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Novyi Mir《新世界へ》  作者: sh1126
旧世界 《Great Old》
12/58

起章 《超越者達の闘い》

眠いので明日に続きます。さてさてどうなるのやらワクワク、


中途半端でごめんね

虚数界それはこの世の理に存在しない世界…


「マジかよ、先程の鏡界とは違って出れなさそうだな…」


アリアが聞く

「どうやって出たの?参考までに聞きたいんだけど…」


メラはどや顔しながら

「なぁーに簡単だよッ、鏡を砕く瞬間、内部と外部を隔てる壁に穴が開くそこをくぐればいいんだよぉ」


絶句する二人

「「…」」


メラがまたキレる

「おっ、なぁーにぃ黙ってるんだよぉ!聞いたのはおまえだろぉ!」


アリアーデは頭を抱える

「失礼…全く参考にならない方法を教えてくれてありがとう…うん、君以外は誰にもできないね。ふつー、そんな力技でやるものじゃないよ…」


「ごちゃごちゃうるせーなー、はじめっぞぉ」


先に動いたのはアリアーデ

<真理の書(アカシック・レコード)>発動!!」


メラが嗤う

「厄介だな、記憶の固有能力だな」


「無色世界へ…」


三人とも真っ白な世界に吸い込まれる


「古代遺失魔法《創造する者》、かつて<創世の使者>が使っていた魔法だな。無から有をこの世界限定で作ることが出来る。」


シュルヴィアが傲慢に命令する

「我が左手アングラ・マンユよ、全てを壊せ、塵一つ残らずにな」


左手から黒い塊が吹き出し世界を侵食する


「こいつは天使の力じゃねぇな、旧き神々の力だな、翼に騙されるとは、我ながらにだせぇな」


もちろんアリアも負けてない


創造(アーク)


侵食する黒をさらに白が塗りつぶす。


遠くで傍観するメラ

「はぁ~、さすがにこのレベルでは魔力無しで戦うのはキチイなぁ」


メラは突如左手の中指につけた不思議な形をした、まるで歯車みたいな指輪にキスをしてつぶやく


<軌道衛星”方舟(Noah)”>限定起動解除…封印鍵第一門開錠…認識パスコード=《メラ》


指輪から声がする《許可する》


突如メラの体から莫大な魔力があふれる


アリアが納得したように言う


「これは…これが<憂鬱>か、いや魔力だけで、能力はまだか…」


一方でシュルヴィアは


「…」




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