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再生のポーション

色の由来を考えると首を傾げることがあるかも知れませんが、後々理由がわかると思いますので気にしないでください。

 朝は苦手だ。何と言うか起きる気になれない。温かいベットの中でぬくぬくと一日を終えたい…。


 ………はぁぁ……起きるか…。


重い瞼を無理やり開け怠い体を無理やり起こす。


 頭がぼーっとする…。


意識を覚醒させるポーションを飲もうとベットから這い出たとき


コンコン…

とドアがノックされる音がした。


「師匠。起きていますか?」

「(エイノアか…)起きてるよ、どうしたの?」

「ドアを開けても大丈夫ですか?」

「ああ、大丈夫だよ」


ガチャ…

ドアノブが回されると同時に机の上においてある山吹色の液体が入った瓶を一つ持ち上げる


「失礼します。おはよう御座います。師匠」

「おはよう。今朝はやけに早いね」

「はい。薄明時に目が覚めてしまいまして、再生のポーションを作っていました」

「あぁ、なるほど」


大方、作ったポーションの出来をみてもらうために来たのだろう。


「少し待ってね」

「分かりました」


それだけ言って、手に持ったポーションを飲む。

酸味の効いた味が口内に広がり、徐々に意識がクリーンになっていく。


「ふぅ…。さ、再生のポーションを作ったんだろう?見せてみて」

「はい…!……どうでしょう」


橙色の液体が入った瓶を受け取り、光にすかせながら慎重に吟味する。

ポーションを傾け粘性のチェックも欠かさない。

最後に蓋を開け香りを嗅ぐ。


「んー、色はいいね。ただ、少し粘り気が足りないのと、少し光を通しすぎる。後者は魔眼の力で確認してたんじゃない?」


光を通すということは、うちに秘められた魔力が安定してないか少ないということ。

空見の魔眼であれば光を介さずとも知覚できるはずなのだが。


「自分で作ったポーションなので、少し贔屓目に見ていたかもしれません」

「そっか。あぁ、責めてるわけじゃ無いんだよ?ちょっと気になっちゃってね。ま、あれだ。焦らずゆっくりやろう。俺は再生のポーションを完成させるまで相当時間かかったから」

「も、もう一度作ってきます!」

「うん。でも朝食の後でね」

「で、ですよね」


………



一口大に切られたピンクの果実を口に運ぶと、上品な甘みが口いっぱいに広がり思わず顔がほころびかける。


「師匠は、再生のポーションをどのくらいで作れるようになったんですか?」

「ははは。頭の中が再生のポーションでいっぱいになってるね。そこまで気張ってもいいことはないよ」

「でも、再生のポーションが作れれば今度は3級のポーションの作り方を教えてくれるんですよね?私、もっと色んな調合を学びたいです」


 学びたい、か。良かった。

 もしかしたら表面上は取り繕ってるだけで、『本心ではつまらないけど買われた以上やるしかない』って思ってるのかもって考えてたから。


「それは…嬉しいことだけど。どうしてそう思うんだい?」

「ポーションのことについて学ぶのが楽しいからです!最初はポーション作りとかどうでもいいけど、待遇が良ければ何でもいいやって思ってたんです。でも、師匠から色々な調合のやりかたとかを学んでくうちに、作成に失敗したのが悔しくて、また作ろうって思えるようになって。これをこうしたらどうなるんだろうとか、こんなものがあれば良いなって思っていく内に、どんどんポーション作りに惹かれていって。何より……!…いえ、そういうことです………」


思っていたより、彼女はポーションの調合を気に入ってくれたみたいだ。

それ自体はきっと何も悪いことはないのだろう。

普通であれば喜びはすれど、こんな…えも言われない感情を抱く必要はないんだろう。


 ……ははっ……これはむしろ…堪えるな……。


「そっか。ありがとう、そう思ってくれて。それで、最初の質問に戻るけど、結構な時間を費やしたってことしかやっぱり言えないかな。誰かと、何かと比べるっていうのはやってほしくないからさ。でも大丈夫、もう殆どできあがってるんだから、すぐにでも作れるようになるよ」

