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柴の水晶  作者: 壇ルナ
1/7

柴の水晶 プロローグ能東の壺

能東の壺の話を短くまとめたものになります。


是非これを読んでから本編をお読みください。

プロローグ 能東の壺


近未来日本はパンデミックなどが起こり、これまでアニメや映画などでしか見なかったようなヒーローを求めるようになっていた。


そんな時ある事件が起きる。

大阪であるアパートが燃やされてしまう、そこに住んでいた大量に人は死亡、その中の中学生の男は唯一の家族の母を亡くした。

男は怒り、ヒーローになる事を決意した。


その男の名は能東 櫂



10年が経ちヒーローが当たり前になった頃、能東はヒーローとは思えぬ生活を送っていた。

ヤクザなどを倒すだけではなく、殺すまでもをしたり、彼女にドラックを与えたり、悪党から奪った金でギャンブルをしたりしていた。

見た目も覚えられていないのか、誰もあの能東 櫂とはわからなかった。


ある日幼馴染の弁護士島沢 司とある計画を実行しようとしていた、それはsoldeっというものを用いてやる計画だった。


soldeとは

いわゆる殺し屋だ。日本だけでなく世界でも活動する大きな軍団だ。高い首がその時々にあり、それを殺すことにより金の入るというもの。



だが、soldeの裏切りにより計画は失敗。

能東は犯人にされ、判決を待つも死刑となってしまった。


能東は刑務所で反日集団として知られていた軍団の1人、陳と出会う。


能東は執行日に脱獄に成功した。


そして、島沢と陳ガ教えてくれた、身を隠して住める場所へ向かった。

だが、脱獄はトップニュースになったことで、さまざまな方法で能東の元へ現れるのだった。


能東達の目的はある日ある人と約束したものだった。

その為にまだ死なないのだった。


ある日

松井田という能東が昔助けたヒーローが現れる。

そして、松井田は能東達の味方となる。


それから少し経ち、柴 琉翔という若い男も現れる。


柴はヒーローの中で能東のファンであり、かなりの運動神経を持っていた。

パンチ力をもう少し強くすれば良いと能東にいわれ、特訓を始める。

味方になる。


柴、松井田、そして竜宮組の殺し屋月光で、訓練をしていた。


そんなある日ヒーロー殺しとして、知られる銅川が能東の事を聞きつけ現れる。

かなり強く、能東も持ち堪えるのに必死であった。

銅川は確実な能東の強さを認め味方となった。


ある日島沢からNという者についての話を聞く。

Nはネットでヒーローや、政治家の悪行を暴露していた。

島沢はNのせいで悪行がバラされた人の弁護を東京にしに行かなければならなかった。そんな時Nは能東についての発信をする、能東の居場所がみんなにバレてしまったため、能東は島沢と柴、松井田と共に東京に行く事をした。



