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他の話を更新しないのに新しく初めてしまいました。

少しでも楽しんでくだされば幸いです。

優れた知恵と永き寿命。巨大な体を覆う硬い鱗。鋭い爪。甚大な魔力。

世界を支配するのは、強大で残酷な竜。

時折、人里に降りては癒えぬ傷痕を残して行く。

幾多の者が竜に挑み、死を迎えた。

人が逆らうなど愚かだというように。

残酷な死を。

人々はただ怯え、祈ることしか出来なかった。

どれだけ国が発展しようとも、竜の脅威が消えることは、ない。

どれだけ力のある精霊使いも竜を追い払うのが精一杯だ。


ある時、噂が流れた。

竜を従えし少女がいる、と。

どれ程凶悪な竜も少女さえいれば、おとなしくなる、と。



人々は、嘘だと一笑にしながら、密かに真実である事を願った。


人は短命故に過去を忘れ、己の罪を忘れる。

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