「…そうでしようか…?」

「ああ。思わずエイノアに嫉妬ちゃうくらいには、エイノアはポーション調合の才能がある。焦らず慎重に、自分のペースを考えて努力すれば、必ず俺を超えられるよ」

「ひひょうをふぉ…」

「エイノア、口に何か入ってる時に喋ろうとするのはやめようか…」


 昼食や夕食の時にはそんなことないんだけど、朝食の時だけ偶にはしたないんだよなぁ…。


「(ごくん…)師匠!ポーションの調合しに行ってきていいですか?」

「うん、駄目。もうお店を開く時間だからね」

「ですよね。じゃあ__


「エスメアポーション店の店主さん!聞こえてたらすぐに来てください!お願いします!子供が、指が黒くなって!」


…行きましょうか」

「そうだね」



店の入口には青ざめた顔をしている女性と、8才くらいの男の子が涙目で立っていた。

母親の髪はボサボサで、化粧もしてないように思える。子供の異変を認知してから間髪を入れずすぐにここに来たのだろう。


「いかが_」

「見てください!紐を指に巻いて寝たみたいで、起きた時に真っ黒になってたんです!」

「なる程」


男の子の右の小指が変色している。真っ黒という程ではないが…時間が経って落ち着いたのだろうか。


 このまま様子見て色が完全に戻るのなら何も心配要らないけど、血行が良くなるように栄養のポーションを一つ売ろうかな。


「このまま色が戻る様ならなんの問題もありませんが、戻らなかった場合、最悪指が壊死している場合があります。そうなると、再生のポーションを使うしか治すすべがないですね」