東京は向かう車の中で松井田はずっと思っていた違和感について能東に問いかけた。

能東が本当に10年前のあの能東 櫂なのかということだ。


能東は柴が眠っている事を確認してそのことについて説明した。

風間 櫂 別名 能東 櫂

彼は18でその人生を終えた。

自分の信じる正義のため、風間は母が物心ついた頃にはおらず、ある日唯一の父に捨てられた。風間は1人になった。

その時、父がいなくて母子家庭の同じような家庭、能東家に拾われた。そこで出会ったのが一つ年上の能東 櫂だった。

能東と仲が良くなっていき、能東の親友である島沢 司とも仲が良くなりよく3人で遊ぶことがあった。

だが、それぞれの道は違うものへとなっていった。


能東は少し荒れたような性格で中学の時グレてしまい、家にも戻らないようになっていた。その時に事件は起こった。


風間と能東の母とが家にいる時何者かが家を燃やした。

風間は救おうとした。でも、能東の母は救えなかった。


………家具がどんどん崩れていき、風間は消防士達に救われたが、能東の母は足が家具に挟まり動ける状況で無くなっている。

「大丈夫、先行って」

と能東の母は叫ぶ。

「行けない、いけないですよ、次に救うのは僕です」

叫ぶが消防士に手を掴まれて

「行くよ」と言い風間はアパートを出た。

「やめてくれー」叫ぶが消防士の足は止まらなかった。

「貴方は私の2人目の能東 櫂、我が子、もっと大きなものを救って……」

それだけが耳に残った………


そして、それ以上彼女の言葉を耳にすることはなかった。


風間は怒った。同じだと人生で同じ苦悩をこんなにする必要はないと、もう振り回されないと決心した。

そして、コメントを求められた風間は応えた。


「さぁかかってこい、世の影で隠れている奴らめ、俺が止めてやる、俺が皆を救う。

必要なら誰かが求めるなら俺がヒーローになってやる

俺の名は能東 櫂。

もう恐れない受け身じゃないお前らを潰してやる」


そこに能東は現れなかった。


そして、風間は能東 櫂となりヒーロー活動をし始めた。

それは世に大きく報道されヒーローになる者が出てきた。

そして、風間は遂に見つけた。

風間の父の居場所をそして、家を燃やした奴の居場所を。

風間は1人でそこに行くことにした。


その組織は黒の組織。

世の中の組合の裏で糸を引いている最も悪い組織だ。

黒の組織という名は風間が名づけた。

本当の名は知らない。



東京に着くと、島沢は正堂という弁護士との争いとなった。

正堂は少し怪しい雰囲気を持っていた。


そして、全ての裁判が終わった頃、能東達が身を潜めていたホテルがバレてしまい、4人ははここを知ってるのは正堂か?と考え、正堂の事務所へ向かった。


向かうと誰もおらず、Nは島沢の事を発信しており、世の中はまたも困惑していた。

能東達は事務所にあるパソコンでネット掲示板を利用、Nの発信地を難波であると特定した。

急ぐように難波に戻ろうとしたが、松井田が黒の組織に誘拐されてしまう。


3人は追いかけて行ったが、もう遅かった。

さらに、柴はその途中双子の兄と遭遇し、誘拐されてしまう。

さらにsoldeなども襲ってくることから不審に思った能東はずっと島沢の車にGPSがあった事を知る。


能東は失望しながらも、難波に戻った。

そして、発信地である建物に入り込むと、それもひとつのトラックであり、爆発する。


そんなところへsoldeが現れ、能東の前に彼女の死体を置いた。

能東は怒った。

何も悪くない人たちが襲われることに、そして、1人で大量のsoldeに向かおうとした時、後ろから風間の声が聞こえた。


風間は生きており、黒の組織として身を潜めていたという、Nの正体が自分だということもいう、だが、初めは能東を呼ぶツールだったが、Nは黒の組織により、うまく社会を混沌に陥れる道具となっていた。


そして、能東は風間に黒の組織の本当の名前を聞いた。


本当の名前は能東組


能東の父が作ったという。

だが、今の能東組のトップは能東の兄であると知る。

その名は能東 柁


そして、今この裏であることが行われていた。

それは皇居や国会議事堂なのを攻撃、それを知っている正堂は天皇を天王寺に避難させていた。


避難させ、そこをまた大阪組で襲い、崩壊させるというものだった。


柴の兄《柴 琉道》も正堂も能東組と繋がっていたのである。


柴は柴の兄にあべのハルカスに連れていかれ、能東を絶望させる餌としてそして、琉道のこれまでずっと思って来ていたようにする為に殺そうとしていた。


風間と能東達は別れることにした。

能東達は天王寺を、風間は残りのsolde達をだ。


そして2人は天王寺に着き、能東は能東組がいるであろう天王寺の新世界に向かい、島沢は柴を助けに向かった。


島沢はなんとか柴が殺されるのを食い止めた。

そして、柴は能東のいる新世界へと向かった。

その時島沢は柴にずっと気になっていたことを聞いた。


それは能東の隠していることを知っているのか?ということだった。

柴は知っていた。


銅川も能東達に呼ばれて、天王寺に来ていた。


島沢は柴と別れた後、正堂を駅で発見する。そして、島沢は止める為に入ったが、島沢は弁護士という職業柄、殴ることはできなかった。

だが、このままではみんなが終わってしまうと考えた島沢は弁護士バッチを握り潰し、弁護士を辞めることを決意した。

そして、正堂を半殺しにした。


東京では、国会議事堂が襲われているところに、生き残っていた、松井田が現れた。


能東は兄の柁と会い戦闘が始まる。

柴もずっと琉道が付いてきており、戦闘が始まる。


島沢と銅川は合流して、残りは真のヒーローに任せて新世界に向かう。


天皇のいる場所は陳が率いる軍隊により壊滅状態になっていた。


柴兄弟は琉道を琉翔は気絶させて、能東のところは向かった。


松井田は爆弾に気づかず、巻き込まれて命を落としてしまった。


銅川が新世界に入ると何者かに襲われてしまい、片腕を無くす。

そこに風間も到着し、どうにか2人で食い止めたが風間はまだ後ろから黒の組織の残党が来ていることに気付かず、命を落としてしまった。


島沢はその光景を見ていた。


能東は半殺しにし、倒れさした。


そして、この場を去ろうとした時、柁は急に立ち上がり、櫂の胸ぐらを掴み、心臓を蹴り付け、息をしづらくして、倒れさせた。


能東をこんな状態にしたことに柴は怒り、柁に殴りかかっていった。

そして、続くように島沢と銅川も柁の方へ走っていき、島沢と銅川で柁の腕を掴み、動かせなくした。


そして、柴はそこに思いっきり殴りを入れ、柁を殺すことに成功した。


だが、柁だけではなく、さっきの蹴りのせいで、能東死が近い状態だった。


能東は最後みんなに一言ずつ言っていき、命を落とした。


能東のおかげで、最低限の平和は保たれたのだった。

だが、国会が崩壊してしまった為、決して治安が良いものではなかった。


国民は不安で溢れていた、そんなところに現れたのが迅明教


迅明教は話だけを聞くと良いものだが、本当は…


本編に続く





本編に続きます。

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