「夢」とは何か?
人が生きていく上で必要な「夢」。
普通、夢と言えば「作家になりたい。」「プロのアスリートになりたい。」「優勝したい。」等、創作活動やスポーツのような趣味のある人、または子供に限られた憧れを、連想なさる方が多いかと思います。
そして常識ある普通の大人は、大抵そんな夢を否定し、現実の生活を大切にするように諭します。
しかし。
夢のない人生は、かえって辛い現実を忘れるために、実生活から離れる事に夢中になり、必要以上にお金と時間を浪費し、中には中毒や依存性になって人生を潰してしまう場合がございます。
「そんなの極一部の話じゃないか。」
「自分は夢なんかなくても充実している。」
と言う反論は予測していますし、実際に夢がなくても、充実した生活をなさる方々を私は知っています。
私がお話ししている「夢」は、一言で言えば「生きる張り合い」の事です。
ですから、別に趣味がなくてもお子様やお孫さんの成長、仕事や部活動、アイドルの応援や日々の生活等が楽しみになっていれば、それ自体が立派な「夢」です。
全てが虚しくて、何事にも興味が持てない状態が、私が申し上げる「夢」のない状態です。
そして。
「夢」がないために、依存性や中毒等で人生が狂ってしまう方々は、決して少なくありません。
まず薬物乱用や覚醒剤などが社会問題になっていますし、若者の間で危険ドラッグが密かに出回っていたり、アルコール依存性やギャンブル依存性の人口も増えていたりします。
全て「夢」が原因とは限りませんが、私には無関係とは思えません。