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プロローグ
地図に乗ってるかどうかも怪しい
そんなレベルのド田舎な村があった。
世間からは隔離され独立した村で、
更に山奥にあるせいで時代錯誤な面も多々あるが、
200人程の小規模な村なため自給自足で事足りた。
そして、その村には独立してる理由があった。
村人達は、神様を独占していたのだ。
この村の立地は御神木に囲まれた言わばパワースポット
神様が降りてくるにはうってつけだ。
500年に一度、天界から神が現世に顕現させる為、
村人達は、神の器を用意したのだった。
村にある唯一の神社
この神社に住まう神代家と呼ばれる一族が
神の器を用意する役目だ。
この年、ちょうど500年に1度の神が顕現せし年、
村人は、浮き足立ち、どのような神様が現れるのかと、今か今かと待ちわびていた
乙女ゲー転生したら女なのに王子って小説と繋がってます。