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冒険の幕開け

「お前って、ほんとザコいよな」


昔、ボス仲間のバハムートに言われた言葉だ。


他のボス仲間も同様に口を揃えて僕をザコいと罵倒した。


そう言われるのも仕方がないのかもしれない。冒険者が訪れる最初のダンジョン、始まりの洞窟のボスのゴブリンリーダー…それが僕だ。


右も左もわからなかった冒険者が冒険にもようやく慣れて来た頃、腕試しとして訪れる洞窟の最奥に位置するのが僕だ。


だが、所詮は最初のボス。


回復を怠ることなく物理で殴り続ければ楽に倒せる最弱のボス。…それが僕だ。


チュートリアルの延長戦にいるただのヤラレ役のボス。…それが僕だ。


他のボスと比べると明らかに弱い。だからボス仲間達にはずっとバカにされ続けていた。


魔法の塔のボスのファントムウィッチからは『魔法も使えないボスのクズ』と罵られ、オークの巣のボスのキングオークには『物理攻撃しか出来ないくせに力が貧弱』と侮辱され、天空の城のバハムートには『え?お前ってボスだったの?マジ?。モブ敵じゃなかったの?マジウケるんですけどぉ〜』とチャラくあしらわれた。


そういうわけでボスなのに肩身の狭い僕は薄暗い洞窟の最奥でひっそりと冒険者を待ち構えてはヤラれ、待ち構えてはヤラれを繰り返す日々を送っていた。


でもそれは仕方がないことだ。なぜなら僕が弱いのだから。


脆弱な僕にはこの薄暗いでひたすら冒険者にヤられるのが分相応なんだ。


ただ、そんな僕でも一つだけ、ワガママを言うならば…この薄暗い洞窟を飛び出して、広い空の下を自由に冒険してみたい。


だけど、それは僕にはただの夢物語だ。望むだけ虚しくなるだけの妄想だ。叶うはずもない儚い夢だ。


希望を持つのはやめよう、その方が楽になれるから。


弱い僕は、おとなしくこの洞窟でヤられるだけの日々を送ろう。


どうせ僕には、あの青い空など決して届かないのだから…。



ずっとそう考えていた…あの人に出会うまでは…。









シンとユーキとパーティを組んだ田中ちゃん一行は最初のダンジョンである始まりの洞窟で苦戦を強いられていた。


「師匠は下がっていてください!!こいつらは俺1人で十分です!!」


ゴブリン3体に囲まれる中、ユーキは師匠である田中ちゃんを庇うかのように立ち回っていた。


「お前らなんかに師匠の手を煩わせるわけにはいかないんだよ!!」


レベル11とはいえど、どっかの誰かさんとは違ってバランスよくステータスが振り分けられていたユーキは強かった。


レベル99の田中ちゃんが瀕死にまで追いやられたゴブリンを3体も相手に、ユーキは余力を残して勝利した。


「お待たせしました。先に進みましょう、師匠」


「…お、おう」


肉壁として機能すればいいなと思い、ユーキとパーティを組んだが、思いの外ユーキは強かったため、田中ちゃんは戸惑いながら返事を返した。


「どう考えてもユーキの方が強いのになにを偉そうにしてんの?ゴミ」


そんな田中ちゃんに横からナビィが茶々を入れた。


「ちょっとナビィさん、黙っててもらっていいすか?」


ユーキの活躍のおかげで一行は洞窟を難なく進むことが出来た。


ちなみにだが、レベル1であるシンはすでに死んでしまい、今は棺桶の中である。死因は空腹によるHPの枯渇である。全くゲームをやったことのなかったシンは自分が空腹の状態でHPが削れていたことにも気が付かず、そのまま事切れてしまったのだ。