「再生のポーションって…い、いくらでしたっけ?」

「4級の小瓶でも50万程ですね。まぁ、小瓶じゃ指一本は治せないんですが」

「50万…」

「ただ、色も戻りつつある様ですし、一応栄養のポーションで血流を良くしてもらって、安静にしているだけで大丈夫だと思いますよ」

「本当ですか!?うちの子は、大丈夫なんですか!?」


 必死なのはわかるけど、唾が顔にかかってるからもう少し離れて欲しいな…。


「えぇ。栄養のポーションですが、買いますか?」

「いくらですか?」

「大事をとって3級のポーションにするとしても5000ルピーで大丈夫ですよ」

「5000ルピーもかかるんですか?」

「4級にしますか?」

「い、いえ。その、もう少しお安くしていただければと」

「まぁ、確かに5000ルピーの出費はでかいですからね。お子さんもやんちゃな時期ですし、これからご贔屓にしていただけるのであればただでお譲りしますよ」

「も、もちろん!」

「エイノア。栄養の3級ポーションを1つ持ってきておくれ」

「わかりました」


少年にポーションを渡す。

受け取った少年は、飲んでいる間苦さ故にかしかめっ面をしていたが、大人の圧に負けてすべて飲み干した。


「全て飲めて偉いじゃないか。じゃあ、もう指に糸を巻き付けて寝ちゃいけないよ?」


少年に目線を合わせて微笑みかける。


「わかった。ありがと、薬屋の兄ちゃん」

「どういたしまして。それじゃあお母さん、安静にさせても戻らないようだったらまた来てください」

「わかりました。ありがとうございました」


去っていく親子の背中を少しの間見送り店に戻る。


「師匠、どうしてただで譲ったんですか?」

「交渉が面倒くさかっただけだよ。後、店の評判をあげようかと」

「なる程」

「さて、エイノア。開店の準備を始めようか」

「はい師匠…!」


そう返事をしたエイノアは、何だか嬉しそうな表情をしていた。


……

…………




カラン、カラン…

夕食後、幾度目かの来店。


 今度のお客さんは…満月さんか。

 マントのフードを深く被った顔の見えないこの人は、必ず満月の日の前夜に来る。故に満月さん。


 にしても、もうそんなに経ったのか。


「いらっしゃいませ。お求めの物は_」


その時、俺の声を遮ってバンッと扉が開く音がした。


「師匠!やっと再生の4級……あ…!ご、ごめんなさい!お客様が居るとは思わなくて…」

「僕からもお詫びさせていただきます。して、お求めはいつものポーションでよろしいですか?」

「…ああ」

「かしこまりました」


体を反転させ棚下段の引戸収納部分をあけ、マゼンタ、灰色、苺色の液体が入った、人の頭部ほどの大きさをした瓶を取りだす。


「全部で1600万ルピーです」

「…以前より高くなっているが、また材料費の高騰があったのか?」

「いえ。弟子が一人できたのでその分出費が増えまして、貴族様からご融資していただこうかと」

「……そうか」


男はそれだけ言って金貨を10枚ずつ積上げ、計170枚カウンターにおいた。

10枚は口止め料だが前より30枚少なく、結局以前と変わらない金額だ。


 値段を上げられた分口止め料を少なくしてきたかぁ…。ま、貰えるだけいいけどね。


「またのご来店をお待ちしております」

「お、お待ちしてます」 

「…………」


無言のまま男はポーションを布で巻いて魔法で浮かせ、そそくさと店を出ていった。


「ごめんなさい」

「全然大丈夫だよ。客は客でも相手は屑だからね。金払いも良くないし、気に病む必要はないさ」

「師匠、たまにお客さんのことすごく悪く言いますよね」

「ん?そうかな?多分、同族嫌悪ってやつだろうね」

「同族嫌悪…」

「で、再生の4級ポーションができたって?」

「あ!そうなんです!これです」


エイノアが突き出してきた瓶を受け取り、今朝と同じように慎重に吟味する。


「色は良好、粘り気も悪くないし…香りも大丈夫そうだ。光の透過具合も…いい感じだ。少し、中身を舐めてみてもいいかい?」

「どうぞ」


瓶を傾けそっと手首にたらし、舐める。

意識を味覚に集中させ口の中で慎重に吟味する。


 味も問題ないな。


「うん、おめでとう。成功だ」

「本当ですか!?」

「ああ、流石にここで嘘はつかないよ」

「よかったぁ…。じゃあこれでやっと3級に進めますね!」

「そうだね。明日は4級の復習をやって、明後日辺りから3級のポーションを作っていこうか」

「分かりました!」


 まさかこの短期間で全ての4級良性ポーションを作れるようになるとは思わなかった。流石だね。

 …でもあれだな、この数日ずっと調合の勉強と実験で根を詰めていたみたいだし。少し休憩させたほうがいいな?


「いや、やっぱり明後日はお休みにしよう。そろそろ素材も無くなってきたし買いに行かないと」

「一日中ですか?」

「うん。ついでに街の案内もしようかと思ってね」

「街の案内…」

「たまには外に出て羽根を伸ばしたいだろう?」

「…あんまり?」

「あ、そうなんだ。まぁ、俺が死んだときこの町のこと何も知らなかったら駄目だし、行くけどね」

「死んだらって…本当に師匠が死んじゃうことなんてあるんでしょうか。学べば学ぶほど師匠が死んじゃう未来が見えないんですが…」


 まぁ確かに、俺も死にたくないから色んなものを作ってきたけど…


「エイノア。確かに俺は他の人より少しだけポーション作りがうまいかもしれない。でもね、ポーションのことだけなんだよ。魔法、兵器制作、人心掌握、毒物作成、単純な殺戮技巧。この世界にはね、過去も含めて一分野一人くらいは人知を超えた天才がいるものなんだよ。そしてそういう相手には、先手を取る以外どんな策を要しても太刀打ちできないんだ」

「そういう人たちが師匠を狙っていると?」

「どうだろうね。個人的に恨みを買った覚えはないけど…例えばエイノア、さっきのお客さんは何を買っていった?」

「えっと…色欲のポーションと肉欲のポーションと魅了のポーション、でしたっけ?」


 流石によく勉強している、偉いね。

 いやまて、よく考えたらなんの恥じらいもなく言ってみせるのはいいことじゃないのでは…?

 まぁ、こうなったのも俺のせいなんだけど…。でもこういうところ見てると、ちょっと罪悪感がでるなぁ。


「正解だ。前2つはまだしも、魅了のポーションは穏やかじゃ無さそうだろう?」

「まぁ、そうですね」

「あの魅了のポーションをさっき言ったような人外の娘にでも使ったとして、それを知った人外はどう思うだろう」

「使った人を許さない、と思います」

「俺もそう思う。まぁ、人外集は頭が大なり小なりイカれているから、なんとも思わない可能性も全然あるけどね。それは考えても仕方がないから置いておいて、許さないのは使った本人だけかな?」

「ポーションを売った師匠も、許せないかもしれません」

「だよね。だから間接的に恨みを買っている可能性は日に日に増えていってるんだよ」

「…ですが、殺せるかわからない師匠を狙うより、先に私を狙うと思いませんか?そうなれば師匠はその人に先手を取れると思います」


 ?なんか、エイノアがムキになっている…。表情は見えないが、声は焦っているようにも感じられる。

 一体どうしたのだろうか。


「それを相手が考えないと思うかい?それにね、俺はどこまで行っても人でなしだ。人でなしには人質が通用しない。『煮るなり焼くなり好きにしろって』言われて終わると相手は思うだろうね」

「でも…」

「ま、考えても未来のことはわからないからね。気楽に行こう、気楽に」


 うーむ…何を思い詰めているのだろうか。うつむいた頭が上がらず返事もない。

 こころなしか空気も重い…。


「どうしたの?もしかして、何か傷つけること言っちゃったかな?」

「……何でもないです。少し、考えすぎました」

「そっか。まぁ、そういう時もあるよね」

「はい。もう大丈夫です、ご心配おかけしました」


 声のトーンが戻った。俺も考えすぎただけかな?

