、ちょっとまったぁぁぁぁあ」


『うわぁぁぁぁぁあ。ぎもぢわるいー!』




猛ダッシュでラグを咥えたワンコが到着した。

ギリギリセーフでなんとかラグのエントリーができたのであった。



次回へ続く

次回はいよいよ少し参加者の話です。

もし気が向きましたらブックマーク・評価いただけるとやる気が上がります。よろしくお願いします。



  ⋀_⋀

 (・ω・)

/ U ∽U\

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