そんな仲間の死を悲しむことなく、他のメンバーはただ哀れみの目で見下した。


「使えねえ…」


田中ちゃんは手向けの言葉をそう述べた。


そういうわけでパーティーは棺桶を担いで歩くユーキと田中ちゃんと監視役件、茶化し役のナビィの3人で洞窟を進んでいた。


それから何度かゴブリンの襲撃にあったが、ユーキの活躍により事なきを得た。…もうこいつ1人で十分だろ。


そして、とうとう一行はボスであるゴブリンリーダーが待ち受ける洞窟の最奥へとたどり着いた。


「とうとうボス戦だな…」


「分かるんですか?師匠」


「ここのボスはゴブリンリーダーだ、気を付けろよ、ユーキ」


元ゲームの管理者であった田中ちゃんはゲームの情報を熟知しているので、ここでボス戦が始まる事を把握していた。


この洞窟のボスであるゴブリンリーダーはその名の通り、ゴブリンたちを従えるボス。その性格は獰猛でおまけに知性もあるため、言語を話す事ができる。


だが、モブの敵とは違ってボスはNPC扱いなので、萌え豚によって例に漏れず美少女化しているだろうと田中ちゃんは予想していた。


しかし、予想に反して現れたのは女の子ではなく、小さな男の子であった。


「あっ、あの…えっと…よ、よくぞここまで来たな!冒険者よ!」


冒険者が現れた事に動揺しているのか、セリフがぎこちなかった。


「えっと…お、お前達が倒した同胞の仇を取ってやる!」


そう宣言するゴブリンリーダー(ショタ)は幼稚園児がお遊戯会で頑張ってする拙い演技のように見えた。


「…ナビィよ、NPCは全員女の子になったんじゃないのか?」


「マスター曰く、『ショタもイケるww』だそうです」


「あの萌え豚め…」


田中ちゃんとナビィが小声でそう話している中、ユーキはワナワナと震えていた。


「もしや…アレがボスとかじゃないですよね…師匠」


「いや、アレがここのボスだ」


「ふざけるなぁ!!ボスが子供とかファンタジー舐めてんのかぁ!?」


突然怒鳴りだしたユーキ。彼的にはここまでの冒険は悪くなかった。薄暗いダンジョンの中をゴブリンどもを剣一つで蹴散らしながら突き進む冒険は彼が求めていたものに限りなく近い。そして彼はここのボスがどんなものかとワクワクしていたのだが…結果は彼が求めていたものではなかった。


「俺はもっとなぁ…ちゃんと化け物と戦いたかったっていうのに…お前みたいな子供がしゃしゃり出んじゃねえ!!」


ユーキは運営への怒りを子供であるゴブリンリーダーにぶつけようと駆け出し、剣を振り上げた。


「ひっ!ごめんなさい!」


ユーキの気迫に負けたゴブリンリーダーが頭を守るためにとっさに持っていた棍棒を頭上に抱えた。


そして、ユーキはその棍棒ごとゴブリンリーダーを真っ二つにしてやろうと剣を叩きつけた…が、真っ二つになったのはユーキの剣の方だった。おまけに欠けた刃先がユーキの額に突き刺さった。


「…すみません、師匠。あとは宜しくお願いします」


いままでのゴブリンとの戦闘ですり減ったHPが額に刺さった剣によって底を付き、ユーキは戦闘不能になった。


「うわ、ダサ…」


ナビィの素直な感想が口から零れ落ちた。


「あ…あれ?もしかして…僕、倒したの?」


何が起きたか把握できていないゴブリンリーダーは辺りをキョロキョロと見渡しながらそんな事を呟いた。


「…とうとう盾が壊れたか」


優秀な盾の死を悲しむようにそう呟いた田中ちゃんは当たるかどうかは定かではないが、当たる可能性がなきにしもあらずな攻撃を仕掛けるためゴブリンリーダーとの距離を詰めはじめた。


「あわわわわ…も、もう一人いるよぉ…」


近づいてくる田中ちゃんに困惑するゴブリンリーダーは相手の情報を知るために、田中ちゃんのステータスを確認した。(このゲーム、他のキャラの名前とレベルだけは誰でも確認ができる)