 でもちょっとだけ空気が暗いから、ここは少し明るい話でもしよう。


「ああそうだ。エイノア、明日は満月だよ。夜は月でも見ながら少し豪勢に食事を取ろうか」

「いいですね。私、カーウィンのお肉が食べたいです」

「いいね。他は何が食べたい?」

「後は__」




その後は客が来ることもなく、エイノアと談笑しながら閉店を迎えた。









人々は皆眠りにつき、虫の音だけが木霊する墓標に青年はいた。

月明かりに照らされて浮き出る表情は、悲しそうに笑っていた。


「よう婆さん。エイノアはもう3級に踏み出せるまでに成長したよ。才能は…俺やあんた以上じゃないかな…」


何かを思い出すかの様に、哀愁のこもった声で一人喋りだした青年は、コト…と墓石の上に瓶を乗せた。


「ほらこれ、エイノアが作った再生のポーション。俺は中々コツがつかめずに1ヶ月以上作れなかったやつ。懐かしいなぁ、確かこのとき、初めて外道に手を出したんだよな」


ははっ…

そう、乾いた笑い声を絞り出し、星々の漂う夜空を見上げ青年は言葉を続ける。


「あんたに本気で怒鳴られて、俺はようやく倫理観念の一端を理解できるようになった。

……あの手紙が届いた時、あんたは自分の子供をちゃんと育ててやれなかったって言って泣いていたけど、俺をある程度'人'にしてくれたあんたは……多分、教育者としても一流だったんだと思う」


…………………。


虫の鳴き声もやみ、あたりは静寂に包まれた。

…やがて、青年は喉につっかかった言葉を絞り出すように、またポツリと喋りはじめる。

その声は悲痛に満ちているようで、彼を知る者であれば、想像もつかないであろう声であった。


「あんたの孫、本当にいい子でさ……。何をするにも一生懸命で…心優しくて………クソみたいな過去を感じられないほど元気でさ……!」


青年は苦虫を噛み潰した様な表情で唇を噛み、言葉はまた途切れるた。


「……やっぱり、俺じゃ駄目だよ…。このまま彼女を育てたら、きっと彼女は普通から遠ざかる。……どうせ、贖罪の為に彼女を探したんだ…。だから……だから………」


『他の者に託す』

この言葉を発することができず、今一度静寂が訪れる。


「はぁぁ……ごめん………ごめんな、師匠。…俺、やっぱ彼女にあんたを教えたい。あんたの技術を教えて、いつかあんたの過去を語って、お前の婆ちゃんは凄い人だったって、お前を愛していたって伝えてぇ…!」


彼女の幸せを1番に考えるのなら、自分は彼女と居るべきではない。そう分かっていても、彼は己が欲望を優先した。


「……もういくよ。エイノアを、長い間一人にしたくないしね」


そう言い残して青年は、墓標を後にし帰路についた。




エジィリィ

「最後まで読んでいただきありがとうございます」

エイノア

「良かったら感想、ブックマーク、評価等よろしくおねがいします!」

エジィリィ・エイノア

「それでは、またのご来店を心よりお待ち申し上げております!」


【小話】

エイノア

「大事にならなくて良かったですけど、どうして指に紐を巻き付けて寝たりしたんでしょうね?」

エジィリィ

「そうだねぇ…子供は思いつきで行動したりするようだからただ何となくやってみたのかも知れないし、もしかしたらとある噂話を信じたのかもね」

エイノア

「噂話、ですか?」

エジィリィ

「そう。想い人の髪の毛と自分の小指を紐で結び合わせて眠り、次の日起きたときにどちらも結ばれたままだったらその恋が成就するというものだよ」

エイノア

「へぇ…!…じゃぁあの子も、あんなになるまで真剣に想ってやったことでしょうし、叶うといいですね」

エジィリィ

「そうかい?個人的には、相手の気持ちを無視して恋仲になれてしまう儀式なんて気持ちが悪くて眉をひそたくなるけどね」

エイノア

「なっ…!どうしてそんなに捻くれた考えになるんですか!もう少しロマンチックに考えましょうよ!」

エジィリィ

「っははは。ごめんごめん、少しからかっただけなんだ。流石に本気でそうは思ってないし、彼の恋が実るといい(面白い)なと思ってるよ」

エイノア

「嘘、じゃないみたいですけど……最初に言った事も嘘じゃないですよね?」

エジィリィ

「ま、その可愛らしい儀式に悪感情を抱いていないのが本心だよ」

エイノア

「ふぅ~ん。…師匠はやったことないんですか?」

エジィリィ

「もしそんなものに手を出したくなるくらいに想っている人ができたとして、やる必要があると思うかい?」

エイノア

「……ない、ですね」

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