そして、田中ちゃんのステータスを確認したゴブリンリーダーはそのレベルに驚愕した。


「レ、レベル99…」


所詮はチュートリアルの延長線上の自分が、レベルをカンストさせた最強のプレイヤーに敵うはずなどない。


己との力の差を悟ってしまったゴブリンリーダーは瞳にうっすらと涙を浮かべてその場にへたり込んでしまった。


「ふ、ふえええぇ…コワイヨォ…」


ズルズルと距離を詰める田中ちゃんへの恐怖のあまり腰が抜けてその場から動けなくなったゴブリンリーダー(ショタ)はそのまま泣きじゃくってしまった。


「うわ…小さい男の子を泣かせるのが趣味とか…性癖歪んでますね」


「黙れ、ナビィ」


「こんな小さい子供を怖がらせちゃって…可哀想とは思わないんですか?」


「は?所詮はゲームのキャラだろ?」


「血も涙もないですね」


相手がチュートリアルボスだろうが、容赦無く距離を詰める田中ちゃんはそのまま攻撃を仕掛けるため、拳を振り上げた。


レベルカンストから放たれる一撃に死を覚悟したゴブリンリーダーの脳裏には走馬灯が流れた。


ゴブリンリーダーの頭によぎったのはかつて、父である先代のゴブリンリーダーとした会話であった。


「ねえねえ、お父さん、洞窟の外の世界ってどんなところなの?」


まだ年端もいかない小さなゴブリンリーダーは父親にそんなことを尋ねた。


「さあな。俺も外の世界は見たことがないからな、どんなところかはわからない」


「お父さんも見たことがないの?」


「あぁ…我がゴブリンリーダー一族はこの洞窟の奥で冒険者を待ち構えるのが使命だからな。チュートリアルボスとして、冒険者の踏み台となるのが定めなのだ」


「お外に出ちゃダメなの?」


「そう言う決まりなんだ…少なくとも、この洞窟がある限りはな…」


「そうなんだ。…一度、見てみたいなぁ、外の世界」


「話によれば、この洞窟の中とは比べものにならないほど明るいところらしいぞ」


「そうなの?松明の火よりも明るいの?」


「あぁ、そんなものなんてちっぽけな明るさだぞ」


「そうなんだ!外の世界はとても明るいんだね!」


「あぁ、そうだ。外は明るい…きっと、目も開けてられないほどに…」


最後に脳裏に映ったのは、そう寂しそうに呟く父の背中だった。


かつては父とともに外の世界のことで夢を膨らませていたが、結局そんなものは夢物語でしかなかった。


一度はこの洞窟のボスという使命を捨てて、外の世界へと旅立とうとしたが、どういうわけかこの洞窟から出ることは叶わなかった。


いくら出口を探しても、どこまで歩いて行っても、結局はいつもの洞窟の最奥に戻って来てしまうのだ。


チュートリアルボスという因果から、逃れることは叶わなかった。


そしてそのうち外の世界のことは諦めて、こうしてここで冒険者を待ち構える生活に甘んじてしまった。


そしてその結果、レベルカンストから放たれる神の鉄槌によって、自分は木っ端微塵になってこの世から消えて無くなるのだ…。


結局はこういう運命なんだ…仕方ない。


だけど…


せめて…それでもせめて一つだけ願いが叶うとしたら…


一度でいいから…太陽の光というものを溺れるほど全身に浴びたかった。





そして…田中ちゃんの容赦の無い一撃が洞窟にこだました。


レベルカンスト、STR最大から放たれるその攻撃は…(以下省略)


洞窟内に巨大なクレーターができるのはもちろんのこと、衝撃のあまり洞窟のいたるところにヒビが生え、落石という形で洞窟は崩壊を始めた。


洞窟全体が崩れるほどの崩壊…それにもかかわらず、なぜかゴブリンリーダーには次々と剥がれ落ちていく落石が当たることはなかった。


止まらない崩壊は洞窟全体に次々と亀裂を生み出し、そして落石となって剥がれて行く…それはまるで、卵から生命が誕生するかのように…。


やがてゴブリンリーダーの体は暖かい何かに包まれた。


今まで感じたことのないその温もりは優しく誰かに抱きしめられたかのようだった。


眩しくて目がなかなか開けられなかったゴブリンリーダーだったが、次第にその光に慣れ、うっすらとだが、その瞳を開いた。


そして…目に飛び込んで来たのは一面の青と眩しいほどに輝く世界。


そう、田中ちゃんが放った攻撃は見事に外れ、その余りある衝撃は洞窟全体を崩壊させ、落石という形でゴブリンリーダーを襲ったのだ。


しかし、当然のことながらこれもゴブリンリーダーに当たることはなく、結果ゴブリンリーダーは無傷で陽の下に立つことになったのだ。


そうとは知らずに状況がいまいち把握できていないゴブリンリーダーはある考えが脳裏によぎった。


『もしかして…あの人が自分の夢を叶えてくれたのか…』


そう考えたゴブリンリーダーは辺りを見渡したが、それらしき人影は見当たらなかった。


そのおかげで確信は持てなかったが、きっとあの人が自分の夢を叶えてくれたということをゴブリンリーダーは信じて疑わなかった。


「…ありがとう」


決してその声はあの人に届くことはないだろうが、ゴブリンリーダーはそう小さく呟いた。


…もう、自分を縛る洞窟はなくなった。


僕はもう…自由なんだ!!。


それを知ったゴブリンリーダーは憧れの外の世界を肌で感じるために胸いっぱいに大きく息を吸い込み、そして…今まで吸ってきたものを吐き出した。


それはチュートリアルボスとの決別の証。




今から僕は…





そう決意を固めたゴブリンリーダーは最初の一歩を歩いた。


こうして、ゴブリンリーダー(ショタ)のクソゲー過ぎる世界のRPGが幕を開けた。










さて…所変わってこちらは教会…


「おぉ、勇者よ、死んでしまうとは情けない…」


所持していた全ブラットの代わりに教会の神父(幼女)の手によって生き返った田中ちゃん一行。


「自分で壊した洞窟の崩壊に巻き込まれて自滅とか…プー、クスクス」


ナビィが嘲笑する中、棺桶の中からゴブリンリーダーとの戦闘の様子を見ていたユウキは田中ちゃんにあることを問いただした。


「…あのぉ、師匠…つかぬ事をお聞きしますが…これはどういうことなんでしょうか?」


レベルがカンストしているにもかかわらず、チュートリアルボスに負ける体たらくを垣間見たユウキがとうとう田中ちゃんに疑いの目を向けたのだった。


「そ、それはだなぁ…」


「そりゃあステータスがSTR以外全部1だからに決まってるじゃないですか」


田中ちゃんがなんとか誤魔化そうとしたが、ナビィが意図的に口を滑らせた。


「…は?」


あまりに唐突な真実に疑問が隠せないユウキ。


「だ、か、ら…このゴミはレベルはカンストしててもステータスがSTR以外ゴミなんですって」


「あー…とうとうバレちまったか…」


嬉しそうに人の秘密をバラすナビィを前に田中ちゃんは隠すことを諦めてしまった。


「…それ、マジで言ってんの?」


今まで敬語で話していたユウキだったが、もはやその言葉からは敬意は感じられなかった。


「マジですが、それがなにか?」


完全に開き直った田中ちゃん。


「ふざけるな!!まるで使えないゴミのくせに師匠ヅラしてたのかよ!?こんなのただの詐欺だろ!?」


「は?知らないな。お前が勝手に弟子になっただけだろ?何キレてんだよ?」


「人のこと散々こき使いやがって…このポンコツがぁ!!」


「はぁ!?誰がポンコツだってぇ!?自分で壊した剣にやられるような奴に言われたかねえよ!!」


「お前だって自滅してるんだから人のこと言えないだろ!?」


たまりにたまった鬱憤をぶつけ合う二人。そんな二人をなだめようと完全に空気と化していたシンが割り込んだ。


「まぁまぁ、とりあえず落ち着いて…妹も一旦落ち着こうよ」


「うっせえ!!黙れよ!!…っていうか、私あんたの妹じゃねえから!!」


「…え?」


衝撃の事実に言葉を失うシン。


「そもそも!あんたがあの時ゴブリンリーダーを倒していれば何の問題もなかったんでしょーが!!」


「はぁ!?そもそも俺がいなかったらお前なんか道中のゴブリンにやられてるだろ!?むしろまともに戦ったの俺だけだろ!?」




そんな調子で揉めること1時間…


「…もう解散だ、こんなパーティ」


「そうね、それが一番手っ取り早いしね」


「妹…妹…じゃ、ない…」


怒鳴り合いと言う名の話し合いの結果、パーティを解散することにした一同。


「そうと決まればさっさと解散解散」


パーティの解散はパーティリーダーしか出来ないため、パーティリーダーである田中ちゃんはメニュー画面を開いたが、そこに現れたのは解読不明な文字列であった。


「…なにこれ?」


田中ちゃんがメニューに描かれた文字が読めずに困惑しているとナビィが口を挟んできた。


「実は最近、敬愛するマスターの英断によって、ゲームをアップデートしてINTが15以上ないと文字が読めないという設定をメニュー画面にも適応することにしたんです。そのおかげでINTが15以上ないとメニューが操作出来なくなったんです。だ、か、ら…メニュー画面を操作するにはINTを15以上にあげてくださいね〜♡」


やけに嬉しそうに丁寧に説明をするナビィ。


「えっと…つまり…パーティを解散するにはパーティリーダーである私がメニューを操作する必要があるが、そのためにはINTを15以上にする必要があって…しかしながら私のレベルはカンストしているわけで…」


「『俺たちの冒険はこれからだ!』っていうことですね♡」


こうして、俺たちの(絶望的な)冒険はこれからも続くことになったとさ。











おまけ


ナビィの解説コーナー!!


ナビィ「ハーイ!画面の前で私に跪いてるみんな!こんにちわ!。それじゃあ今回も本編を始めるよ!」


ナビィ「今回解説するのはパーティシステムだよ!パーティを組むことのメリットとデメリットを説明していくよ!まずパーティを組む一番のメリットはパーティ全体が戦闘不能にならない限り全滅扱いにはならないことだよ!パーティを組んでいないと戦闘不能になったその瞬間、ゲームオーバーになって全ブラッドを失って教会に戻させるんだけど、パーティを組んでいた場合、パーティのメンバーが全員戦闘不能にならない限りゲームオーバーにはならないよ!このゲーム、理不尽な死が多いから、基本的にパーティを組まないとやってられないよ!」


ナビィ「続いてデメリットは、パーティ全体で移動しなければいけないことだよ!例えば街から出るなら、パーティ全員で出ないと出れないし、同じように誰かが欠けていたらダンジョンにも入らないよ!だから誰かが死んで棺桶になっても、わざわざ持ち運ばなきゃいけなくなるよ!使えない奴は棺桶になってさらにパーティの足を引っ張ることになるね!やったね!」


ナビィ「他にもいろいろ機能はあるんだけど、いちいち説明してたらみんなのような低脳な頭がパンクしちゃうから、今日はこの辺にしておくよ!とりあえず、パーティは行動を共にしなければいけないということだけ覚えておいてね!」


ナビィ「そんなパーティシステムだけど、メニューをちょちょいといじるだけで簡単に組んだり解散することが出来るよ!親切だね!」


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